【保存版】小樽の「蕎麦」おすすめ店7選!人気店から穴場まで
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
今回は小樽でおすすめの「お蕎麦屋さん」をご紹介します。かつては北海道の中心としてにぎわいを見せていた小樽。100年以上続く老舗や地域に根付いた名店が、意外とたくさんあるんです。こんなところにこんなお店がという、隠れ家的な穴場も多いことも特徴のひとつです。
そんな小樽で食べてみてほしいお店をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!観光客が足を運ぶべき名店や、地元の方が訪れる穴場店などもご紹介します。
①:手打ちそば いろは
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2005年創業の「手打ちそば いろは」は、味良し・雰囲気良しのとってもイイお店。歴史的建造物を利用した趣ある内装が、大正ロマンあふれる小樽っぽくてまたステキなんです。
田舎そばもおいしいですが、筆者のおすすめは強いコシと喉ごしの良さが特徴的な〝更科そば〟。細い麺らしからぬ、力強いコシの強さが楽しめます。噛みしめても・すすっても、おいしく感じられる仕上がりでした。ご夫婦で経営されている様で、ホールできびきびと動いていた奥様が好印象。接客が素晴らしいと、おいしいお蕎麦がさらにおいしく感じられます。
店舗情報
店名:手打ちそば いろは
住所:北海道小樽市住吉町6-16
電話番号:0134-27-7168
営業時間:11:30~17:00
定休日:木曜
駐車場:あり
キャッシュレス決済:PayPay
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:ホットペッパー
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②:藪半
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小樽のお蕎麦屋さんの中で、観光客にも人気があるお店が「籔半」。お蕎麦は北海道産の地物粉を使った麺と、ブレンド麺のどちらかを選択可。今回は〝地物粉麺〟をいただきましたが、喉ごし豊かでつゆのなかでも伸びきらないしっかりとした弾力が楽しめました。
もうひとつの魅力は〝建物の雰囲気〟。1954年創業の老舗で、かつての石倉と歴史的建造物だった〝伍楽園〟の部材を取り入れた店内がとってもステキなんです。レトロ感と重厚感が融合した雰囲気のある建物なので、食事だけでなく合わせて空間も楽しみたいお店です。
店舗情報
店名:蕎麦・料理 籔半(やぶはん)
住所:北海道小樽市稲穂2丁目19-14
電話番号:0134-33-1212
営業時間:11:15~14:30・17:00~20:00
定休日:火曜・水曜
駐車場:あり(店舗向かい9台)
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:ホットペッパー
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③:一福
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小樽中心部の「一福」は、1894年創業。100年以上の歴史をもつお蕎麦屋さんです。一子相伝の味わいで、現在は四代目が腕をふるいます。地域に根付いた繁盛店で、特にランチタイムは混雑必至!小樽駅からも比較的近く、アクセスも良好です。
お蕎麦は喉ごしのよい〝更科そば〟で、特徴的だったのは〝1本1本が長い〟こと。音が立つくらい思いっきりすすって食べると、よりおいしく感じられますw つゆは濃いめで、少し辛口寄り。風味が豊かですが、人によってはちょっとしょっぱいと感じるかも知れません。
店舗情報
店名:一福そば店
住所:北海道小樽市色内1丁目6-8
電話番号:0134-22-1043
営業時間:11:00〜15:00、17:00~19:00
定休日:不定休
駐車場:あり(店舗向かい10台)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:ホットペッパー
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④:自家製粉手打ちそば なかや
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「自家製粉手打ちそば なかや」は、2022年に創業したお蕎麦屋さんです。使用するそば粉は幌加内産・黒松内産などの道内産の他、長野県などの国産のものを使用。更科と田舎そばの中間ぐらいの食感にこだわった、有名な蕎麦の産地〝信州(現在の長野県)〟仕込みで自家製の “手打ち蕎麦” が 食べられます。
お蕎麦は若干太めで、いつまでも噛みしめたくなるくらいしっかりとした強い弾力。特に冷たいお蕎麦で食べた時に、そのポテンシャルを120%発揮します!また麺が少~しだけ長めなので、思いっきりすすって喉越しを楽しむのがベストでしょう。鰹の効いたつゆは角がまぁ~るく、しょっぱすぎないちょうど良い塩梅。訪問時にいただきました〝辛味おろし〟は、大根の辛味が味を引きしめアクセントに最適でした。
店舗情報
店名:自家製粉手打ちそば なかや
住所:北海道小樽市住ノ江1丁目4-16
電話番号:0134-25-2511
営業時間:10:30~16:00、17:30~20:00(水・土曜は夜営業無し)
定休日:日曜
駐車場:なし(店前駐車可)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:-
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⑤:小樽貴賓館
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小樽にある国指定の登録有形文化財のひとつ〝旧青山別邸〟は、かつて〝ニシン漁〟で栄えた家。併設の「小樽貴賓館」では、小樽繁栄の象徴である〝ニシン蕎麦〟を始めとしたニシン料理がいただけます。濃いめのつゆと甘露煮ニシンの甘~いタレが、ピッタリとマッチ!しっかりコシの強いお蕎麦で、食べごたえもありました。
また食事もイイですが、ここの醍醐味は中庭の〝日本庭園〟!季節によって〝牡丹・芍薬・あじさい〟など、色とりどりのお花で鮮やかに彩られます。そのため、季節を変えて何度も訪れるのがおすすめ。毎回違う風景を楽しめますよ。合わせて「旧青山別邸(有料)」も、楽しんでみてくださいね。
店舗情報
店名:小樽貴賓館
住所:北海道小樽市祝津3丁目63
電話番号:0134-24-0024
営業時間:【4~10月】11:00~14:30(食事)・11:00~16:30(喫茶)【11~3月】11:00~14:30(食事)・11:00~15:30(喫茶)
定休日:年末年始
駐車場:あり(無料)
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:ホットペッパー
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⑥:手打蕎麦 春別
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2014年に浦河町から銭函に移転してきた「手打蕎麦春別(しゅんべつ)」。創業から30年以上続く、歴史あるお店です。ここで食べられるのは、幌加内産のそば粉を使った〝一・九蕎麦〟。毎日手打ちで提供しています。
ここの名物が、日高産の海産物を使った「つぶ昆そば」。〝つぶ昆〟は、細切り昆布でつぶ貝などの具材を包み、油で揚げたもの。揚げたてはサクサクっとした食感、つゆに浸すとねっとりとした昆布のうま味が楽しめます。つぶ昆はもちろん、ホッキ昆・カキ昆などもあるので、お好みでいただいてしまいましょう。
店舗情報
店名:手打蕎麦 春別(しゅんべつ)
住所:北海道小樽市銭函3丁目186-27
電話番号:0134-61-6182
営業時間:11:00~19:00(売切次第終了)
定休日:不定休
駐車場:あり(店前5台、第2駐車場4台)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:公式HP / Facebook
外部サイト:ホットペッパー
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⑦:そば小屋
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銭函駅の踏切前に店をかまえる「そば小屋」さんは、ランチのみ営業・完売次第閉店・席数わずか6席のみ。オープン時間に合わせて向かわないと、入店難易度がとても高くなってしまいます。‥が、待ってでも食べる価値があるお蕎麦屋さんなんです。
石臼挽きの北海道産そば粉を使い〝二八そば〟で提供していて、とにかく喉ごしが抜群。ちゅるるん!と喉を抜けていく爽快感が最高です!香りも高く、食べる手がいつもより早くなって止められなりました。気さくな店主さんと、ひとりでも入りやすい雰囲気が相まって、人気なのも納得の満足度でした。
店舗情報
店名:そば小屋
住所:北海道小樽市銭函1丁目24-15
電話番号:0134-62-2520
営業時間:11:00~15:00
定休日:月曜・金曜 ※冬季(11~3月)休業
駐車場:あり(店横5~6台)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:-
外部サイト:ホットペッパー
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小樽「お蕎麦屋さん」まとめ
今回は小樽市内にある〝お蕎麦屋さん〟の中から、厳選したお店をご紹介させていただきました。
どこも実績のある名店ぞろい、なので大きく外すことはまずないはず……!お店・タイプによって印象が全く変わるので、自分好みの一店を見つけてみてください♪
情緒あふれる街〝小樽〟には、昔の石倉を使ったお店や古民家を改装したお店などがまだまだたくさんあります。今回ご紹介したお店もすべておすすめですが、ぜひいろいろなお店を回って 自分好みの一店を見つけてみてくださいね。
▼ おすすめ 小樽グルメ まとめ