札幌「ポテト料理専門店 穀物祭」老舗の穴場!おすすめメニューをグルメライターが実食レビュー

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高井なお

北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です

〝札幌の飲食店は1年で約7割が閉店する〟といわれています。わたしがブログを始めたのも「閉店する飲食店を減らしたい」と強く思ったのがきっかけでした。

かなり厳しい状況の中、何十年も営業しているお店って本当にすごい!今回ご紹介する「ポテト料理専門店 穀物祭」さんもそんな老舗の一店です。

おすすめポイント
  • 創業1978年。45年もの間地元民に愛され続ける、唯一無二の〝ポテト料理専門店〟
  • ほぼ1000円以下♪リーズナブルだけど満足度の高いランチメニュー
  • ツタに覆われた外観とレトロな店内。抜群の雰囲気も最高のスパイス◎

1978年から45年にわたって地元民に愛され続け、夏はヴィシソワーズ(冷製ポタージュ)、寒い季節は豊富なオーブン料理でさらなる魅力を発揮する同店。

はじめて訪問したのは10年以上前ですが、当時から唯一無二だった 〝ポテト料理専門店〟は今もココだけです!

この記事では「ポテト料理専門店 穀物祭」の実食レビュー・メニュー・店内・アクセスなど、地元グルメライターがくわしくご紹介していきます。

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ポテト料理専門店 穀物祭 の「おすすめメニュー4選」を実食レビュー!

「ポテト料理専門店 穀物祭」は、道産じゃがいものおいしさを再発見できるメニューが種類豊富に味わえる一店です。

北海道産じゃがいもならではのあま味とホクホク食感は、道外の方にもぜひ味わっていただきたい!

高井なお

ここからは地元グルメライターのわたしが、おすすめメニューを実食レビューしながら紹介していきます♪

おすすめ①:ポテトニョッキのグラタン

※12:00~15:00はコーヒーまたは紅茶付

「ポテトニョッキのグラタン(税込950円)」はクリームソースかトマトソースを選択可能 ※写真はトマトソース
クツクツ音をたてながら登場!ポテトニョッキは帆立の貝柱のように大きいです

いい匂いとビジュアルで 食欲は最高潮!

ニョッキを頬張ると、ふんわりホクっ♪じゃがいものホクホク感がしっかりあって、エアリーでふんわり柔らか。そしてもっちりとした食感です。

ポテトニョッキは好きで結構食べてきたのですが、こんなにフワフワなのは初めてです!

しあわせそうな顔ww

チーズとトマトソースがたっぷり絡んだニョッキはうま味たーっぷり。それはもう、想像以上のおいしさでした!

ひき肉が入っていたのでミートソースのような贅沢感もあり。

はふはふしなから口いっぱいに頬張ると、寒さなんか忘れちゃいますね ^^

おすすめ②:マッシュポテトソーセージチーズ焼き

※12:00~15:00はコーヒーまたは紅茶付

みんなが大好きな食べ物がつまったひと品「マッシュポテトソーセージチーズ焼き(税込950円」」
ぷりっぷりのウインナー♪スキレットの保温性が素晴らしく、しばらくグツグツしてました

マッシュポテトとたっぷりチーズ、そこにウインナーの香ばしいコクが安定のおいしさ。誰もが認める、黄金の相性です!

時間が経つとチーズにおこげができて、香ばしさと食感がプラス

後半はこのおこげによる更なる香ばしさを味わいながらフィニッシュ。

じっくり味わいながら食べても最後までじんわりあたたかく、チーズが固まりきらないのもうれしいポイントです♪

おすすめ③:ポテトキャセロール

※12:00~15:00はコーヒーまたは紅茶付

「ポテトキャセロール(税込950円)」
赤と緑が鮮やかなビジュアルが、食欲をそそります♪
キャセロールとは

肉や野菜を調味料とともに、とろ火で煮込んだ料理。

スプーンを入れると純白のホワイトソースがとろ~り♪
下半分はマッシュポテトが敷き詰められていました

ホワイトソース・チーズ・マッシュポテトが織りなす、クリーミーな口どけに癒されるグラタン。

油分は思ったよりも少なくあっさりしていて、やわらかなトマトの酸味がさらに食べる手を進めてくれます。

下半分が一面マッシュポテトなので想像以上に食べ応えがあり、むしろ多いと感じるくらいのボリュームでした♪

ランチタイムに伺ったので、ドリンクが無料でセットになりました ※写真は紅茶(ホット)

おすすめ④:グラタンプレート

※12:00~15:00はコーヒーまたは紅茶付

「グラタンプレート(税込1050円)」
ポテトグラタン・パン・サラダがセットになったワンプレート
じゃがいものほか、ナスやトマトなどの野菜がごろごろ入った栄養たっぷりのグラタンです

こちらのグラタンは、ホワイトソースではなく自家製トマトソースがベースになっています。

フレッシュトマトを使っているのでしょうか。一般的なホールトマトのソースよりも酸味がフレッシュで、爽やかな味わいなのが特徴的◎

中には半分にカットした道産じゃがいもがゴロゴロ入っていて、こちらも食べ応えがありました◎

ランチタイムのセットドリンクは「アイスティー」も選べます
高井なお

ご飯がない〝ポテト料理〟は20代の若い時には物足りなく感じた記憶がありますが……
アラフォーにもなるとずっしりきますね~(笑)

どれを選んでもおなかいっぱい!大満足です♪

ポテト料理専門店 穀物祭 の「メニュー・値段」を確認

ビタミンが豊富なじゃがいもは〝大地のりんご(ポム・ド・テール)〟とも呼ばれています

「ポテト料理専門店 穀物祭」は店名にあるとおり、北海道産じゃがいもを使った〝ポテト料理〟をメインで楽しめるお店。

ポテト料理が大集結した、ほかではお目にかかれないメニュー表は圧巻です!

気になる項目があれば、ボックスをクリックしてメニュー・価格を確認してみてくださいね ^^

▼ 2023年10月現在の メニュー一覧

ランチメニュー
ランチメニューはレギュラーメニューとは別の小冊子
メニュー名料金(税込)
マッシュポテトソーセージチーズ焼き950円
ポテトキャセロール950円
ポテトニョッキのグラタン950円
ポテトとチキンのクリームグラタン950円
ポテトと木の子のグラタン単品 800円/ドリンク付 980円
ピザプレート1050円
グラタンプレート1050円
※「ポテトと木の子のグラタン」以外は12:00~15:00までコーヒーまたは紅茶付き
※ メニュー・料金は訪問時のもの、現在は変更となっている可能性があります
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
スープ・サラダ
メニュー名料金(税込)
▽ スープ
野菜スープ700円
オニオングラタンスープ750円
ヴィシソワーズ(夏季のみ)700円
▽ サラダ
フレッシュサラダ880円
トマトときのこのサラダ980円
※ メニュー・料金は訪問時のもの、現在は変更となっている可能性があります
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
ポテト料理
メニュー名料金(税込)
ベイクドポテトとフランクフルト680円
フライドポテトとフランクフルト680円
チーズ・オン・ポテト680円
ジャーマン・ポテト680円
ポテト・ガーリック・バター・ソテー680円
リヨネーズ・ポテト730円
マッシュポテトソーセージチーズ焼き780円
ポテトキャセロール780円
骨付きチキンのトマトソース煮込み980円
※ メニュー・料金は訪問時のもの、現在は変更となっている可能性があります
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
グラタン
メニュー名料金(税込)
ポテト・グラタン760円
ポテトニョッキのグラタン(クリーム/トマトソース)800円
ポテトとナスのグラタン800円
ポテトと木の子のグラタン800円
ポテトとチキンのクリームグラタン860円
ポテトとシーフードのクリームグラタン900円
※ メニュー・料金は訪問時のもの、現在は変更となっている可能性があります
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
ピザ
メニュー名料金(税込)
ポテトと木の実(アーモンド&クルミ)のピザ880円
ナスとトマトのピザ980円
シーフードのピザ マヨネーズ風味980円
木の子とパンチェッタのピザ980円
ミックス・ピザ980円
パーティー・ピザ(25cm)2300円
※ メニュー・料金は訪問時のもの、現在は変更となっている可能性があります
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
ドリンク・デザート
ドリンク・デザートメニュー
メニュー名料金(税込)
▽ ドリンク
コーヒー380円
紅茶380円
ウィンナーコーヒー420円
カフェオレ420円
ミルクティー420円
ココア420円
アイスコーヒー400円
アイスティー400円
アイス・オレ450円
アイスミルクティー450円
アイスココア450円
コーラ400円
ジンジャーエール400円
レモンスカッシュ480円
オレンジスカッシュ480円
フロート(ソーダ/コーラ/コーヒー)500円
オレンジジュース400円
グレープフルーツジュース400円
トマトジュース400円
いちごミルク450円
▽ デザート
2色シャーベット480円
フローズンヨーグルト480円
アイスクリーム500円
※ メニュー・料金は訪問時のもの、現在は変更となっている可能性があります
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
ランチメニュー

スタッフさんにお話しを伺ってみると、1978年のオープン当初は 500円くらいからお料理を提供していたのだとか!歴史を感じますね。

さらに驚いたのが、前回訪問した2019年からランチメニューのほとんどが値上がりしていなかったこと。(2023年10月現在)

ありとあらゆるものが値上げされている中、この価格を保持するのは相当に大変なことだと想像します。

穀物祭さん、ありがとうございます!


ポテト料理専門店 穀物祭 の「店内のようす」

「ポテト料理専門店 穀物祭」の内観
店内中央にある電話ボックスは、昔実際にここで使われていたのだそう

「ポテト料理専門店 穀物祭」の店内はとびきりレトロ!純喫茶にもまけない味のある雰囲気も、大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

「携帯電話がない時代は この電話ボックスから電話をして、ここで待ち合わせをしていた方も多かったんです」

スタッフさんが当時のエピソードを教えてくれました。オープン当初はかなり画期的だったことが想像できますね ^^

1段高くなった奥のスペースにはテーブル席が2つ
どこを切り取っても画になる店内
窓辺にはドイツのビールジョッキが飾られていました
壁面に飾られた絵や雑貨もいい感じ
洗面所も重厚感があり、とても素敵な雰囲気です

古民家カフェや純喫茶が好きな方は間違いなくツボ!

雰囲気もいいスパイスになり、お料理がより一層おいしく感じられますよ♪

ツタで覆われた建物は〝ツタ緑化モデル施設〟に指定されています
入口付近に掲示されている、ツタ緑化モデル施設指定証
実はツタの多くはブドウ。秋は紅葉のほか、ブドウが実った光景を目にすることができるかも!?
お店の外だけではなく、店内にもたくさんのブドウを見つけることができますよ

ポテト料理専門店 穀物祭 の「店舗概要」住所・電話番号ほか

「ポテト料理専門店 穀物祭」外観

「ポテト料理専門店 穀物祭 」があるのは、中の島エリアの堤防下。

詳細な住所や連絡先、営業情報などは 以下をご確認ください。

店舗情報
店名ポテト料理専門店 穀物祭(こくもつまつり)
住所北海道札幌市豊平区中の島1条9丁目1-1
電話番号011-812-8888
営業時間平日|10:00~16:00、18:00~21:00
土日祝|10:00~21:00
定休日不定休
駐車場あり(5台分)
キャッシュレス決済
公式HP / SNS
外部サイトホットペッパー
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※ 最新の情報は 店舗公式HPなどをご確認ください

ポテト料理専門店 穀物祭 の「アクセス方法」

雪に覆われた冬の外観

「ポテト料理専門店 穀物祭」があるのは中の島エリアで、豊平川沿いの堤防下に店をかまえています。

ラーメン店「我流麺舞 飛燕(ひえん)」から300mほどの場所にあるので、はじめて向かう際はこちらを目印にするといいでしょう。

▼ 穀物祭と飛燕の位置関係はこちら

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