札幌すすきの「おしどり」で無敵のうに丼!大将のトークと北海道産の絶品海鮮に舌鼓♪
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
“すすきの” で 北海道のネタをふんだんに使った おいしい “寿司・和食” を楽しむなら、ぜひ「四季の舌鼓 おしどり」へ 向かってみてください ☑
- 1998年創業、2023年で25周年を迎えた “お寿司屋さん” ☑
- 店主の出身地 “留萌” 直送の厳選素材を使った お寿司やお料理が楽しめる ◎
- どこをとっても ウニ・ウニ・ウニな “無敵のウニ丼” は 必食!
基本 “店主のおまかせ” で その時々でことなる新鮮な旬の食材が楽しめ、色んな場面で “ウニ” が登場するのも特徴のひとつ。
“北海道産食材を積極的に使った料理を提供” している「北のめぐみ愛食レストラン」として 北海道から認定されたお店でもあり、北海道のハイクオリティな海鮮を楽しみたい場合にも ピッタリなお店です ^^
おしどり の「おまかせコース」を 実食! おすすめメニューも
おしどりは、2023年で25周年となる 歴史あるお寿司屋さん ☑
道北・留萌出身の店主 “小林さん” が厳選した “留萌産の食材” を 主に仕入れ、確かな技術で “お寿司・お料理” へと昇華させていきます ◎
カウンターには 見るからに立派な食材や 他のお店で見かけることの少ない “稀少な食材” までがずら~っと並んでいて、見るだけで すでにおいしいことが確定!
お料理の魅せ方もですが、トークもお上手な小林さんとの会話も相まって、エンタメ性を感じられるほど 楽しい時間をすごせます ^^
①:お通し
おしどり名物・北海道産うに のお通しは、手に直接サーブがお決まり◎
この日は、朝どれの 北海道・利尻島産バフンうにでした。
一切の雑味がない、クリアな甘みが最高っ!♡
舌にのせたら すぐにスッと溶ける……!
お通しがおいしいお店は 間違いないので、期待が高まります!!
プレートに盛り付けられているのは「うに一夜漬け・糠にしんチップ・干し海老・鮭山漬」。
さりげなく出された珍味すらも、明らかにワンランク上のお味。
市販されている 高級珍味も、足元に及ばないほどです◎
日本酒との相性はもちろん、塩味が強すぎないから お酒が飲めない方も充分おいしくいただけますよ ^^
②:お造り
“イカ墨” の絵で 飾られた「お造り」は、全部で4種類。
なんと、お皿に描かれた魚の絵は 若い女性スタッフさんの即興♪
目の前で手書きしたプレートで提供してくれるなんて、ほかにはない演出です ^^
どれも本当においしかったのですが、タコまでもが 感動的なおいしさで……!
ひと口食べるたび、思わず目を見開いてしまうほどでした。
中でも秀逸だったのが、大将の出身地である北海道・留萌(るもい)産の「夏ニシン」です。
新鮮さはもちろんですが、丁寧な下処理あってのおいしさなのが 確信できる、これぞ “おしどりクオリティ” ◎
③:おまかせ
「もちの代わりにほたて、あんこの代わりにうに、田舎の貧乏な磯部もちです」
大将のこの言葉とは真逆の、 “最高級 磯部もち” がこちら!(笑)
こんがり焼かれた 特大ホタテのプリプリ感と、とろ~りとろけるウニが極上!!
ひと口で頬張ると この上ない幸福感に満たされました♡
こちらの「ヤツメウナギ」も、大将のふるさと 北海道・留萌産。
しっかり脂がのっているけれど くどさがなくてジューシ♪一切のくさみナシ!!
以前食べたヤツメウナギとは 段違いのおいしさに衝撃をうけました(笑)
ヤツメウナギってこんなにおいしかったんだ!♡
あまりのおいしさにお話しを伺ってみると、10日もの間 水にさらしてから 処理しているそうですよ。
続いて登場したのは、ありそうでなかった「毛ガニ2種の食べ比べ」♪
むかずにそのまま口に運べる “むき身” に 生の“刺身” 、どちらもなんと贅沢なのでしょう。
“茹で” も “生” も、甘みがあってコク深い味わい。
実は毛蟹が さほど得意ではない筆者ですが、これは別格!! 食べる手が止まらないおいしさでした♪
続いて運ばれてきたのは、子持ちハタハタを使った 北海道の郷土料理「飯寿司(いずし)」。
トッピングの「山わさび」は、留萌の小平町で採れた天然モノなので、香りと辛味が段違いに際立っています。
魚と野菜を米麹に漬けて、乳酸発酵させたすし。
低温発酵によってつくられる「飯寿司」は、主に北海道から東北地方の気温が低い、沿岸部の地域に伝わる郷土料理。
※農林水産省 公式サイトより引用。
時間をかけて発酵させた 奥深~いうま味と、魚卵のぷちぷち感がたまらない♪
北海道のご当地食材、ツーンと抜けていく「山わさび」がいいアクセント◎
日本酒にあわせたい オトナの肴です。
おまかせ料理のラストを飾るのは、巨大牡丹海老 “エルメス” !
これも おしどり の名物料理のひとつです。
肝を溶いた出汁醤油にくぐらせた エルメスは、“最高” のひと言。
道民でもなかなかお目にかかれない 規格外のサイズですが大味ではなく、甘みとコクがしっかりあって とても繊細なおいしさです。
④:無敵のウニ丼(+8000円)
おしどり を訪れるなら、ぜひ味わっていただきたいのがこちら「無敵のうに丼」です。
あぁ…… クリアな甘みが 口の中を満たしていく幸せ♡
おしどりのウニは、一切の雑味を感じさせない 至極の旨さ!!
そして 忘れてはならないのが、粒立ちのよいシャリのおいしさです。
しゃきっと立ち上がったひと粒ひと粒が、心地よくほどけていく感覚は、まさにプロの成せる業◎
「無敵のうに丼」は ひとつ8000円と少しお値段は張りますが、 ひとつを2人でシェアしても充分 満足できるボリュームですよ ^^
(筆者も夫とシェアしました)
⑤:甘味(別料金)
カヌレなど 一部デザートはコース料金に含まれていますが、この日は猛暑だったので、たまらず「贅沢すぎるかき氷」を 別料金でオーダーしちゃいました♪
メロンのフレッシュな甘さと あふれる果汁が夏にぴったり♪
最近のかき氷とは一線を画す、クラシカルな質感のかき氷が 暑い身体にしみわたります ^^
圧倒的なボリュームですが ほとんど水分なので、むしろケーキや焼菓子よりも 軽いかも◎
見るからに立派な「北海道産メロン」が使われていたので、道外からの観光客におすすめしたいひと品です。
おしどり の「メニュー」を 確認
おしどり は、留萌産の厳選素材を使ったお寿司や 新鮮さを活かしたワンランク上の海鮮料理の数々。
内容は 基本おまかせで、その他 予算ごとにあらかじめ決められたメニューの中から 1~3品を選ぶスタイルです ^^
▼ 2023年7月現在の メニュー一覧
おきまり
メニュー名 | 料金(税込) |
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寿 – ことぶき お通し・刺身、選べるおすすめ料理三品、酒肴盛り合わせ、汁物・ご飯もの | 16500円 |
錦 – にしき お通し・刺身、選べるおすすめ料理二品、酒肴盛り合わせ、汁物・ご飯もの | 13860円 |
開運 – かいうん お通し・刺身、選べるおすすめ料理一品、酒肴盛り合わせ、本日の一品、汁物・ご飯もの | 11000円 |
無敵のうに丼 | 各コースに+8000円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
選べるおすすめ料理
開運1品・錦2品を選択 | 寿3品を選択 |
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牡丹海老エルメス | 釣りきんき |
プリン体アラモード | ヅケまぐろ |
帆立ウニ磯辺焼き | 甘鯛の鱗ぱりっぱり揚げ |
朝もぎグリーンアスパラ | 毛蟹、食べやすく剥いて半身甲羅盛 |
朝もぎとうもろこしかき揚げ | 生たらば蟹足 |
やつめうなぎ串焼き | 蝦夷アワビウニバター醤油蒸し |
蝦夷あわび | 贅沢すぎるかき氷 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
選べる料理の代わりに “完全おまかせの口福(こうふく)” を選ぶこともでき、今回わたし達がいただいたのも こちら。
店主がその日のおすすめの食材を厳選し、ボリュームをおさえて品数を多めに提供してくれるので、より多くの食材を味わいたい方は 迷わずこちらをえらびましょう!
おしどり の「通販・お取り寄せ商品」
おしどり では 一部商品の販売も行っていて、「通販・お取り寄せ」が可能 ☑
店主が腕をふるう “海鮮珍味” や、新鮮な生うになどをお取り寄せできるので、自宅でもお店の味を楽しんでしまいましょう!
▼ 2023年7月現在の お取り寄せ商品一覧
生うに
メニュー名 | 料金(税込) |
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ばふんうに 100g | 12000円 |
ばふんうに 200g | 24000円 |
ばふんうに 300g | 36000円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください\
海鮮珍味・酒肴
メニュー名 | 料金(税込) |
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A さばの塩辛 55g | 4500円 |
B あん肝味噌 55g | 4500円 |
C 牡蠣の塩辛 55g | 4500円 |
A~C 2本組み合わせ | 8000円 |
蜂蜜梅干黒七味和え 200g | 2500円 |
D ウニの一夜漬け 55g | 7500円 |
E いくらの醤油漬け 180g | 6500円 |
F こまい卵醤油漬け 180g | 5000円 |
D~F 3本詰め合わせ | 18000円 |
鮭とばジャーキー | 1500円 |
甘海老の佃煮 | 3500円 |
鮭山漬焼き | 1500円 |
糠にしんチップ | 2500円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
上記料金の他に 地域ごとにことなる “送料” がかかるので、購入前に合わせて確認しておきましょう。
おしどり の「店内の様子」
“おしどり” の店内は 全部で17席程で、決して広くはありません。
カウンター席 7席・テーブル席 計3卓ほどなので、日によっては 満席で予約が取れないなんてことも ☑
今回は 水曜の夜 18:00頃にうかがいましたが、テーブル席1卓をのぞき すべて予約が入っている状態 ☑
フラッといきなり入れるようなお店ではないので、向かう場合は予約必須です ◎
お店に入ると 正面に雰囲気の良いカウンター席があり、その時々の新鮮なネタが ケースの中にずら~っと並びます♪
なお 現在の場所での営業は 2016年からで、以前は “第2グリーンビル” にお店があったのだそうです。
お店自体の雰囲気もイイのですが、本当に雰囲気を作り上げているのは とにかくトークが軽快な 店主 “小林さん” 自身 ☑
訪問日も 地元留萌のこだわり食材の話から始まり、最終的には 飲食業界の裏話・一風変わったスナックやバーの話、テレビでは知ることのできない裏話など多岐に渡っていて、ず~っと聞いていても飽きません ◎
おしどり の「予約・受付方法」
“おしどり” は 電話予約のみに対応していて、食べログ・ホットペッパーなどの予約フォームはありません。
- 【電話予約】
お店直通電話 011-551-2636 へ TEL
おしどり の「店舗概要」住所・電話番号
“おしどり” があるのは、北海道一の繁華街である 札幌 “すすきの” の一画。
“Zeep 札幌” からも目と鼻の先にあるビル「AMSタワー」の1階にお店があります。
なお 詳細な住所や連絡先、営業情報などは 以下をご確認ください。
店舗情報 | |
---|---|
店名 | 四季の舌鼓 おしどり |
住所 | 北海道札幌市中央区南9条西4丁目3-15 AMSタワー 1F |
電話番号 | 011-551-2636 |
営業時間 | 18:00~22:00 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし |
キャッシュレス決済 | 各種クレジットカード可 |
公式HP / SNS | 公式HP / Facebook |
外部サイト | ホットペッパー |
地図を表示 | google map へ |
おしどり の「アクセス方法」
おしどりがあるのは、地下鉄 “中島公園駅” の近くにあるビルの1階。
専用の駐車場がないので、極力 “電車・地下鉄” を利用して向かいましょう。
「公共交通機関」を利用して 向かう場合
“おしどり” へ 交通機関を利用して向かう場合、距離や所要時間は 以下のとおり。
最寄駅は 地下鉄 “中島公園駅” で、“鴨々川” 沿いを歩くと すぐにお店が見えてきます。
お店がある “AMSタワー” というビルは すすきのでも一二を争うくらいの高層ビルなので、向かう際の目印にもピッタリです ◎
「車」で 向かう場合
“おしどり” へ 車を利用して向かう場合、距離や所要時間は 以下のとおり。
- JR「札幌 駅」から 約2.6km、約7分
⇒ ルートを確認
注意してほしいのが、専用駐車場が 設けられていないこと。
車で向かう場合は 店舗周辺にある “時間貸し駐車場” を利用するしかありませんが、そもそもお酒と一緒に楽しむべきお店なので 車の利用は控えるのがベストです ^^
おしどり まとめ
“すすきの” で 北海道のネタをふんだんに使った おいしい “寿司・和食” を楽しめる「四季の舌鼓 おしどり」!
- 1998年創業、2023年で25周年を迎えた “お寿司屋さん” ☑
- 店主の出身地 “留萌” 直送の厳選素材を使った お寿司やお料理が楽しめる ◎
- どこをとっても ウニ・ウニ・ウニな “無敵のウニ丼” は 必食!
24歳でお店をオープンし 現在50歳になったという ベテラン寿司職人・小林さん は、やわらかな物腰ながらも どんどんトークが飛び出すエンターティナー。
ひとりで行くもよし、仲間を連れて行くもよし◎
大将とのトークも相まって、おいしい料理がさらにおいしく♡
すすきので最高の夜を過ごしたいあなたに、「おしどり」はとってもおすすめの 一店ですよ~!^^