アイハーブ「納税者証明(W8-BEN)」提出方法|書類の書き方と申請手順

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アイハーブ納税者証明

“iHerb(アイハーブ)” の 紹介プログラムを続けていると、「納税者証明」が必要になる場合があります。

仮に納税者証明の提出を怠った場合、Hyperwallet から 送金することができなくなってしまいます。

実際に提出した納税証明の書式

提出しなければならない書類は “すべて英語” で書かれているので、英語が苦手な筆者は 書類の作成にかなり時間がかかってしまいました‥。

面倒だからと後回しにせず、以下に記載する方法で 必ず早めに提出しておきましょう。

この記事でわかること
  • 納税者証明(W-8BEN)の 書き方
  • 納税者証明 の 記載例
  • 納税者証明 の 提出方法 など

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納税者証明 って「どんな時に」提出が必要なの?

納税者情報の提出が必要になったら、メールで直接連絡がきます

“納税者証明(W8-BEN)” の 正式名称は「Certificate of Foreign Status of Beneficial Owner for United States Tax Withholding」で、“アメリカの源泉徴収における受益者の海外在住の証明書” のこと。

すごく簡単に説明すると、“わたしはアメリカではなく日本に住んでいるので、日本で税金を支払います。源泉徴収しないで下さい” ということを伝えるための書面になります。

アイハーブへ 納税者証明の提出が必要となるのは「年間600USドル以上の紹介クレジット 又はプロモーションクレジットを獲得された場合」☑

提出が必要となった時点で アイハーブから直接メールが届くので、メールが届いたら速やかに対応しましょう。なお 納税者証明(W8-BEN)の書式は、Hyperwallet の中で 取得することができます。

⇒ 書式の取得方法は 後ほど解説

注意

納税者証明(W8-BEN)の提出が必要となった場合、書類を提出するまでは 紹介クレジットのキャッシュアウトができません

参考:アイハーブ 使用許諾の条件

納税者証明 の「提出手順」

手順をよ~く確認しながら、ひとつずつ進めましょう

まずは、納税者証明の提出手順を確認しておきましょう。

STEP
納税者区分を選択
  • 米国人を選択(米国の市民・居住者・法人の場合)
  • 外国人を選択(米国の非居住者・外国の会社の場合)
STEP
納税者証明(W8-BEN)をダウンロードする
  • Hyperwallet の中で 取得可能
STEP
記入した納税者証明を印刷する
  • 直接入力可能なところは あらかじめ入力
  • 印刷するのは、直筆のサインが必要なため
STEP
直筆した納税者証明をスキャンする
  • スキャンした書面が 提出する書類となります
STEP
納税者証明を提出する
W-8BEN Form は ここからダウンロードが可能

手順で 特にむずかしいところはありませんので、問題となるのは “納税者証明” の 書き方のみ ☑

次の項目で 記入の仕方を説明しているので、参考にしてみてください。

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納税者証明 の「書き方」

Part ごとに 分けて説明します

納税者証明(W8-BEN)は、記入パートが3つに分かれています。

各パートごとに分けて、具体的な記入方法を確認していきましょう。

納税者証明(W8-BEN):PartⅠ

PartⅠ:氏名・住所などを記載するパート

PartⅠは「Identification of Beneficial Owner(受益者の識別)」。

氏名や住所、納税番号(マイナンバー)などを入力していきます。

記入欄
Name of Individual who is the beneficial Owner
  • 個人名を 英語で、「名・姓」の順で 署名しましょう
  • 例:佐藤一郎の場合 → Ichiro Sato
記入欄
Country of citizenship
  • 国籍を英語で記入しましょう
  • 日本だったら「Japan」と記入します
記入欄
Permanent residence address
  • 現住所を該当欄ごとに分けて 英語の表記方法で記入しましょう
  • 次の様なサイトで 英語の表記方法が作成できます(君に届け!JuDress

記入例:東京都千代田区霞が関1丁目1-1 Aビル 101号室 の場合

  • 住所1:#101 1-1-1 Kasumigaseki
  • 住所2:Chiyoda-ku, Tokyo-to 100-0013
  • 住所3:Japan
記入欄
Mailing address (if different from above)
  • 書類の郵送先が現住所とことなる場合に記入
  • 書類の郵送先が現住所と同じ場合は 空欄で大丈夫です
記入欄
U.S. taxpayer identification number (SSN or ITIN), if required
  • 米国納税者番号を記入
  • 大半の方は 米国納税者番号がないはずなので、基本 空欄で大丈夫です
記入欄
Foreign tax identifying number
  • 米国以外の納税者番号を記入
  • 日本人の場合は「マイナンバー」を記入しましょう
  • 「6b」には マイナンバーを提出しない場合や マイナンバーを提出する必要がない場合のみ ☑(通常は空欄のまま)
記入欄
Reference number(s)
  • 自分の「アイハーブ紹介コード」を記入しましょう
  • 当サイトの場合「DJQ6819」と記入
記入欄
Date of birth (MM-DD-YYYY)
  • 生年月日を「MM-DD-YYYY」の形式で記入しましょう
  • 区切りは「-」「/」どちらでも大丈夫です
  • 例:2023年3月31日 → 3-31-2023、3/31/2023

納税者証明(W8-BEN):PartⅡ

PartⅡ:9に JAPANと記載

PartⅡは「Claim of Tax Treaty Benefits(租税条約の利益の請求)」。

受益者が 米国と租税条約を締結している国に居住している場合、居住している国名を記載する必要がある欄の様です。

記入欄
I certify that the beneficial owner is a resident of …
  • 「Japan」と 記入しましょう
  • 直訳すると「私は、受益者が以下の居住者であることを証明します」という意味となります
記入欄
Special rates and conditions
  • 記入欄9で書ききれなかった内容を この欄に記入しましょう
  • 特になければ空欄のままで大丈夫です

納税者証明(W8-BEN):PartⅢ

PartⅢ:印刷して直筆で署名

PartⅢは「Certification(認証)」。

書面を印刷して、「手書き」で 署名・署名日を記入します。

署名
I certify that I have the capacity to sign for the person identified on line
  • チェックボックスに チェック ☑ を入れましょう
  • 「署名する資格があることを証明します」といった意味の様です
署名
Signature of beneficial owner
  • 個人名を 英語で「名・姓」の順で 署名しましょう
  • 例:佐藤一郎の場合 → Ichiro Sato
署名
Print name of signer
  • 個人名を 英語で「名・姓」の順で 署名しましょう
  • この欄は、ローマ字での署名が必要です
  • 例:佐藤一郎の場合 → Ichiro Sato
署名
Date(MM-DD-YYYY)
  • 署名日を「MM-DD-YYYY」の形式で記入しましょう
  • 区切りは「-」「/」どちらでも大丈夫です
  • 例:2023年3月31日 → 3-31-2023、3/31/2023

記入が終わったら、署名した書類をスキャンして 提出する準備をしておきましょう。

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納税者証明 の「提出方法」

ここをタップして 書類をアップロードします

納税者証明(W8-BEN)をダウンロードしたページの すぐ下に【ファイルを選択します】というボタンがあるので、ここに先ほど用意した書類をアップロードしましょう。

もしもファイルを送ることができなかった場合は、別のブラウザを試してみましょう。

提出時の注意点
  • 署名は必ず 直筆で行いましょう
  • 署名日から “5日以内” に 書類をアップロードしましょう。5日以上経過した書面は “有効期限が切れた” とみなされます

提出した書類が間違っていたら、アイハーブが指摘してくれることもあります

わたしの場合 一度記入するべき箇所を見落として提出してしまいましたが、アイハーブ側が指摘してくれました。

必要な署名の内 “ローマ字” での記載分が抜けていたのが原因で、すぐに訂正した新しい書類を送付しました。なお再送の際に 以前の書類を再利用する場合は、署名日から5日が経過していないかをよーく確認しておきましょう。

このメールが来たら 確認が完了した証です

手続きが完了したら、アイハーブから 上記の様なメールが届きます。

このメールが届いたら、これで いよいよ送金することができる様になる訳です。


アイハーブ の「納税者証明」まとめ

アイハーブの紹介プログラムを 長く続けている場合、さけて通れないのが “納税者証明” の提出 ☑

ポイント
  1. 簡単に説明すると “日本で税金を払うので 源泉徴収しないで下さい” ということを伝える書面のこと
  2. 年間600USドル以上のクレジットを獲得した場合に提出が必要
  3. 納税者証明の提出を怠った場合、Hyperwallet から 送金することができない

書類がすべて英語で書かれているので、英語がわからない方は 苦手意識が強くなるのは当たり前のこと。ただし後回しにしても いつまでも送金ができないままになるだけなので、面倒な作業は パパっと終わらせてしまうのが吉です。

わたしには とっても面倒な作業でしたが、わたしでもできたのだから 皆さんなら簡単にできるはずです。

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