小樽貴賓館/小樽市/にしん漁の網元が建てた「旧青山別邸」が見ごたえあり!
小樽にある国指定の “登録有形文化財” のひとつ「旧青山別邸」。
有料ですが建物内は内覧ができる他、中庭では “牡丹・芍薬・桜・梅・つつじ・あじさい” などが季節毎に楽しめます。
また 旧青山別邸は “にしん漁” 繁栄の象徴。
併設の「小樽貴賓館」では、“にしん” を使った料理を食べることもできます。
今回は こちらでランチを楽しんできましたので、その魅力をお届けします♪
「小樽貴賓館」への アクセス方法
「小樽貴賓館」があるのは、小樽市の “祝津”。
近くには、有名な観光施設 “小樽水族館” があります。
小樽近郊に住んでいる方の中には、行ったことがあるという人も多いのではないでしょうか?
車で向かう場合
車で向かう場合は、以下のルートで向かいましょう。
所要時間は 約13分~15分程度。
車であれば、そこまで時間はかからないと思います。
公共交通機関を利用して向かう場合
公共交通機関を利用して向かう場合は、バスの利用が便利です。
なお「⑩ おたる水族館線」に乗車の場合は、以下の点をチェックしておいてください。
ポイント
北海道中央バス「⑩ おたる水族館線」に乗車の場合は「小樽貴賓館 停」に停車します
ただし 運行は夏季のみとなります
確実に向かいたい方は、乗車時にあらかじめ運転手さんに確認しとくのがベターです。
店舗情報 | |
【店名】 | 小樽貴賓館 |
【住所】 | 北海道小樽市祝津3丁目63 |
【電話番号】 | 0134-24-0024 |
【営業時間】 | 【4~10月】11:00~14:30(食事)、11:00~16:30(喫茶) 【11~3月】11:00~14:30(食事)、11:00~15:30(喫茶) |
【定休日】 | 年末年始 |
【駐車場】 | あり(無料) |
【キャッシュレス決済】 | カード可 |
【公式サイト】 | http://www.otaru-kihinkan.jp/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
「小樽貴賓館」の “にしん” を使った贅沢ランチ
にしんお重 1870円(税込)
今回いただいたのは「にしんお重」。
にしんお重の内容
- にしんの甘露煮ごはん
- カニとダイコンのサラダ
- 茶碗蒸し
- お味噌汁
- お漬物
テリッテリな “ニシンの甘露煮” がメインのお重です。
しっかりと煮込まれ、味シミシミ。それを物語るのは 真っ黒なニシンの色。
甘露煮の甘じょっぱいタレは、ご飯や錦糸卵とベストマッチ!
ニシンの身はとてもふっくらとしていて、かる~く箸を入れるとホロっとくずれます♪
ダイコンサラダの上には “カニ” のむき身。
めったにみられない組み合わせがおもしろく、あっさり・サッパリ食べられました♪
このサラダが なかなか贅沢で、想定外の満足度にビックリです!
しゃこ棒寿司かけそばセット 1650円(税込)
こちらは 小樽の特産品のひとつ “しゃこ” の棒寿司と、あたたかい お蕎麦のセット。
お蕎麦の上の “にしん” は、ノーマルなセットにはついていません。
食べたい方は、別途料金で追加しましょう。
味がこくて 強いうま味の “シャコ”。
ギュッと詰まった たっぷりの酢飯に負けない、強い主張が◎!
濃いめのつゆと ニシンの甘いタレが、とても良く合いました。
しっかりと コシの強いお蕎麦が とてもおいしかったです♪
松花堂弁当(数量限定) 2530円(税込)
“お刺身・天ぷら・煮つけ・茶碗蒸し” などがセットになった「松花堂弁当」もおすすめ。
ランチにしては すこし値が張りますが、迷った時はこれ一択でしょう。
「小樽貴賓館」の メニュー一覧
“小樽貴賓館” の メニューを確認していきましょう!
まずは 季節のメニュー一覧です。
女子会ランチ | 1650円(税込) |
豆乳坦々うどん | 1100円(税込) |
しゃこ棒寿司かけそばセット | 1650円(税込) |
しゃこ棒寿司 | 1320円(税込) |
次は レギュラーメニュー の一覧です。
にしんそば | 1000円 |
山菜そば | 850円 |
天ぷらそば | 1100円 |
にしん棒寿司かけそばセット | 1300円 |
にしん棒寿司セット | 1000円 |
群来太郎丼 | 1200円 |
三食丼 | 1600円 |
いくら丼 | 2000円 |
えび天丼 | 1600円 |
にしんお重 | 1700円 |
にしんの甘露煮 | 600円 |
松花堂弁当 | 2300円 |
湯どうふ単品 | 1000円 |
湯どうふ御膳 | 3000円 |
特選 湯どうふ御膳 | 5000円 |
「小樽貴賓館」の 店内の雰囲気と営業時間
“小樽貴賓館” の レストラン は、建物に入って すぐ左手側にあります。
一般の方が食事をすることができるのは、建物の1階となります。
1階は 約80席で、大半はテーブル席となります。
奥には座敷席があり、どちらも窓から ステキな中庭が見渡せます♪
混雑時は仕方がないですが、できるだけ窓側の席に座るようにしましょう。
上階には “宴会” や “法要” などにも対応することができる広間が設けられています。
レストランの営業時間は 以下のとおりとなります。
営業時間
- 【営業時間】11:00~16:00
- 【ラストオーダー】14:30(食事)、15:30(喫茶)
「小樽貴賓館」に併設の「旧青山別邸」について
中庭について
小樽貴賓館の中庭には、四季ごとにいろいろな花が咲き乱れます。
今回の訪問は11月、中庭の植物は すでに “冬囲い” がされた後でした。
それでも 立派なことがわかる庭園。 これだけでも十分に目をうばわれるほどです。
それぞれの見ごろの時期は 以下のとおり。
桜 | 5月 |
牡丹 | 5月下旬~6月下旬 |
芍薬 | 5月下旬~6月下旬 |
シャクナゲ | 5月下旬~6月下旬 |
つつじ | 5月・7月 |
菖蒲 | 5月・7月 |
ゆり | 8月中旬 |
あじさい | 7月中旬~8月上旬 |
紅葉 | 9月下旬~10月 |
雪景色 | 12月~3月 |
できれば一度といわず、季節を変えて 二度三度訪れてみてください。
行くたびに違った風景がみれるはずですよ♪
“なかにし礼” 作詞の「石狩挽歌記念碑」も建立されています。
興味のある方は、合わせて ぜひご覧ください。
小樽貴賓館について
この中庭をながめながら ステキな食事をすることができるのが「小樽貴賓館」。
とくに 花が咲き乱れる時期は とてもキレイなことでしょう!
靴を脱ぎ 建物の中に入ると、そこには圧巻な光景!
北海道在住の日本画家が手がけた “天井画” が 広がる様子は、思わずカメラを構えたくなるほど とても絵になります。
なお 小樽貴賓館にはスリッパがないため、向かう場合 素足はさけましょう。
併設の「旧青山別邸」は “ゴールデンカムイ” の作中にも登場したこともあり、聖地のひとつとしても有名。
ファンなら必ず訪れたい場所のひとつです。
旧青山別邸について
明治から大正期にかけて、北海道のあちこちで盛んだったのが “ニシン漁”。
1897年に 漁獲量はピークの “約97万トン” にもなり、食用だけでなく肥料としても利用されてきた歴史があります。
そんな ニシン漁で発展した網元のひとつが「青山家」であり、こちらの「旧青山別邸」は そんな青山家の三代目 “政恵” が 1917年から約6年半の歳月をかけて建てた別荘です。
“旧青山別邸” の中を見学するには 入場料がかかります。
ポイント
- 【大人】1100円(中学生以上)
- 【子供】550円
- 【団体】1人 990円(10名以上の場合)
建物は、金に糸目を付けずにつくられた贅沢な仕上がり。
総工費は 現在の価格にして、なんと 30億円もかけた というのだからビックリです!
なお 建物の中は “写真撮影が不可”。
当時の財の限りをつくした 今みても豪華で見ごたえのある建物なので、実際に自分の目で楽しんでみてくださいね。
唯一 写真撮影が可能だったのが “枯山水”。
樹齢100年を超える 立派な赤松が とても映えます。
さいごに
今回は 小樽市の歴史ある建物 “小樽貴賓館” と “旧青山別邸” をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
“小樽貴賓館” の魅力をあげるなら 以下の3つ。
小樽貴賓館の魅力
- ニシン漁で栄えた “青山家” の繁栄の象徴 “旧青山別邸”
- 四季折々で姿を変える “小樽貴賓館” の見ごたえある中庭
- そんな中庭を見渡せる食堂で ニシンを使った料理を楽しめる
小樽を観光する場合、ぜひ選択肢にふくめてほしい建築物のひとつ。
国の登録有形文化財にもなった歴史ある建物を、思いっきり楽しんでくださいね!
店舗情報 | |
【店名】 | 小樽貴賓館 |
【住所】 | 北海道小樽市祝津3丁目63 |
【電話番号】 | 0134-24-0024 |
【営業時間】 | 【4~10月】11:00~14:30(食事)、11:00~16:30(喫茶) 【11~3月】11:00~14:30(食事)、11:00~15:30(喫茶) |
【定休日】 | 年末年始 |
【駐車場】 | あり(無料) |
【キャッシュレス決済】 | カード可 |
【公式サイト】 | http://www.otaru-kihinkan.jp/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
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