布袋本店/札幌市/テイクアウト・デリバリーOK!手間ひまかけた布袋のザンギ
北海道のソウルフード「ザンギ」。
ザンギとは、鶏肉をしょうゆやしょうがなどに漬けこみ、片栗粉をつけて揚げた鶏の唐揚げのこと。
ザンギといえば、「中国料理 布袋(ほてい) 本店」を頭に思いうかべる道産子が 多いのではないでしょうか。
1998年に創業し 20年以上もの間、地元民から圧倒的な支持をえている「布袋 本店」。
世間はコロナウイルスの影響で 売上が大幅に落ちているにもかかわらず、全く影響を受けていないというから驚きです。
関連記事
北海道のみならず、今や全国的にも人気を博しており有名人も多く来店している同店。
(最近では 渡辺直美さんや 若槻千夏さんが来店したそう)
今回は看板メニューのザンギを実食、店長 相馬さんにもたっぷりとお話を伺ってきました!
早速紹介します♪
「中国料理 布袋 本店」アクセス方法
「中国料理 布袋 本店」さんがあるのは札幌中心部の大通エリアで、「西11丁目駅」寄りの市電通り沿いです。
最寄り駅
- 札幌市営地下鉄 東西線「西11丁目駅」3番出口より徒歩約5分
- 札幌市営地下鉄「大通駅」10番出口より徒歩約9分
- 札幌市営地下鉄 南北線「すすきの駅」2番出口より徒歩約13分
- 札幌市電「西8丁目電停」より徒歩約2分
市電通りに面しているため 市電が1番便利ですが、上記3つの地下鉄駅から徒歩圏内なので地下鉄でも◎。
車で向かう場合は、近くのコインパーキング(隣と向かいにあります)を利用しましょう。
布袋のザンギが7個!
ボリューム満点の定食
ザンギ定食【A】
- ザンギ(7個)
- ごはん
- 味噌汁
- サラダ
- 漬物
「ザンギ定食【A】(税込 940円)」は、布袋名物 ザンギがたっぷり7個もついた定食です。
さっくり衣に ジュワっとあふれ出る肉汁。
薄すぎず、ちょうどいい厚さのカリカリ衣が、お肉をしっかりと包み込んでいます。
芯まで味がしみたジューシーなお肉と、表面の塩がピリっと効いて、ごはんが進む。
こぶしくらいの大きさがあり 食べ応えも充分です!
おいしさの秘密は?
温度のちがう3種類の油で3度揚げすることで、サクサクの衣を実現。
オープン当初は2種類の温度の油で2度揚げだったが、現在はさらに手間をかけることでさらにおいしくなっている。
たっぷりタレをかけても…… 衣が「サクっ♪」
これは3度揚げしているからこそ成せるワザ。
社長自ら開発したという ”特製ザンタレ” は酸味が強く、サッパリ感強し。
個人的にはプレーンで食べるよりも、こちらの方がしっくりきました。
布袋のザンギ豆知識
創業当時の まだザンタレがなかった時代は、もっと ”濃い味” に仕上げていた。
現在は薄味に変化しており、ザンタレとの調和がとれるよう 考えられている。
食べ切れなかった3つを テイクアウト用に包んでいただきました。
時間を変えて自宅で食べられるのは とってもうれしい♡
「中国料理 布袋 本店」の人気メニューTOP3
ひと口大にカットしたザンギがゴロゴロ入っている「ザンギ炒飯(税込 890円)」。
お客様には、「ザンギとチャーハンが一緒に出てくるのかと思った」とよく言われるそうですが、ザンギは完全にチャーハンの具材ですw
「ザンギ炒飯」誕生秘話
せっかく手間をかけてつくったのに、規定よりも少し小さいだけでハジかれてしまう規格外のザンギたち。
これを活かすことはできないか、と布袋の会長 佐藤 勲(いさお)さんが考案したのがこの「ザンギ炒飯」。
自分の孫にも食べさせられるものを、とあえてスパイスなどは効かせずマイルドな味に仕上げているそう。
口に入れた瞬間、ギャップに驚きました……!
ネーミングや見た目からガッツリ系を想像していたのですが、口に広がったのは真逆のマイルドな味。
調味料のせいなのか、ザンギ自体もやさしい味。いつもの“布袋のザンギ”とはひと味ちがうおいしさ♪
食べ終わって少したつと、また食べたくなる中毒性もたまりませんw
約2人前あろうかという量と、このおいしさで890円はお得。
毎回「ザンギ炒飯」しか頼まない、というツワモノもいるのだとか……!
まだ食べたことがないというあなたは、ぜひ1度チャレンジしてみてください。
ラーメンの上に麻婆豆腐がたっぷりかかった「マーボー麺(税込 890円)」。
麻婆豆腐の下には、黄色の中太ちぢれ麺がかくれています。
こちらもずっしり、かなりのボリュームです!
前半は麺が、後半は麻婆豆腐が味の主役。時間とともに変化する楽しい逸品♪
さらに!テイクアウトして時間が経ってから食べてみたところ、これも絶品でして……!
麻婆の餡をすって太くなったラーメンが また旨い。
まさかテイクアウトしてもおいしいとは 驚きでした!
1番人気はこちらの「ザンギ定食【B】(税込930円)」!
セット内容
- ザンギ(4個)
- 小マーボー
- ミニサラダ
- ごはん
- 味噌汁
- 漬物
人気メニュー「ザンギ」と「麻婆豆腐」が同時に味わえて、税込1000円以下なんて……!
夢のようなセットですよね♡
“小” マーボーと言っていますが、やはりそこは布袋。
一般的な小鉢の倍以上のボリュームですw
大人のこぶしよりも大きなザンギが4つ。
食べ切れるかちょっと不安……という方もいらっしゃると思いますが、別皿の「ザンタレ」で酸味をプラスするとあら不思議。
気づいたら完食している、なんてことになりかねません!
甘酸っぱいザンタレをつけてさっぱりといただくのが好きです♡
もし食べきれなかったら 持ち帰ることもできますよ♪
フードは全部で70種類以上!
「中国料理 布袋 本店」のメニュー一覧
※表示価格は全て税込。
- マーボー麺 890円
- マーボー麺+小ライス 960円
- 五目ラーメン 830円
- 肉絲ラーメン 870円
- 麻婆春雨ラーメン 870円
- しょう油ラーメン 660円
- みそラーメン 660円
- ジャージャー麺(冷麺) 870円
- 五目あんかけ焼きそば 830円
- 肉絲あんかけ焼きそば 870円
- 焼きそばと小ライスのハーフ&ハーフ +50円
- 麺類+ライス +150円
- +小ライス +100円
- +半炒飯 +300円
- 各種大盛 +100円
ご飯
- マーボー飯 890円
- 中華丼 830円
- 肉絲丼 870円
- チャーシュー丼 870円
- 炒飯 830円
- ザンギ炒飯(カレー味) 890円
- カレーライス(ザンギ2個付) 760円
- 布袋弁当(14時まで) 500円
- 小ライス 160円
- ライス 260円
- 大ライス 360円
- 各種大盛 +100円
- ご飯類+小麻婆豆腐 +300円
定食
- ザンギ定食【A】(ザンギ7個) 940円
- ザンギ定食【B】(ザンギ4個+小麻婆) 930円
- 酢豚定食 900円
- 麻婆豆腐定食 900円
- 麻婆春雨定食 900円
- 蒸し餃子定食 870円
- 野菜炒め定食 900円
- 自家製焼売定食(ザンギ1個付) 870円
- レバニラ炒め定食 900円
※レバー入荷時のみ - 各種ご飯大盛 +100円
- 白米を半炒飯に変更 +200円
- 定食+小麻婆 +300円
- 各種おかず大盛 +250円
※ザンギ定食以外
去年から提供をはじめた「布袋弁当(500円)」は、ザンギ2個とミニ麻婆飯がセットになったもの。
イートインする場合は お味噌がセットに、テイクアウトの場合はフタをしてこのまま持ち帰ることができます。
11~14時の間なら、週末のみならず平日でもOK。
こんなにお得だというのに、 メニューを見ずに注文する常連さんが多くを占めていたため、発売してから3か月以上 ほとんど出なかったのだとか……!
ですが 現在はこれを目当てに来店する方が増え、1日50個以上を売り上げる人気メニューに昇格しました。
ひと昔前は「布袋といえば ”マーボー麺” 」でしたが、現在はザンギがダントツ1位。
1日に出る数は なんと 3,000個以上!
(想像を絶する数ですよねww)
その1つ1つを3度揚げしているのかと思うと… 頭が下がります。
こんなに多くを売り上げても、手間を惜しまないのが人気の秘密なのでしょう。
夜は2種類の「晩酌セット」のほか、コース料理(2,500円~7,000円まで応相談)も用意しています。
1,500円で飲み放題をつけることも可能。
なんですが!
宴会限定でドリンクの持ち込みができるって、知ってましたか?
なんと「布袋 本店」の宴会は、今も6割が持ち込みで開催されているそうです。
ドリンク持ち込みの場合
- 最初の1杯のみ、ドリンクオーダー必須
- グラス、氷等全て用意してくれる
- ゴミまで処理してくれる
そして、定食以外のすべてのメニューがテイクアウトに対応しているため、テイクアウトで利用されるお客様も多いです。
電話で注文してから提供までの目安時間が 15分程度 と、気軽さも魅力的。
「中国料理 布袋 本店」の店内
地元客と観光客の割合は、観光シーズンはが7対3、それ以外は9対1と、圧倒的に地元客に支持されている「中国料理 布袋 本店」。
お昼と夜、1日に2回来店するサラリーマンの方も 少なくないのだとか。
2階に和室2部屋と大広間があり、席数は全部で82席。
平日15:00でも1階の半分以上の席が埋まっていて とても活気がありました。
ランチタイムだけでこの82席が 2.5回転し、さらにテイクアウトも加わるのだから、そうれはもう 尋常じゃない忙しさです。
レジ横では、北海道小清水町の銘菓「ほがじゃ」とコラボした、ザンギ味ほがじゃも販売中♪
出前館でデリバリーも可
オープン以来、出前はお断りしていたそうですが、ついに!2020年4月1日から「出前館」でデリバリーがスタート!
「行きたいけどなかなかお店までは行けない」という方はぜひチェックしてみてくださいね!
「中国料理 布袋」の支店・姉妹店一覧
中国料理 布袋 赤れんがテラス店
札幌駅から徒歩約3分の「赤れんがテラス」3階、フードコート内にある「中国料理 布袋 赤れんがテラス店」。
約240席ある共用イートインスペースで、カジュアルに食事を楽しむことができます。
くわしくはこちら
ちなみに「赤れんがテラス店」は、デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」にも対応しています。
参考記事
布袋点心舗 弁財天(べんざいてん)
大通エリア・狸小路商店街のアルシュビル 5階に入る「布袋点心舗 弁財天」。
全58席の店内はシックな雰囲気で、おひとりさま用のカウンター席から半個室のテーブル席まで完備しています。
こちらのおすすめは、四川料理と熟練の職人による “手包み点心” !
痺れる辛さの「麻婆豆腐」や、自家製皮がもっちもちの「木の葉焼き餃子」など、どれを食べてもワンランク上のおいしさなんです♪
「布袋点心舗 弁財天」は デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」にも対応しており、限定セット・オードブルなどもコスパが高くておすすめです!
寿司・中華料理 福禄寿(ふくろくじゅ)
JR札幌駅から徒歩約10分の 札幌中央ビル 3階に入る「寿司・中華料理 福禄寿」。
新鮮な海鮮を、職人が握る「お寿司」と 素材のうま味を引き出す「中華料理」で、同時に味わうことができる ありそうでなかったお店です。
正直に言うとお寿司はそこまで期待していませんでしたが……
おいしいお寿司と布袋のザンギが同時に味わえるなんて至福すぎ♡
こちらも デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」に対応しているので、自宅で楽しむこともできちゃいますよ♪
「中国料理 布袋 本店」まとめ
「中国料理 布袋 本店」は1998年の創業以来、20年以上ものあいだ札幌市民から絶大な人気をあつめています。
昨年4月から店長を務めているという相馬さんは、ホテルで勤務経験があるサービスのプロフェッショナル。
今後の目標
- 創業当時から築いてきた ”いい部分” は残しつつ、時代のニーズに合わせてもっと変化をしていきたい
- まだまだ可能性を秘めているお店なので、どんどん新しいことに挑戦していきたい
「もっと気持ちよく、もっと楽しく、お客様に利用していただく方法を常に考えている」
そう教えてくれました。
32歳という若さで、勢いと貫録の両方を持ち合わせていてスゴイ!
近くのおすすめグルメ
LINEやInstagramなどSNSをはじめたり、さまざまな飲食店とのコラボ商品を発売していたり……
老舗店のイメージを払拭するような挑戦をされていて、今後も目が離せない「中国料理 布袋 本店」さん。
今日の夜は久しぶりに
”布袋のザンギ” をテイクアウトで味わってみては?♪
中国料理 布袋 (ほてい)本店
【住 所】 北海道札幌市中央区南1条西9丁目1
【電話番号】 011-272-4050
【営業時間】 11:00~22:00(L.O.21:00)※水曜のみ11:00~14:00
【定休日】 日曜・第3土曜
【駐車場】 なし(近くにコインパーキングあり)
【キャッシュレス決済】
【公式ホームページ】 公式HP