日本のビールの歴史が分かる”サッポロビール博物館”!限定ビールも味わおう!
札幌の有名な観光地といえば‥
札幌観光地
- 札幌市時計台
- 北海道庁旧本庁舎
- 札幌テレビ塔
- 大通公園
- さっぽろ羊ヶ丘展望台 など
北海道内179市町村を全走破したわたしが、その中から今回は‥
本記事は、特にこんな方におすすめ。
札幌の旅を、思いっきり楽しんでくださいね♪
「サッポロビール博物館」への アクセス方法
「サッポロビール博物館」があるのは、札幌駅から約2kmはなれた ”サッポロガーデンパーク内”。
タクシーを利用した場合、所要時間 ”約5分”、運賃の目安は ”約1000円” です。
車で向かう場合の駐車場について
サッポロビール博物館には無料駐車場があります。
利用可能時間は6時間までで、認証が必要となります。
電車で向かう場合
- JR 函館本線「苗穂駅」で下車し、北口より 徒歩8分で到着
JR「苗穂駅」は 札幌駅の隣の駅で、乗車時間は約2分、運賃は200円(2021/1/15 現在)となります。
地下鉄で向かう場合
- 市営地下鉄 東豊線「東区役所前駅」で下車し、徒歩 約10分で到着
地下鉄「東区役所前駅」は 札幌駅の二駅先の駅で、乗車時間は約4分、運賃は210円(2021/1/15 現在)となります。
バスで向かう場合
- ① 札幌駅北口 2番乗り場から 中央バス「苗穂北口線(東63)」に乗車し「北8条東8丁目 停」で下車後、徒歩 約3分。
- ② 札幌駅北口 2番乗り場から 中央バス「直行便 サッポロビール園・アリオ線(188)」に乗車し「サッポロビール園 停」で下車後すぐ。
- ③ 札幌駅南口(東急百貨店の南側)より 中央バス「サッポロビール園・ファクトリー線(環88)」に乗車し「サッポロビール園 停」で下車後すぐ。
どの乗り場からバスにのっても、運賃は210円(2021/1/15 現在)となります。
乗車するバスによって乗り場が変わるので、あらかじめ場所を把握しておきましょう。
⇒ 札幌駅北口バス乗り場の場所
⇒ 札幌駅南口 東急ストア南側バス乗り場の場所
「サッポロビール博物館」の 営業時間や入場料などについて
営業時間、休館日
営業時間・休館日などは 以下のとおり。
営業時間・休館日
- 【営業時間】11:00〜18:00
- 【休館日】毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
入場料
入場料は 自由見学の場合 無料ですが、ツアーガイド付きの “プレミアムツアー” に参加した場合は有料となります。
プレミアムツアー参加料
対象 | 料金 |
大人 | 500円 |
中学生~20歳未満 | 300円 |
小学生以下 | 無料 |
- 「黒ラベル」「復刻札幌製麦酒」各1杯 テイスティング付
- お酒が飲めない方は「ノンアルコールビール」「ソフトドリンク」から2杯
- 未成年の方は「ソフトドリンク」から2杯
なお テイスティングを楽しみに “サッポロビール博物館” にむかう場合、以下の点には注意です。
注意
車での来場の場合、ビールの試飲ができません
サッポロビール博物館 施設概要など
住所など 建物の概要については、以下をご参照ください。
【施設名】 | サッポロビール博物館 |
【住所】 | 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1 |
【電話番号】 | 011-748-1876 |
【営業時間】 | 11:00~17:00 |
【休館日】 | 毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日 |
【駐車場】 | あり |
【入場料】 | 大人500円 / 中学生~20歳 300円 |
【公式HP】 | https://www.sapporobeer.jp/brewery/ |
【外部ページ】 | ホットペッパー / じゃらん |
【地図】 | グーグルマップをひらく |
「サッポロビール博物館」建物の歴史|いったいどんな施設だったの?
ビール発展の歴史を語る上で さけて通れないのが「サッポロビール」の存在。
明治初期には 国策の一つでもあった “サッポロビール” の醸造ですが、この建物も 1965年まで 実際にビール工場として使用されていた歴史があります。
建物の経歴
- 1888年 ”札幌製糖” の製糖工場として稼働
- 1903年 現在の「サッポロビール」が建物を買い取り、1965年まで工場として稼働
- 1966年 前身となる博物館「開拓使麦酒記念館」 、ビアホール「サッポロビール園」が開設
- 1987年 博物館が「サッポロビール博物館」としてリニューアルオープン
- その後、二度の改修を経て現在の形に
なお サッポロビール博物館の建物は、”札幌苗穂地区の工場・記念館群” の一施設として「北海道遺産」に選定されています。
国の重要文化財に指定する話もあったそうですが、以下の理由により辞退しているそうです。
辞退した理由
- 重要文化財になると建物や内部設備の改装などに国の許可が必要になる
- 今後も会社を挙げて保存に努めるつもりである
見に行く価値を感じられるほど 雰囲気はバツグン! 札幌に来たら ぜひ観光に向かいましょう。
「サッポロビール博物館」の 見学方法
サッポロビール博物館の見学方法は 2通り。
見学方法
- 【有料】プレミアムツアー(要予約、⇒ 予約ページへ移動)
- 【無料】自由見学
博物館見学の詳細は 以下から確認してみてください。
「プレミアムツアー」の詳細
“ツアーガイド” がサッポロビールの歴史を詳しく解説してくれるプレミアムツアー。
有料ですが、ツアーでしか飲めないビールのテイスティングができるので、値段以上の価値を感じられるはずです。
プレミアムツアーでしか体験できないのは‥
- 大迫力のオリジナルムービーを視聴
- 最後まで ツアーガイドによる解説付き
- 「復刻札幌製麦酒」が飲めるのは プレミアムツアーのみ
- 上記ビールを含む 2杯が試飲できる
「ツアーガイド + ビールの試飲 2杯」で 500円はリーズナブル!
このツアーでしか飲めないビールもあるので、ぜひツアーに参加して味わってみて下さい。
「自由見学」の詳細
ツアーガイドや試飲がない「自由見学」ですが、何よりも自分のペースで見学できるのが魅力です。
「サッポロビール博物館」を プレミアムツアーに参加して見学!
有料のプレミアムツアーに参加した場合、以下の順序で博物館を回ります。
有料ツアー順序
- 3F ツアー限定オリジナルムービー
- 2F 展示会場 サッポロギャラリー
- 1F 試飲・テイスティング会場 スターホール
なお 自由見学の場合は、ツアー限定のオリジナルムービーは見れません。
また 試飲もありませんので、新鮮なビールが飲みたい方は有料でテイスティングを行ってみましょう!
2階の展示会場「サッポロギャラリー」で ビールの歴史を学ぼう
博物館のメインは、展示スペース「サッポロギャラリー」!
開拓使時代から続く 日本のビール製造業発展の歴史が、12個のブース に分かれて詳しく解説されています。
たくさんある展示物の中で ひときわ目をひくのが、とてもおおきな ”銅製の釜”。
大釜スペック
- 1965年~2003年の間、実際にビール製造に使用
- 直径 6.1m
- 高さ 約10m
- 容量 85kl
”重要科学技術史資料(未来技術遺産)” にも登録されている、とっても貴重なものなのだそう。
サッポロビールの前身となる「開拓使麦酒醸造所」がつくられたのは、1876年のこと。
ここで “ビール醸造” を任されたのが、本場ドイツでビール醸造を学んだ「中川清兵衛」でした。
製造当初は「発酵が進まない」「東京への輸送方法」などの困難が重なりましたが、1877年より無事大々的に売り出されたサッポロビール。
その ラベルに採用されたのが、”開拓使” のシンボルマーク「五稜星」。いまでもサッポロビールのロゴとして使われている、あの有名な星のマークです。
“札幌市時計台” や その他有名な観光名所でも見かけることができるので、意識してみてみるのも面白いかも。
特に 観光客に人気だったのが、サッポロビールの歴代ポスターの展示。
特に “外国人” には大人気の様で、みんなこのポスターの前で記念撮影を楽しんでいました。
昔のポスターはもちろん 最近のものの展示もあるので、日本人はお気に入りの芸能人を見つけて 記念撮影してみましょう。
1階の「スターホール」で 限定ビールの試飲を楽しもう
サッポロビール博物館の1階「スターホール」では、工場直送のできたてビールの試飲・テイスティングを楽しめます♪
有料のプレミアムツアーでは、以下 二種のビールの試飲を楽しむことができます。
試飲できるビール
- サッポロ黒ラベル
- 復刻札幌製麦酒
特に キリっとした苦みの強い「復刻札幌製麦酒」は、このツアーでしか飲むことのできない貴重品。
ビール好きな方は、ぜひツアーに参加して 限定の味を楽しんでみて下さいね!
なお 自由見学の場合でも、別途有料で 以下三種のビールのテイスティングができます。
- サッポロクラシック 300円
- サッポロ生ビール黒ラベル 300円
- 開拓使麦酒 350円
「全部飲みたい!」という よくばりな方には、”3種飲み比べセット” 800円 がおススメです!
試飲のあとは記念撮影! 売店ではお土産ビールの購入も
スターホールを出た先には、ビールジョッキの中に入ったかの様な写真が撮影できるパネルが設置。
旅の記念に一枚いかがでしょう?
売店「ミュージアムショップ」では、多数のグッズを販売。
ポイント
- サッポロビールオリジナルグッズ
- 北海道ならではのお菓子やグッズ
- 北海道工場直送ビール
- 開拓使麦酒 など
特に “開拓使麦酒” は オンラインでこそ買えますが、一般店舗では買えない限定品。
この機会に購入するのも アリかと思います。
見学後は「サッポロビール園」で ジンギスカンを楽しもう
サッポロビール博物館 があるのは、「サッポロガーデンパーク」内の一施設。
パーク内 各施設
- サッポロビール博物館
- サッポロビール園
- アリオ札幌(商業施設)
- 日本ハムファイターズ屋内練習場
「サッポロビール園」は、北海道の名物 “ジンギスカン” を食べながら サッポロビールを飲むこともできる飲食施設です。
会場は 5つに分かれ、それぞれ雰囲気や料理の内容がことなります。
5つのホール
- ケッセルホール
- トロンメルホール
- ポプラ館
- ライラック
- ガーデングリル
札幌ビール園ーっ( * ॑꒳ ॑* ) pic.twitter.com/0qGrGNsod8
— えか”さん@LiSAッ子 スピラスピカ渋谷WWWX (@EGMN09389007) February 23, 2019
中でも わたしのおすすめは、雰囲気がバツグンな “ケッセルホール”!
最大550席の広いホールで、1912年製の巨大な仕込み釜(ケッセル)をながめながら食事を楽しむことができます。
ホールによってコンセプトや雰囲気が全くことなるので、自分の好みのホールでジンギスカンを楽しみましょう!
店舗情報 | |
【店名】 | サッポロビール園 |
【住所】 | 北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10 |
【電話番号】 | 0120-150-550 |
【営業時間】 | 11:30~22:00 |
【定休日】 | 12/31 |
【駐車場】 | あり |
【キャッシュレス決済】 | 各カード可 |
【公式サイト】 | https://sapporo-bier-garten.jp/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー / じゃらん |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
その他「サッポロガーデンパーク」内の見どころを紹介
“サッポロガーデンパーク” 内には、博物館以外にも見どころがたくさん!
一番の撮影スポットは、博物館の外にある “樽文字”。
右上から縦に読むと「麦とホツプを製すればビイルとゆふ酒になる」となり、醸造所開業時の様子を再現しています。
緑の中にたたずむ大きな “仕込窯” にも目をひかれます。
人の背丈よりもかなり大きく 近くに寄ると見上げるくらいで、絵になること間違いなし!
レンガ造りの建物が並ぶ 非日常的な風景は、散歩しているだけでも楽しめます♪
冬場もいいですが、深緑のツタが映える夏がおすすめです。
その他 時間があれば、大型商業施設 “アリオ札幌” を回ってみるのもよいかも知れません。
さいごに
今回は「サッポロビール博物館」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
サッポロビールの歴史だけではなく、日本のビール発展の歴史まで知ることができました。
ここでしか飲むことのできない限定ビールもあるので、観光客でなくても訪れる価値のある博物館だと思います。
サッポロビール園 も併設していますので、おいしいジンギスカンも楽しんでみてくださいね!
【施設名】 | サッポロビール博物館 |
【住所】 | 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1 |
【電話番号】 | 011-748-1876 |
【営業時間】 | 11:00~17:00 |
【休館日】 | 毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日 |
【駐車場】 | あり |
【入場料】 | 大人500円 / 中学生~20歳 300円 |
【公式HP】 | https://www.sapporobeer.jp/brewery/ |
【外部ページ】 | ホットペッパー / じゃらん |
【地図】 | グーグルマップをひらく |
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