焼き鳥やむや|札幌中央区大通・西11丁目

築90年以上も経つ歴史ある木造家屋で長く営業を続ける「焼き鳥やむや」さん。札幌市民なら誰もが知る〝中国料理布袋〟の裏にひっそりとたたずむ、隠れ家的なこちらのお店。高層ビルが立ち並ぶこの地に似つかわしくない味のある雰囲気で、以前モグトリップでもご紹介した「ラーメンねるら」があるのもここ。以前ねるらさんに伺った時に食べた〝焼き鳥丼〟の味が忘れられず、ついに今回訪問することができました!
ここの焼き鳥のポイントは、タレがとってもおいしいこと。増毛町出身の店主さんが、祖父から受け継いだ伝統のレシピを使用しています。都度継ぎ足しているという甘じょっぱいこのタレが、お肉にもご飯にもよーく合う!なお店内は〝喫煙可〟のため、タバコの匂いが気になる方は注意です。
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お店の場所は、札幌中央区の〝大通・西11丁目エリア〟。目印は西9丁目にある人気店「中国料理布袋本店」です。布袋に向かって左側の路地の先にある、築90年を超える木造家屋へ向かいましょう。右側のお店が「やむや」です。
営業時間は17:30~22:00。最寄駅は地下鉄東西線「西11丁目駅」で、徒歩約4分ほどかかります。札幌市電を利用する場合は「西8丁目 停」が最寄りで、徒歩約3分でお店に到着します。
店舗情報
店名:焼き鳥やむや
住所:北海道札幌市中央区南1条西9丁目1-3
電話番号:011-242-0571
営業時間:火・木~土|17:30~22:00
定休日:日・月・水曜
駐車場:なし
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:-
外部サイト:ホットペッパー(予約可)
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お店ではメインの〝焼き鳥〟の他、日替わりで数種類の一品料理を楽しむことができます。この日のお通しは、プリっとジューシーな鶏むね肉。わさびをつけていただきましたが、これが期待以上においしかった!
なお生ビールはなく、代わりに置いていたのがキリンのプレミアムビール〝ハートランド〟。麦・ホップ・水だけで作られていて、スッキリとした飲み口が特徴的。これを片手に飲む焼き鳥は格別です◎

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焼き鳥はどれも炭火で焼いた本格派。「ハツ」も「レバー」は臭みがなく、「赤どり」や「せせり」はふっくらジューシー。串によって炭の高さを変えたり、必要以上についた焦げをハサミでカットしたり。大衆店のように見えて、随所にこだわりが見え隠れしていました。
特段指定がなければ、塩かタレかは店主さんのセレクトで登場します。おすすめは圧倒的に〝タレ〟で、増毛町出身の店主さんが祖父から受け継いだ伝統のレシピを使用。この少しトロ~っとした甘じょっぱいタレが非常にイイ塩梅で、お肉によく合う!おいしさを一番引き立ててくれるのが「豚バラ」で、お肉の脂との相性がバツグンでした。

甘すぎずサラっとした継ぎ足しダレがなんとも旨い!どれもヘタすると串鳥よりも安いのにクセやくさみがなく、丁寧な下処理・炭焼きの効果が感じられるおいしさでした◎


店主さんに、以前お隣の〝ラーメンねるら〟でいただいた焼き鳥丼の話をしたら、急遽作っていただいた「焼き鳥丼」。これがメチャクチャおいしい!お肉がなくても箸が進むほど、タレとご飯の相性がバツグン!山盛りのご飯もアッと言う間に食べ切ることができちゃいました。
注意して欲しいのが〝焼き鳥丼はメニューにない〟こと。常に食べられる訳ではありませんが、たまたまご飯があったり、店主さんの手が空いていたり、タイミングさえ合えば作ってくれるかもしれませんよ。
メニュー写真などは ここで確認




メインの焼き鳥のほか、その時々の日替わりメニューが並びます。焼き鳥以外だと〝焼き魚・焼き野菜・小鉢などの一品料理など〟が登場。ドリンクメニューの中では「キリン ハートランド」が置いてあることに注目。スッキリとした飲み口で、特に暑い夏にピッタリ!生ビールこそありませんが、それを補って余りあるものでした。
なお今回ご紹介した「焼き鳥丼」は、メニューにはありません。タイミングによっては用意してくれる場合があると思うので、どうしても食べたい時はダメ元で聞いてみましょう。なお、やむやのご主人と〝ラーメンねるら〟の店主さんがご夫婦ということもあり、ねるらでもセットメニューとしてやむやの焼き鳥丼が食べられます。
主なメニュー(訪問時)
・焼き鳥 一皿各2本 380円
赤どり・豚バラ・トリハツ・トリレバー
スナギモ・ポンポチ・テバサキ・キンカン
セセリ・ナンコツ・皮
・イカ焼き 780円
・塩サバ焼き 580円
・キリン ハートランド 中瓶 730円
・キリン ハートランド 小瓶 600円
・小樽ビール 730円


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店内はカウンター席のみで、全部で6~7席ほど。お世辞にも広いとは言えず、タイミングによっては入れない場合があるかも知れません。なお今回うかがったのは平日の18:00頃でしたが、先客は常連さんが2人程。食事中にもう一組常連さんの来店があり、アッという間に満席に。
時代を感じる店内には、色んなところに昭和レトロな小物が乱雑に配置。カウンター席には、昭和を思わせる大量の〝塩ビ人形〟。ふと後ろを振り向くと、わたしよりも年上の〝週刊少年ジャンプ〟が。これらは店主さんが自ら購入したのだそうですが、常連さんが持ってきてくれたものもあるのだとか。正直な話、店内はキレイとは言えませんが、不思議と落ち着く哀愁ただよう雰囲気がステキでした。
なお店内は〝喫煙可〟です。空調はしっかり効いていましたが、気になる方は避けた方が無難でしょう。



物腰やわらかな店主さんとの会話も楽しい、隠れ家的焼鳥店。古い長屋の趣ある雰囲気もまた大きな魅力です。リーズナブルな価格設定なので、お得に「炭火焼鳥」を味わいたい方は要チェックです!!
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