【徹底攻略】厚田港朝市|鮮度バツグンな魚やホタテ・ウニ・サケを安く!
石狩市の各町で 毎年開催される “漁港朝市”。
- 開催期間が 一番長い!
- 魚介類の “加工品” が 充実している♪
- ちょっと遠いことだけが デメリット‥ (^^;
“新鮮な魚” を “リーズナブル” に 購入することができるのはもちろん、店頭に並ぶ 魚の種類がとても多いのが ここの特徴!
向かう日の時期や 天気・漁果に左右されますが、他の朝市以上に 満足できる朝市です ^^
厚田港朝市 への「アクセス方法」
“厚田港朝市” が開催されるのは、石狩市厚田区にある “厚田漁港”。
札幌からは約50km、車で1時間30分程で到着するので、ちょっとしたドライブにもピッタリ!
「車」で向かう場合(始点:札幌駅)
“厚田港朝市” への 細かなルートは、下のボタンをクリック!
会場周辺には 駐車場がたくさんあり、車が停められないということは ほぼ皆無。
漁港の奥に 1ヶ所の他、“厚田海浜プール” の 駐車場も利用できます。
厚田港朝市 の「営業期間」「取扱商品」など ^^
厚田港朝市では、開催期間中 5~18件ほどの店舗が営業。
3ヶ所の朝市の中で 一番多く、いつも とても賑わっています♪
ここでは “厚田港朝市” の営業期間や時間、季節毎の取扱商品などを見てみましょう。
厚田港朝市 の「営業期間・時間」など
▼ 「厚田港朝市」の詳細
営業期間 | 4月上旬~10月中旬 |
営業時間 | 7:00~14:00頃まで(商品がなくなり次第終了) |
連絡先 | 0133-62-3331(石狩湾漁業協同組合 厚田支所) |
定休日 | 時化(しけ)など 荒天で 休漁の場合など有 |
駐車場 | あり(会場周辺に多数) |
住所 | 石狩市厚田区厚田7-4 厚田漁港内 |
地図 | グーグルマップへ移動 |
公式HP | 公式HP へ移動 |
水揚げされたばかりの 魚が並ぶため、時間が遅くなればなるほど 商品が少なくなります。
特に お目当ての魚がある場合は、できるだけ早めに向かうことを おすすめします。
確実に手に入れたい時、わたしは 7:00~7:30頃には到着するように 向かってます♪
厚田港朝市 の「取扱商品」は?
朝市に並ぶ魚の種類は、その日その時の 水揚げ次第。
また 時期によって 水揚げされる魚が ことなります。
お目当ての魚の時期を狙って 朝市へ向かいましょう!
▼ 時期ごとの取扱商品
カレイ類、ヒラメ、タコ、ソイ | 4月~6月 |
ホタテ | 4月、7月 |
シャコ、マメイカ | 5月、6月 |
ウニ | 6月~8月 |
サケ | 9月~10月 |
加工品(糠ニシン、数の子など) | 4月~10月 |
※ 期間はあくまでも目安です。また漁の状況によっても変わります |
朝市の魅力のひとつは、都度商品が変わること。
お目当てのものがない場合などもありますが、こればかりは行ってみてのお楽しみ♪
‥ただし、逆に 何もないことがある事も、頭に入れておきましょう
加工品が充実しているのも “厚田港朝市” の特徴のひとつ。
“ニシン・ハタハタ・真ガレイ” の干物 や “糠ニシン”、冷凍の “タコ足” などにも 高確率で出会えます ^^
厚田港朝市「おすすめ商品 11選」!
厚田港朝市 おすすめ ①:活カレイ
6月頃まで、だいたい いつ行っても買えるのが 新鮮な “カレイ”。
“砂ガレイ・真ガレイ・赤ガレイ” など、色んな種類のカレイが 店先に並びます ^^
この 大きな “真ガレイ” は、1籠 4匹で “500円” で ゲット!
運がいいと、ここに 朝市の醍醐味 “オマケ” が加わります♪
後日 から揚げにして、おいしくいただきました♪
“カレイ” は 表面がヌメヌメしているので、捌くときは 手を滑らせない様に注意しましょう。
厚田港朝市 おすすめ ②:活ホタテ
特に週末は 行列ができるほど大人気の「ホタテ」。
基本1店舗のみでの販売で、10:00頃には 売り切れてしまうことも珍しくありません。
たまたま お客さんが 少なかった日だったためか、殻の割れた ハネ物のホタテを 5~6枚 サービスしてくれました!
1袋 15~16枚入りで たったの “1000円” で、ホタテの稚貝だと 1袋 “400円”!
※ 価格は 時期・販売量など 状況により変わります
今回は 1000円の支払いで、22枚の ホタテ貝♪
1枚あたり 50円以下で、リーズナブルというか もう破格です ^^
お刺身にしても、煮ても焼いてもおいしくいただけます ^^
写真の お刺身の量で 約400円分くらい。
捌く手間こそかかりますが、その分コスパは最強です♪
厚田港朝市 おすすめ ③:茹でシャコ
5月・6月は「春シャコ」のシーズン。
オスは 1匹 150円、メスは 1匹 200円で販売していました♪
そのちょっとグロい見た目から、食べることを懸念する人も多いそう‥。
‥ですが 寿司ネタとしても珍重されているくらい、濃くて深い味わいは魅力的♪
オスとメスの違い
- 【オス】‥ メスより 味が濃い
- 【メス】‥ オスに比べ味は薄いが、卵がある
どちらかというと、わたしは オスの方が好み。
シャコの卵の食感は、どうも好きになれません‥。
シャコは 時間が経つと 身が溶けてくるため、水揚げ後 すぐに茹でたものが販売されています。
殻が結構固くて とげとげしいので、剥くときに刺さらない様に注意!
大胆にハサミを入れると、かなり殻が剝きやすくなります。
厚田港朝市 おすすめ ④:豆イカ
5月・6月は “豆イカ” にも注目!
袋一杯の 豆イカ でも、ひとつ 1000円 で 販売していました。
“煮つけ” にしても美味しいですが、“お刺身・天ぷら・バター焼き” などもおすすめ!
下処理せず、墨袋がついたままでも料理に使える “手軽さ” も魅力です♪
墨袋と目玉を取って、しっかりと水分を拭きとってから 冷凍保存。
後日 都度解凍しながら、お刺身や お好み焼きの具材として 楽しみました♪
厚田港朝市 おすすめ ⑤:ウニ
7月・8月になると、“ウニ” を 目当てに たくさんのお客さんが来場!
ちなみに この時期は 海水温が高くなる “夏枯れ” の時期で、店頭に並ぶ魚の数が グンと少なくなります 。
濃厚で甘みが強いと言われる “バフンウニ” の方が、若干値段が高め。
2022年度の価格
- ムラサキウニ
1kgあたり ‥ 2000円 - バフンウニ
1kgあたり ‥ 3000円
真っ二つに割って 中の身をスプーンでキレイにすくい、3%の食塩水の中に。
後は ゴミをキレイにとりのぞいたら、下処理が完了!
そのまま “わさび醤油” で 食べてもおいしいですが、どうせなら 贅沢に “ウニ丼” で!
ミョウバンを使わない “塩水ウニ” は 苦味・渋味がまったくなく、とっても甘い ^^
早朝から たくさんの人が押し掛けるのにも納得で、わたしも年に一度は 必ず食べてます♪
厚田港朝市 おすすめ ⑥:ソイ
身の引き締まった 大きな “ソイ”!
1匹 300円からの販売だったので、一番安い 300円のソイをいただきました!
お刺身・煮付け・アクアパッツア など、何にして食べてもおいしい “ソイ” ^^
“アラ” からは とても上品な出汁が出るので、捨てずに しっかり楽しみましょう!
ヒレもエラも尖っているので、捌くときに 手を傷つけないように注意しましょう。
厚田港朝市 おすすめ ⑦:ウマヅラハギ
厚田港朝市で ときどき見かけるのが “ウマヅラハギ”。
ちょっと変わった面長の顔をしていますが、カワハギに負けずとも劣らない おいしい魚なんです♪
ウマヅラハギの魅力と言えば、なんといっても 濃厚な “肝(きも)”。
一度湯がいた後、しょう油に溶かして “肝醤油” で食べるお刺身は、本当においしいんです!
頭部と腹部にある 大きなトゲには、十分に気をつけてください
厚田港朝市 おすすめ ⑧:春にしん
見つけたら即購入をおすすめしたい “春ニシン”。
5~6月頃に出回り、この時期は 冬の産卵を終えた後から蓄えた脂が最高潮!
焼き魚にしてもおいしいし、もちろん お刺身にもピッタリ♪
お腹に卵が入っていることもあり、塩漬けにすれば 立派な “数の子” に大変身!
厚田港朝市 おすすめ ⑨:タコ
厚田港朝市のタコは、グラムでの販売。
タコ頭は 100g 100円、タコ足は 100g 130円 で販売していました。
大きくて食べごたえのありそうなタコが この価格‥。
“タコ焼き・お好み焼き” なんかにも ピッタリですね!
厚田港朝市 おすすめ ⑩:サケ(秋味)
北海道の 秋の味覚といえば「サケ」!
9~10月にかけて、水揚げされたばかりの 新鮮な “サケ” を買うことができます♪
逆に オスは 1/3 くらいの価格なので、“イクラ” があるかどうかで 価格が大きく変わります
サケは とても 大きいので、自宅で捌くのには 一苦労…。
家で捌くのがむずかしい場合は、“三枚おろし” に 対応してくれるお店を探しましょう。
サケのオスは 1匹 2000円 で、三枚おろし・アラの持ち帰りまで 対応可能♪
アラは 一口大に切ってくれていて、鍋にかけるだけで 美味しいアラ汁に ^^
身は 好きな大きさにカットして、切り身用や お刺身用に 冷凍しておくと 後々とても便利です♪
1匹は “サケの切り身” で 換算すると 20~25切れ分くらい。
わが家では、その内の半分が “サケフライ” に 大変身!
手造りのタルタルソースと一緒に食べると、まさに至福のひと時です♪
厚田港朝市 おすすめ ⑪:イクラ
“イクラ” が欲しいけど、メスのサケ1匹分 は ちょっと多すぎる…。
また ちょっとお値段が…という場合は、イクラ単品での購入も可能です。
必ずあるとは限らないので、あまり期待しないで向かいましょう
ほんのり 軽~い塩味で、とてもやさしい味付け♪
“イクラ丼” にしても、料理にそえても 美味しくいただけます ^^
厚田港朝市 おすすめ ⑫:加工品
普段の食卓用に味付きの “生干しにしん” もいただきました。
2袋だと計6匹分が “500円” となり、やっぱりこれもお買い得です♪
“糠ニシン” や “糠サケ” は、そのまま冷凍庫へ。
使う時に 糠とウロコを洗い落として ぶつ切りに。
あとはそのまま お鍋にぶち込むと、塩味とダシが効いた 汁物の出来上がりです^^
厚田港朝市 の「注意点」
せっかく “厚田港朝市” へ 行くなら、100%楽しんで帰ってきたいところ。
行ってから「失敗した…」なんてことのない様に、注意点は 事前に必ずチェックしておきましょう ☑
注意点 ①:魚は 捌いてくれません
基本 捌いてもらえず、三枚おろし・刺身用 なんてのは もちろん不可。
買った魚は、自分で処理をしなければなりません。
ただし 秋鮭だけは 捌いてくれるお店もあるので、希望する場合は 対応店での購入を検討しましょう。
注意点 ②:できるだけ早めに向かおう
その日 水揚げされた魚が並ぶのが、朝市の良いところでもあり 悪いところ。
中には 朝7時前からオープンするお店もあり、人気の魚から ドンドン無くなってしまいます。
イクラが詰まった “メスの鮭” も 比較的売り切れやすい商品です
ウニ・ホタテの場合、10:00 くらいには 売り切れている可能性あり。
また “水揚げ” の時間がことなる場合があるので、お目当ての魚がない場合は お店の人に伺ってみましょう。
そんな日は お店が一軒も開いてないことがあることも、頭に入れておきましょう
注意点 ③:クーラーボックスがあれば 尚良し
厚田港朝市では、基本どこのお店でも 保冷剤(水を入れたペットボトルを凍らせたもの)をつけてくれます。
‥とはいえ 長時間の移動の場合、これだけだと 心もとない場合も‥ (^^;
合わせて 厚田周辺をドライブしたり、ランチ・カフェを楽しみたい場合は、購入を検討してみましょう ^^
ちなみに わが家では、クーラーボックスは ドライブの必需品!
道の駅で買った “スイーツ” や “お肉”、その他 要冷蔵の商品でも 長時間の持ち運びが可能です ^^
注意点 ④:アニサキス には 十分注意!
魚なので、当然 “アニサキス” が 潜んでいる場合があります。
特に “お刺身” など 生で食べる場合は要注意!
しっかり対策したい場合、丸一日以上冷凍する・加熱する などして アニサキスを死滅させてから いただきましょう。
厚田港朝市 の 帰りにピッタリ「グルメ&お土産」
せっかく “厚田” まで 足を運んだなら、合わせて “グルメ・お土産” も 楽しんでしまいましょう。
なお お土産を買う場合は、道の駅 石狩「あいろーど厚田」に行けば ひと通りそろってます ^^
厚田グルメ おすすめ店
まずは 厚田の魚を豪快に調理した ボリューム満点の定食が食べられる「カントリーキッチン アン」。
メニューの内容は日によって変わるので、なにが出てくるかは その時までのお楽しみ♪
道の駅 石狩「あいろーど厚田」内の「十割そば 一純(いちじゅん)」。
ここでは “ニシン” や 石狩のブランド豚 “望来豚(もうらいとん)” を使った、とってもおいしい “定食・丼ぶり” が楽しめます♪
その他の 厚田エリアグルメは、下の記事から ご確認ください ^^
厚田お土産 おすすめ商品
石狩 厚田を代表するお菓子といえば、真っ先に思い浮かべるのが「厚田もなか」。
厚田の特産品 “ハタハタ” と “シャコ” を模していて、優しくて 素朴な味わいが魅力的 ^^
日本で初めて 缶詰の本格生産が始まったのが、ここ石狩の地。
そんな歴史のある石狩で お土産にもピッタリなのが、キチンとブランディングされた缶詰のカレー “イシカリー”!
道の駅 石狩「あいろーど厚田」には 自動販売機も設置されていて、24時間購入することが可能です ^^
厚田の老舗豆腐屋さん「妹尾豆腐店」も、人気のお店のひとつ。
特に夏季は 朝市目的にやってくる札幌方面の方々が殺到し、午前中に売り切れることも珍しくありません。
密度も 味も濃く しっかり大豆の味が感じられる、主役級のお豆腐でした♪
その他の 厚田エリアグルメは、下の記事から ご確認ください ^^
厚田港朝市 の後は「佐藤水産」も おすすめ!
朝市も イイですが、地元民も御用達の 「佐藤水産」 も おすすめ!
“シャケ” や “いくら・筋子” をはじめとした 北海道の海産物がたくさん並んでいて、商品の大半が 試食も可能 ^^
“石狩湾新港朝市” のすぐ近くには「サーモンファクトリー店」があり、広い店舗の他 レストランも併設♪
魅力的な商品も たくさん並んでいるので、ぜひ買って帰りましょう!
厚田港朝市 まとめ
いかがでしたでしょうか?
“厚田港朝市” は 新鮮な海産物やその加工品をを購入するベストスポット!
日本海の味覚が一堂に会していました!
どうしても捌くのに時間はかかりますが、安くたっぷり食べられる感動にはかないません!
またキャンプに向かう前に新鮮なホタテを購入する、なんてのも良いかも知れませんね。
新鮮な魚を心行くまで楽しみましょう!
▼ 「厚田港朝市」の詳細
営業期間 | 4月上旬~10月中旬 |
営業時間 | 7:00~14:00頃まで(商品がなくなり次第終了) |
連絡先 | 0133-62-3331(石狩湾漁業協同組合 厚田支所) |
定休日 | 時化(しけ)など 荒天で 休漁の場合など有 |
駐車場 | あり(会場周辺に多数) |
住所 | 石狩市厚田区厚田7-4 厚田漁港内 |
地図 | グーグルマップへ移動 |
公式HP | 公式HP へ移動 |
石狩管内のスポットをチェック
記事が見つかりませんでした。