ラーメン鴨鍋 純平|札幌西区琴似

琴似にある「ラーメン鴨鍋 純平」は、かつて琴似エリアで人気を博した〝ラーメン一平〟の味を継承したお店。人気メニューの〝塩ラーメン〟は、どこか懐かしさも感じられる昔ながらのビジュアルですが、これがなかなかにハイクオリティ!またメニューには、ちょっと珍しい〝鴨南ラーメン〟なんてものも並びます。
なお同店は、もともと〝焼鳥屋さん〟としてオープンしていたお店。2017年にこれまでの焼き鳥屋さんから、ラーメン屋さんへと業態変更した歴史があります。そのためか、夜はラーメンも食べられる居酒屋へチェンジ!人気メニューの〝鴨鍋〟などを肴に、おいしいお酒をいただきましょう。
ラーメン鴨鍋 純平の「店舗情報」

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お店の場所は札幌市西区の「琴似エリア」で、地下鉄東西線「琴似駅」5番出口の目と鼻の先。すぐ横にある高層マンションの隣の建物なので、迷うこともないはずです。
駐車場は、店裏に2台分ほど用意されています。ただ縦列駐車で線引きされている訳ではないので、正式な区画は分かりませんでした。満車と思った場合でも、一度店主さんに確認してみるのがベターでしょう。
店舗情報
店名:ラーメン鴨鍋 純平
住所:北海道札幌市西区二十四軒4条5丁目10-14
電話番号:011-621-0013
営業時間:11:30~14:30、18:00~24:00
定休日:月曜
駐車場:あり(店裏2台)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:X
外部サイト:-
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「人気・おすすめメニュー」

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おすすめは、この純平オリジナルの「鴨南ラーメン」。お店の業態変更以前から提供していたという〝鴨鍋〟とラーメンが融合した一杯です。特徴的だったのが、たっぷりの鴨肉とネギ。札幌でもめずらしいスタイルです。
スープは醤油味の〝清湯(ちんたん)スープ〟。表面に油膜が張るほど油たっぷりなのに、見ためほどくどくなく意外とサッパリ。また塩味がまろやかでコク深く、ついついレンゲが進んでしまうベストな塩梅でした。
麺は、少し細めの〝中太縮れ麺〟。プリっとした弾力の良い麺で、この麺がスープをしっかりと持ち上げます!メインの鴨肉は、クセがなくキュッキュッとした爽快な歯ごたえ。意外とクセもなく、噛むほどにうま味がにじみ出してきました。これはおいしい!

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絶対に食べておきたいのが、人気の一杯「塩ラーメン」。キャッチコピーは〝昔ながらの味わい〟。澄んだスープの上には〝お麩・なると・ほうれん草など〟の昔ながらの具材が散りばめられていて、どこか懐かしさが感じられる仕上がりでした。
透き通った清湯スープはシンプルな塩味。ハッキリとした塩の角を、トンコツ・香味野菜のダシが味をまろやかにまとめていました。アッサリ系かとおもいきや、スープの表面に浮かぶキラキラの油膜が適度にコクをプラス。プリプリの麺とも相性バツグンでした。

意外にもおいしかったのが〝お麩〟で、スープをたっぷり吸ってしっとりトロトロの食感に。驚くほどキメが細かくてなめらかな質感がたまりませんでした!
メニューなどは ここで確認


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純平は〝ラーメンの一平〟から味を受け継いだお店。一平でも人気だった塩ラーメンを中心に〝醤油・味噌・担々麺〟などがメニューに並びます。おすすめは本記事でもご紹介した「鴨南ラーメン」。ネギも鴨肉もたっぷりで、とてもおいしかったです。
また忘れてはいけないのが〝ラーメン居酒屋〟としての側面があるお店だと言うこと。夜限定で〝一品料理〟の提供も行っています。メンマ・味玉・ネギチャーシューの様なラーメンの具材から、餃子・ソーセージ・馬刺しまで、いろいろなメニューが並びます。特に注目なのが〝鴨吸い〟。これを肴に飲むお酒は、きっと格別でしょう。
主なメニュー(訪問時・ランチ)
・塩ラーメン 900円
・醤油ラーメン 900円
・味噌ラーメン 900円
・わかめラーメン(塩・醤油) 各900円
・担々麺 900円
・鴨南ラーメン 1,300円


カウンター5席の他にテーブル席が3卓あり、全部で17席程ありました。店内はリニューアルされていて、外観からは想像がつかないくらいとてもキレイ。また適度な高さの敷居が設けられていたので、回りを気にせず食事を楽しむことができました。
店主の「南谷純平さん」は、コンサドーレ札幌のチームスタッフを経て、2007年に前身となる〝焼鳥 純平〟をオープン。ラーメンの提供を開始したのは、2017年の業態変更以降。2013年に閉店した〝ラーメン一平〟の店主さんに、直接ラーメンの師事を受けたのだそうです。



店主さんにお話を伺うと意外や意外!1番人気メニューは、オープンしてから今までずっと「鴨鍋」なのだそう。なるほど、だから店名の頭に〝ラーメン鴨鍋〟がついているんですね。いつか鴨鍋も食べてみたいです!
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