スイス・ドイツ菓子工房ビーネマヤ|札幌白石区南郷7丁目
@hokkaido.gourmet 本当においしい北海道グルメ情報は @eat_in_hokkaido をフォロー😋 / ドイツ・スイス・オーストリアのお菓子専門店🧁 「ビーネマヤ🐝」の魅力を取材🇩🇪🇨🇭🇦🇹 岩川社長と伊藤さん、作り手2人に話を伺いました👨🍳🎵 \ ▼運営サイトでさらに詳しく紹介してるよ💁♀️ https://mogtrip.jp/bienemaja/ ケーキよりも焼菓子メインで、常時50種以上!😲 複数国のお菓子を扱うから 本場よりもはるかに豊富なんです🍪✨ 挽き方・種類など 多種多様な原材料を使い分けていて 生地の種類が、一般的な洋菓子店よりもはるかに多い💡 (そこが大変でもあり、やり甲斐も感じる部分だそう💪) 本場の製法・おいしさを大切に作られていて ドイツへ行ったような気分が味わえる名店です ✈🇩🇪 取材中にひしひしと伝わる “ドイツ菓子愛”も素敵でした🥺❤️🔥 どれも素朴でホッとするおいしさ😌 ケーキも焼菓子に近いものが多く 「焼菓子好きの聖地」といっても過言ではない!🍪 土日限定のドイツパンもおいしいよ😋🍞 みんなもぜひ行ってみてねー☺🎵 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🏠ドイツ・スイス菓子工房 BIENE MAJA(ビーネ マヤ) @biene_maja.official 📍北海道札幌市白石区本通7丁目南7-27 ⏰11:00〜18:00 🈺 定休日:火曜、水曜 🚙 駐車場:1台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「おいしそう・行ってみたい」と思ったら いいね、フォローしてくれると励みになります🙇♀️♡ 最後まで読んでくれてありがとうございます🙏✨ ※店舗情報・価格は変更になる可能性があります。 来店前にお店へご確認ください。 ━━━━𐝏story━━━━━━━━━━━━━ 北海道全域を駆け巡るグルメライター「高井なお」です🙋♀️ “閉店する飲食店を減らしたい” という思いから2016年1月よりブログ運営を開始。 2018年にMOGTRIPを立ち上げ、現在に至ります。 地産地消のおいしいグルメを食べている時が 1番幸せ😋♡ 新旧問わず 穴場店を開拓するのも 大好きです。 飲食店のストーリー・こだわりなどの背景を知っていただき、お店選びの参考にしていただけるとうれしいです🍝🍣🍰 おいしい食べ物を育ててくれる「生産者」さん👨🌾👩🌾 それをおいしく加工してくれる「料理人」さん🧑🍳👩🍳 いつも本当にありがとうございます🙇♀️✨ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仕事のご依頼・メディア出演依頼も随時受付中☺️ お気軽にメッセージください📨 ━━━━𐝏Tag━━━━━━━━━━━━━ #北海道グルメ #北海道スイーツ #札幌スイーツ #ドイツパン #ドイツ菓子 #hokkaidogourmet ♬ Stylish cafe-style BGM – Hiro Hattori
札幌白石区にある「BIENE MAJA(ビーネマヤ)」は、2001年創業の老舗で、全国的に見ても珍しい〝スイス・ドイツ菓子〟の専門店。創業時から変わらぬレシピで作られるチョコレートケーキや、常時50種類を超える豊富な焼菓子が人気のお店です。また土日限定で登場するドイツパンにも注目!午前中に完売してしまうことも多い人気商品なんです。
オーナーの「岩川シェフ」は、かつて東京にあった名店〝スイス・ドイツ菓子ゴッツェ〟のウォルフガング・ポール・ゴッツェ氏の元で修業をつんだ経歴のある方。ドイツでマイスターの称号をもち、伝統的なスイス・ドイツ菓子を作り続けてきたゴッツェ氏と同様、流行にとらわれないクラシックなスイーツを作り続けています。
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お店の場所は白石区・南郷7丁目エリアで、地下鉄東西線「南郷7丁目駅」から徒歩7分ほどで到着します。
〝水源地通〟を国道12号線方面に進むと、コープさっぽろの向かいにお店の黄色い看板が見えてくるはずです。車で向かう場合は、店横にある駐車場(1台分)を利用することができます。
店舗情報
店名:スイス・ドイツ菓子工房 BIENE MAJA(ビーネマヤ)
住所:北海道札幌市白石区本通7丁目南7-27 ハイムミント1F
電話番号:011-862-4554
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜・水曜(火曜が祝祭日・イベントの場合は営業、水曜は営業の場合有)
駐車場:あり(店横1台)
キャッシュレス決済:各カード可(2,000円以上)
公式HP/SNS:公式HP / Instagram
外部サイト:ホットペッパー
地図を表示:Googleマップへ
「おすすめメニュー」
ビーネマヤのスイーツは、近年流行りの写真映えするものとは一線を画すクラシックさが大きな魅力。スパイスやクルミ・アーモンドなどのナッツ類を加えて作るドイツの伝統的な製法が用いられていて、どれも素材の風味が活きています。
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お店の代表的なスイーツが、チョコレートを使った3種のケーキです。中でもわたしのおすすめが「ゴッツェトルテ」。ビーネマヤのルーツとなる〝スイス・ドイツ菓子ゴッツェ(1978~2003)〟のオーナーで、ドイツでマイスターの称号をもつ〝ゴッツェ氏〟秘伝のレシピを元に作られています。
ほのかに香るスパイスや洋酒の風味が、ビターなチョコレートとバツグンの相性。また生地の中に刻みスライスアーモンドが練り込まれているのが特徴で、独特な食感がクセになります。ケーキの上にはゴッツェ氏から譲り受けた型で作ったチョコレートが飾られていて、しっかり〝GOTZE〟の文字も確認できました。
今風のケーキとの大きな違いが「生地」で、フワフワなスポンジ生地とは一線を画す、焼菓子を彷彿とさせる素朴な質感。口の中に広がるナッツの風味が、なんとも贅沢な逸品です。
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同じチョコレートケーキでも、より重厚感があるのが「ザッハトルテ」。オーストリアで誕生し〝チョコレートケーキの王様〟とも言われるケーキで、あんずジャムの優しい甘みとチョコレートから伝わるシャリッとした食感が特徴です。チョコレートの割合が多く少し重めなので、口どけのいい生クリームと一緒にいただきましょう。
またショートケーキがないビーネマヤで、ショートケーキの代わりという位置づけなのが「苺のカーディナル」です。同じくオーストリアのケーキ〝カーディナルシュニッテン〟を、ビーネマヤ風にアレンジ。メレンゲとビスキュイの生地でマスカルポーネクリームをサンドし、ふんわり軽ーく仕上がっていました。
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ビーネマヤに来たら、絶対に忘れてはいけないのが「焼菓子」です。とにかく種類が多いことで知られていて、その数は常時50種類を超えるほど!ドイツ・スイスだけでなくオーストリアのお菓子も並ぶため、本場ドイツのお店よりも豊富なのだそう。ケーキよりも、むしろ焼菓子目当てのお客さんの方が多いくらいなんです。
焼菓子といっても一般的な焼菓子とはことなり、どれもナッツやドライフルーツなどを贅沢に使ったものばかり。一番人気の「エンガーディナー」にはキャラメルであえたくるみがギッシリで、どこから食べてもカリッとした食感が。個人的に好きだった「モーンシュトゥルーデル」には、しっとりとしたマジパンの中にケシの実や洋梨などのドライフルーツがたっぷり含まれていました。
知らない名前がずらりと並ぶ焼菓子売場は圧巻!本場の郷土菓子に混じっている、ビーネマヤ考案のオリジナル菓子も見どころです。“鹿の背”の意味だという「レーリュケン」は、岩川シェフのイチ押し。はじめて食べた時に、おいしすぎて一気に1本完食したのだとか……!
メニューや店内の雰囲気などは ここで確認
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広い店内がせまく感じるほど、商品数がかなり豊富なビーネマヤ。焼菓子だけで常時約50種類程もあり、奥の大きなショーケースには20種類以上のケーキやタルトが並んでいます。さらに土日限定で〝手作りドイツパン〟の販売も行っていて、夏期はソフトクリームまで食べられます。
大きなガラス窓の奥にはキッチンがあり、タイミングが良ければ製造の様子をながめることも。なおイートインスペースはありません。
主なメニュー(訪問時)
・ゴッツェトルテ 580円
・トリュフェルトルテ 580円
・ザッハトルテ 600円
・苺のカーディナル 450円
腕をふるうのは、この道40年を超える「岩川芳久シェフ」。ゴッツェ氏との出会いがきっかけとなり、ドイツ菓子の道へ進みました。「ヨーロッパに行って勉強しなきゃな」と思い始めた20歳くらいの時に、偶然「ドイツ人のお店で若い人を探している」という話を聞き東京へ。当時の洋菓子といえば華やかなフランス菓子が主流でしたが、ゴッツェ氏のお店には派手さのないお菓子ばかり。最初は「これは違うかな…」とも思いましたが、一緒に並んでいたチョコレートケーキに魅力を感じ「これが覚えられるなら!」と弟子入りを決意しました。
ゴッツェ氏の元でスイス・ドイツ菓子を学んだ岩川シェフは、札幌清田区にある〝欧風洋菓子エル・ドール〟のシェフを勤めた後、2001年・42歳の時にビーネマヤを開業しました。店名の由来は、ドイツの文学作品「みつばちマーヤ(ドイツ語でビーネマヤ)」から。はちみつを使うお菓子が多いことや、お店のキャラクターにもピッタリだと考え、ゴッツェ氏にも〝グッドアイデア!〟と褒められたのだとか。
シェフにうかがったドイツ菓子の魅力は「他のお菓子では味わうことができないおいしさ」。ドイツ菓子は生地や材料・お菓子の種類がとても多く、技術やレシピを覚えるのがとっても大変。その反面、組み合わせ次第で他にはない風味や食感が生まれます。この違いがハッキリと表れるのが焼菓子。〝ケーキの数を少なくしてでも焼菓子をたくさん作る〟と、お店を開業する前から決めていたとシェフは言います。
それはさぞかし大変な作業では⁉と投げかけてみたところ、大変だと感じることはほとんどなく、色々なお菓子を自由に作れる楽しさの方が大きいのだと笑顔で語ってくれました。お菓子作りが大好きなのは今も変わらず、特に新しいお菓子のアイデアが浮かんだ時は、休日返上でお菓子作りに没頭してしまうほどなのだそうですよ。
そんな岩川シェフの右腕として活躍している「伊藤雅人さん」は、専門学校卒業後の2007年にビーネマヤに入社。東京・オーストリアでの修行のため一時お店をはなれていますが、2017年に復帰し現在に至ります。合わせて15年も在籍しているベテランで、ビーネマヤやドイツ・オーストリア菓子への愛が強いとても一途な職人さんなんです。
ビーネマヤで働きたいと思ったのは、今から約20年前。お菓子屋さんになりたいと思いはじめた高校3年生の頃でした。他のお店とは明らかにことなるドイツ菓子に興味を持ち、また仕事に厳しい岩川シェフの姿に刺激を受けたことが入社を決めるきっかけになりました。
ドイツ菓子を学ぶ内に、ドイツ語・ドイツ文化にも興味を持った伊藤さん。文字や言葉も勉強し、今では日常会話ができるくらいに上達したとうかがいました。今後は「ビーネマヤをもっと〝ドイツ旅行へ行った気分になれるお店〟にしたい」という夢を実現するため、このお店でしか味わえないおいしいお菓子を作り続けてくれるはずです。
1番印象に残っているのが、お2人とも終始笑顔でお話ししてくださったこと。ドイツ菓子への愛がひしひしと伝わってきて、毎日楽しみながらお菓子作りをされているのが容易に想像できました。お菓子がおいしいのも納得!まだ行ったことがないという方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。