ザ ガーデン サッポロ「ディナーコース」夜景にも注目|札幌中央区大通

2023年4月、札幌のランドマークタワー〝さっぽろテレビ塔〟内にオープンしたレストラン「THE GARDEN SAPPORO -HOKKAIDO GRILLE-(ザ ガーデン サッポロ 北海道グリル)」。大通公園を眼下にながめながら〝フレンチベースの創作料理〟を楽しめる唯一のレストランです。コンセプトは「いつまでも、心に焼きつく旬感を。」。 グリルが奏でる音と香りを楽しみましょう。
今回は〝GARDEN〟の名を冠した「ディナーコース」をいただいてきましたので、その詳細をご紹介します。
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お店があるのは、札幌のランドマークタワー〝さっぽろテレビ塔〟の3階。大通公園東側の端にあるので、迷うことなく向かうことができるでしょう。また地下街からも直結しているので、荒天時でも安心です。
最寄駅の地下鉄「大通駅」からは、徒歩約3分ほどかかります。専用駐車場がないので、車で向かう場合は大通公園地下にある〝札幌大通地下駐車場〟を利用しましょう。
なおお店を予約する場合〝食べログ〟からのネット予約に対応しています。
店舗情報
店名:THE GARDEN SAPPORO -HOKKAIDO GRILLE-
住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目 さっぽろテレビ塔 3階
電話番号:011-218-7268
営業時間:ランチ|11:30~14:30(L.O14:00)、ティー|14:00~16:30(L.O15:00)、ディナー|17:30~21:30(L.O20:00)
定休日:なし
駐車場:なし
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP / Instagram
外部サイト:食べログ(予約可)
地図を表示:Googleマップへ
ザ ガーデン サッポロって「どんなお店」?

レストランを運営するのは、藻岩山山頂にある〝ザ・ジュエルズ〟や大倉山ジャンプ競技場にある〝ヌーベルプース大倉山〟を運営していることでも知られている「株式会社札幌振興公社」さん。どちらのレストランも、肩ひじ張らず北海道産の食材を使った〝創作フレンチ〟を楽しめることで知られています。

この2店舗は、モグトリップでもご紹介させていただいてます。
どちらのお店も食と観光を一度に楽しめるステキなお店なので、下の記事からお店をチェックしてみてください。
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お店のコンセプトは「いつまでも、心に焼きつく旬感を。」
市民の憩いの場である “大通公園” にある、札幌のランドマークタワー〝さっぽろテレビ塔〟。この特別な場所でしか感じられない体験とおいしさを、北海道の旬の食材を使った「北海道グリル」で 表現しています。


ロゴマークは〝GARDEN〟の「G」を抽象化したものを使用。
お店の特徴でもある〝グリルの炎や煙〟を表現しつつ、どことなく見える〝耳の形〟もポイントのひとつです。おいしさが聞こえ思い出が薫る、 北海道グリルが奏でる〝音〟にも注目しつつ、「いつまでも、心に焼きつく旬感を。」ぜひ体感してみてください。
THE GARDEN SAPPORO の「ディナーコース」を 実食!


今回いただいたのは〝THE GARDEN〟の名を冠したディナーコース “全6品のコース”「GARDEN -四季の薫り-」。アミューズからメイン・デザートまでどれもボリュームがあって、おいしいことはもちろん、どれも華やかな料理ばかり。特別感もバツグンです。
▼ 2023年4月訪問時のコース内容
- ヒンナ <感謝を込めたアミューズ2種>
・富良野で採れたグリーンアスパラガス 燻製ラヴィゴットソース
・函館産白かぶと春キャベツのポタージュ - サラダガーデン -オマール海老-
- 北海道の毛蟹とカリフラワーのフラン ビスクの泡
- 根室沖目抜きのミキュイ 独活のプレゼ ルッコラとあさり貝のエキス
- とかちポロシリ黒牛フィレ肉のグリエ
- デザート
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メニュー①:ヒンナ <感謝を込めたアミューズ2種>
コースは2種類の「アミューズ」からスタート。「富良野で採れたグリーンアスパラガス 燻製ラヴィゴットソース」は、酢・油・みじん切りの野菜で作られた〝ラヴィゴットソース〟でほのかな酸味を演出。細かく刻んだ〝いぶりがっこ〟が加えられ、とっても香ばしい薫香が心地よく鼻を抜けていきました。
「函館産白かぶと春キャベツのポタージュ」には、フリーズドライの〝春キャベツ〟が彩りをプラス。トロっと甘~いポタージュの味わいを、キャベツのパリッとした食感とブラックペッパーのピリッとした辛さがキュッと引きしめていました。


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メニュー②:サラダガーデン -オマール海老-
たっぷりの野菜と旬の海鮮を使った「サラダガーデン」。内容こそことなりますが、どのコースにも登場します。この日は〝オマール海老〟を使ったものが登場し、特にゴージャス感がバツグン!彩り鮮やかな野菜はどれもシャキシャキでみずみずしく、フルーツや自家製のソースが〝爽やかな酸味〟を演出。素材ごとの食感の変化がとっても楽しい一皿です。
お皿の回りには〝タプナード(フランス発祥のペーストで オリーブ・アンチョビなどを使用)〟や 〝デュカ(中東発祥のミックススパイス、ナッツやハーブなども使用)〟が散りばめられ、味のパターンがとっても複雑。食べる場所によってガラッと変わるので、ひと口ごとに期待とワクワクが止まりませんでした。


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メニュー③:北海道の毛蟹とカリフラワーのフラン ビスクの泡
次は、カリフラワーのフラン(洋風の茶碗蒸し)の上に泡状のビスク(甲殻類のスープ)を注いだ「北海道の毛蟹とカリフラワーのフラン ビスクの泡」。上にはたっぷりの〝毛ガニのほぐし身〟と生のカリフラワーがトッピングされていました。
スープの味は〝アメリケーヌソース〟をイメージするとOK!プルンっとしたフラン・毛蟹のむき身と一緒に口に運ぶと、まろやかなのに濃厚な絶妙なハーモニーが口の中いっぱいに広がります。


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メニュー④:根室沖目抜きのミキュイ 独活のブレゼ
魚は「根室沖目抜きのミキュイ 独活のブレゼ」。根室沖で揚がった〝目抜き〟を一度蒸した後、バーナーで皮目を炙ってミキュイ(フランス語で〝半生〟)の状態に仕上げた一皿です。底には独活(ウド)の〝ブレゼ(オーブンで蒸しながら煮る調理法)〟を敷きつめ、上にはルッコラを散りばめたアサリが添えてありました。
皮目はパリッと・中はジューシーな〝目抜き〟に、アサリの出汁を加えコクをプラス。
角切りのウドとルッコラの苦みが加わることで、味が単調になりがちな白身魚でも最後まで飽きることなくおいしく食べられました!


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メニュー⑤:とかちポロシリ黒牛フィレ肉のグリエ
コースのメインは、お店のコンセプト「いつまでも、心に焼きつく旬感を。」を体感できる「とかちポロシリ黒牛フィレ肉のグリエ」が登場。〝北海道グリル〟という形で表現したこの料理は、最後の仕上げを各席の目の前で行うことが大きな特徴。 お肉の焼ける音や周囲にただよう香りが、臨場感と特別感を演出しています。
高級部位の〝ヒレ肉〟を使い、アッサリかつ赤身のうま味が楽しめる仕上がりに。お肉のうま味がとけ込んだソースも比較的アッサリしていて、お肉の主張の邪魔をしません。さらにおいしさを演出するのが、北海道グリルの〝香ばしさ〟。目の前でプレートが完成する臨場感は、他のお店ではなかなか味わうことはできません。


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メニュー⑥:デザート
デザートは、まさかのハイティースタイルで登場!何も知らないで伺ったため、突然これが出てきた時はかなり驚きました。ちなみに他のコースでも、内容こそことなりますが、すべてハイティースタイルでの提供だと伺いました⁉(2023年4月訪問時の情報です)
イチゴのジュレ・ピスタチオのマカロン・濃厚なバニラアイスに加え、カリッカリのマカロンまで、どれもしっかりおいしい奴。特筆すべきが〝ブリュレ〟で、とっても濃厚なことに加えバニラビーンズがとてもたっぷり。香りがとっても芳醇でした。
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メニュー写真などは ここで確認


お店では「フランス料理をベースとした創作料理」を提供しています。基本はすべてコース仕立てで、その時々の旬の素材が登場します。ディナー・ランチ共に、値段も内容もことなる4種類のプランが用意されていて、ここにさらにアフタヌーンティープランが加わります。
豪華な素材が登場するディナーコースも魅力的ですが、リーズナブルなランチコースも捨てがたいところ。時間が許されるなら、昼・夜と2度訪問して、それぞれの良さを味わってみてください。
主なメニュー(訪問時・ランチ)
・Dinner
GARDEN -四季の薫り- 12,100円
FIESTA -街打つ鼓動- 8,800円
Little GARDEN -季節の足あと- 6,380円
HARVEST -恵の音色- 13,200円
・Lunch
Little GARDEN -季節の足あと- 6,380円
Course -Tower- 4,950円
Course -Odori- 3,520円
Lady’s Garden 平日限定女子会プラン 2,750円


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店内には、全部で64席が配置。テーブル44席・個室3室20席分があります。テーブル席は、すべて大通公園の全景をながめることのできる西側の窓に沿って配置されています。
眼下には、札幌の町を南北に仕切る〝大通公園〟が。正面に見える山腹には、同じく観光名所としても名高い〝大倉山ジャンプ競技場〟のシャンツェがそびえたっています。
夏は〝日本最大のビアガーデン〟、冬は雪の祭典〝さっぽろ雪まつり〟が開かれる「大通公園」という特別な場所。札幌市民の憩いの場でもある景色をながめながらの食事は、特別なものになること間違いありません。
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