札幌「すみれ 札幌すすきの店」昭和39年から続く正統派札幌味噌ラーメン!
王道の “札幌味噌ラーメン” を食べたい場合、おすすめのお店が「すみれ」☑
- 1964年創業、札幌味噌ラーメンの代表格 “純すみ系” の発祥店 ☑
- とっても濃厚でパンチの強い 正統派の札幌味噌ラーメンが楽しめる ◎
- 中の島の本店へ向かうのもイイですが、観光の場合は “すすきの” の支店へ向かうのがベスト!
“札幌味噌ラーメン” のスタンダードとされる「純すみ系(すみれ・純漣)」。その正統派の味が食べられる一店が「すみれ」です。
すみれ本店・純漣本店は 札幌郊外にあるので、中心部で楽しみたい時は ここに向かうのがベスト! ここなら手軽に食べられるし、24:30まで営業しているので 融通も効くんです ^^
札幌味噌ラーメン の「特徴」
札幌味噌ラーメンと聞いて時に、“味噌バターコーン” を思い出す方もきっといるはず。
ですが 今も昔も “味噌バターコーンラーメン” を提供するお店は、実はそんなに多くないんです ☑
- 表面にラードの膜が張った 熱々スープ
- “もやし・玉ねぎ” などの 炒めた野菜
- 高加水の黄色い中太縮れ麺
一説によると、一部店舗で提供していた “味噌バターコーンラーメン” が物産展などで紹介され、全国に広まったのだそう。
とはいえ 札幌の人がイメージする “札幌味噌ラーメン” は全くの別物。味噌バターコーンラーメンとは対称的で ラードたっぷり・塩味も強め、パンチの強いとっても濃厚な味わいなんです ◎
現在の札幌味噌ラーメンのルーツは 1964年創業 の “純連(すみれ)” で、その味は “すみれ”・“純漣(じゅんれん)” の2店が継承。
独特の濃厚な味わいは “純すみ系” と呼ばれ、多くの札幌人に支持され続けています。
すみれ って「どんなお店」簡単な歴史をチェック ☑
ラーメン “すみれ” の歴史が始まったのは、1964年(昭和39年)のこと。
“村中明子” さんが、札幌市豊平区中の島に「純漣(“すみれ” と読む)」というお店をかまえたことが始まりです。
“純漣(すみれ)” のラーメンは、当時としてはめずらしい “パンチの効いた味わい” が好評を得ていたのだそう ☑
またたく間に 人気店にかけあがりました
その後 村中さんの長男が「純連(じゅんれん)」として、三男 “伸宜” さんが「すみれ」としてその味を継承。1989年(平成元年)に 現在の「すみれ」が誕生しました。
“すみれ” の名が全国区となったのは 1994年(平成6年)の “新横浜ラーメン博物館” への出店(2018年12月で営業終了)。首都圏に “すみれのラーメン” “札幌味噌ラーメンの文化” を根付かせる きっかけ となりました。
すみれ の「味噌ラーメン」を 実食!
これが “札幌味噌ラーメン” の正統派、すみれの「味噌ラーメン」!
“炒めた野菜・スープに浮かぶラード・黄色い中太縮れ麺” の3拍子が揃った、札幌味噌ラーメンの特徴が色濃くでた一杯です ^^
丼ぶりの中には、“チャーシュー・メンマ・ネギ・玉ねぎ・もやし・ひき肉” などの具材もたっぷりでした!
すみれのラーメンの 大きな特徴のひとつが、スープの表面に浮かぶ 厚いラードの膜 ☑
たっぷりのラードで炒めた野菜から脂が溶け 濃厚なコクを生み出すと共に、スープの熱を冷まさない “ふた” の様な役割も兼ねているんです♪
今回 個人的には約10年ぶりの すみれのラーメンでしたが、ラードの層が薄くなった様な気がしました
また昔は舌を火傷するくらいアツアツだったのに、今回は大丈夫
ラードの量は 昔に比べかなりおさえられている様でした(たまたま?)が、それが逆に猫舌なわたしにはピッタリでした♪
少なくなったとはいえ 十分にたっぷりなラードと、超がつくほど濃厚で塩味の強いスープとの相性はバツグン!
のどの奥に刺激を感じるくらい パンチの強いスープなので、ガッツリ系のラーメンが食べたい気分の時に ピッタリの一杯です ^^
このスープを受け止めるのは 黄色い “中太縮れ麺”。
“札幌味噌ラーメン” の特徴のひとつ、加水率が低めで強い弾力があり 濃いめのスープとの相性もバツグンです!
味変は 卓上の薬味で行いましょう。
“コショウ・柚子こしょう・お酢・一味” が用意されていました。
すみれ 札幌すすきの店 の「メニュー一覧」
すみれで食べられるのは、札幌の代表的な “札幌味噌ラーメン” ☑
もちろんメニューはそれだけではなく、“塩・しょう油” の他に チャーハンなども食べられます ◎
▼ メニュー一覧 ※ 訪問時のメニューと価格です
ラーメン
メニュー名 | 料金(税込) |
---|---|
味噌ラーメン | 1100円 |
塩ラーメン | 1100円 |
正油ラーメン | 1100円 |
昔風ラーメン | 1100円 |
半ラーメン | 各750円 |
チャーシューメン | 各+300円 |
大盛 | 各+200円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
おつまみ・トッピング・ドリンク
メニュー名 | 料金(税込) |
---|---|
半熟ゆでたまご | 300円 |
メンマ・ネギ・たくあん(7枚)・辛玉 | 各200円 |
かまぼこ(6枚) | 300円 |
辛ホルモン | 300円 |
ネギポン酢チャーシュー | 600円 |
おつまみセット | 600円 |
すみれ御飯 | 500円 |
ライス | 200円 |
ライス(大) | 250円 |
チャーハン | 800円 |
ビール中瓶 | 500円 |
ラムネ | 300円 |
ソフトドリンク各種 | 各200円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
事前に一読しておくことで、券売機の前でアタフタせずに済みます ^^
メニューの数はそこまで多くありませんが、ある程度オーダーを決めておくことで 思いっきりすみれのラーメンが楽しめることでしょう。
すみれ 札幌すすきの店 の「店内の様子」
店内には カウンター16席と テーブル席が2卓。順番待ち用のイスもありました。
今回は 期間限定の昼営業開始直後に伺ったため、訪問時 まだお客さんはいませんでした。とはいえ 食べ終わるころには軽ーく列ができていたほどで、とっても人気なことがよ~く分かりました。
混んでいても 比較的回転は早いのが、ラーメンのメリット ☑
ちょっとくらいの列なら、並んで待ってみるのも十分アリです ◎
ビルの正面にある階段を上った先に お店の入口があります。
混雑時は この階段沿いに行列ができているはずなので、すぐにお店の場所が分かるはずです。
すみれ 札幌すすきの店 の「注文方法」
すみれ 札幌すすきの店では、お会計はすべて “券売機” で行います。
券売機はインバウンドにも対応していて、“日本語” と “英語” から選ぶことができます。
券売機があるのは 階段を上った入口横。まずは ここで食券を購入しましょう。
なお クレジットカードは対応不可、一部電子マネーには対応しています。領収書は出ません。
食券を購入したら店内へ。お店の方に食券を渡し、席について 出来たてのラーメンを待ちましょう。
すみれ 札幌すすきの店 の「店舗情報」
“すみれ 札幌すすきの店” があるのは、NIKKAの看板で有名な “すすきの交差点” のすぐ近く。
お店の住所や連絡先、営業情報などは 以下をご確認ください。
店舗情報 | |
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店名 | すみれ |
住所 | 北海道札幌市中央区南3条西3丁目9-2 ピクシスビル 2F |
電話番号 | 011-200-4567 |
営業時間 | 17:30~24:30 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし |
キャッシュレス決済 | -(券売機) |
公式HP / SNS | 公式HP |
外部サイト | ホットペッパー |
地図を表示 | google map へ |
すみれ 札幌すすきの店 の「アクセス方法」
“すみれ 札幌すすきの店” があるのは、NIKKAの看板で有名な “すすきの交差点” のすぐ近く。
地下鉄南北線 “すすきの駅” からは、約100m・徒歩約2分で到着します。
観光客が多くなると、階段の下まで行列ができることも珍しくない人気店!
特に夜間・深夜に行列ができやすく、国外の方もたくさん訪れます
「公共交通機関」を利用して 向かう場合
「すみれ 札幌すすきの店」へ 交通機関を利用して向かう場合、距離や所要時間は 以下のとおり。
地下鉄で向かう場合、すすきの駅を利用すると すぐにお店に到着します。
その他 大通駅からもとても近く、十分歩いて向かうこともできます。
「車」で 向かう場合
「すみれ 札幌すすきの店」へ 車を利用して向かう場合、距離や所要時間は 以下のとおり。
- JR「札幌 駅」から 約1.3km、約8分
⇒ ルートを確認
注意してほしいのが、専用駐車場が 設けられていないこと。
周辺には有料のコインパーキングが複数あるので、これらを利用しましょう。
すみれ 札幌すすきの店 まとめ
王道の “札幌味噌ラーメン” を食べたい場合、おすすめのお店が「すみれ」☑
- 1964年創業、札幌味噌ラーメンの代表格 “純すみ系” の発祥店 ☑
- とっても濃厚でパンチの強い 正統派の札幌味噌ラーメンが楽しめる ◎
- 中の島の本店へ向かうのもイイですが、観光の場合は “すすきの” の支店へ向かうのがベスト!
“塩分濃いめ・脂多め・カロリーかなり高め” なので、がっつり系のラーメンが食べたくなった時にピッタリな一杯。
すみれでしか味わえない 長い歴史のある一杯は、ここでしか味わえない唯一無二のラーメンです♪
観光の方は 本場 “札幌味噌ラーメン” の味をかみしめながら、札幌市民は懐かしさと親しみを感じながら いただくと 満足度がさらに高まるはずですよ。