札幌「ONSEN食堂」インドカレーが本当に美味しい！豊平峡温泉の食堂が侮れない！

〝札幌の奥座敷〟と呼ばれる、北海道有数の温泉街「定山渓」☑

今回は そんな定山渓にある日帰り温泉のひとつ、「豊平峡温泉」にある食堂のお話です。

この食堂の名物である本格的な「インドカレー」を目当てに、平日・休日を問わず 連日長蛇の列ができることも珍しくないくらい！

温泉を利用しなくても 食堂の利用はできるので、カレーだけ食べにくるお客さんもたくさんいるほどなんです ^^

さて「温泉」と「インドカレー」の関係性は いかがなものでしょうか？

「ONSEN食堂」では何故カレーが食べれるの？

豊平峡温泉の現社長は、もともとインドカレー屋さんを営んでいました。

その後豊平峡温泉を継ぐこととなり インドカレー屋さんを閉めましたが、その際に働いていたネパール人スタッフたちを温泉に招き入れたことが 食堂でカレーを提供することになったきっかけなのだそうです。

カレーの他、もうひとつの代表的なメニューが「十割蕎麦」☑

旭川の有名な蕎麦の産地〝江丹別〟から取り寄せた蕎麦の実を、毎朝〝石臼で挽くことで〟出来たての蕎麦を提供しているんです♪ カレーとのセットメニューもあるので、どうせならカレーとお蕎麦を一度に楽しんでしまいましょう！

ONSEN食堂の「おすすめメニュー４選」本格インドカレー＆十割蕎麦

ONSEN食堂のインドカレーには、標準で顔より大きな「ナン」がセットになります。

カレーの器は見ためより深く、意外と量もたっぷりでした。カレーが足りなくてナンが余るということも、まずありません。

おすすめメニュー ①：チキンマサラ

店員さんにうかがった人気メニューの中から「チキンマサラ」をいただきました。

なんといっても驚いたのは、そのボリューム！

でっかい「ナン」ももちろんボリューム満点ですが、カレーの量も 深めの器から溢れそうなほどたっぷり！ これを見ただけでも、人気なことも納得です ◎

スパイスの香りがフワ～っとただよう本格派で、見ためからすでにおいしそう♪

大量の玉ねぎやトマトを煮込んで作られたコク深いカレーで、大きなチキン・完熟のゆで卵に加え、ピーマン・ナスなど具材がゴロゴロです！

このカレーを受けとめる「ナン」は〝特製セラミック釜〟で焼き上げられ、表面モチモチで裏はパリッパリ！

ほどよい弾力と生地の甘みに加え、迫力を感じられるほどの大きさが特徴的で、食べごたえも満足度もバツグンです ◎

ベースの味わいは、玉ねぎの甘みとほんのりとしたトマトの酸味。後からしっかりとしたコクが追いかけてきます♪

油分弱めでたっぷり食べてもくどくなく、余計な塩味もなくとっても食べやすいカレーでした ◎

おすすめメニュー ②：チキンマクハンワラ

タンドリーチキンが入ったトマトベースのカレー「チキンマクハンワラ」も おいしかったです ◎

前述の〝チキンマサラ〟よりも、トマトの酸味がカレールーにも色濃く出ていました。

バターチキンのような油分を感じる、トマトの酸味とうま味がギューっと詰まったコク深いカレー ☑

後から程よいスパイスの風味とピリッとした適度な辛さがあって、みんなに好まれるような万人受けする味わいです。

カレーの中の〝タンドリーチキン〟は 胸肉の様に脂が少なく、うま味はほぼカレーの中に溶け出していました。

おすすめメニュー ③：チキンサグワラ

インドカレーでは鉄板の、サグ（ほうれん草）のカレー「チキンサグワラ」も食べられます ◎

ほうれん草の緑色がカレーに溶け出していて、全体的に緑に染まっているのが特徴的です。

油分の多かった他のカレーに比べ、比較的アッサリとした仕上がりに。

後味にほうれん草特有の風味が感じられますが、全然嫌にならないくらいで 程よいアクセントになっています。

ミルクっぽさも感じられる まろやかな仕上がりなので、強めのパンチが欲しい方は 他のカレーをオーダーするのがおすすめです。

おすすめメニュー ④：十割そば

ONSEN食堂の二大看板メニューが、前述のカレーと「十割蕎麦」☑

旭川〝江丹別産〟の蕎麦の実を 店頭の石臼で毎朝挽いていて、出来たて・打ちたての蕎麦が食べられることでも知られているんです♪

ボソボソ食感のイメージが強い十割蕎麦ですが、ここのお蕎麦はツルっとした喉ごしの良い食感 ◎

とっても細くてツルっと食べられるのに、噛むとしっかりと弾力も感じられます♪

つゆは 濃厚すぎずしょっぱすぎないので、ドバ～っとかけてから よーく混ぜていただきましょう。特に暑い夏は、カレーよりも食べる手が進むことでしょう！

おすすめメニュー ⑤：ハーフ＆ハーフセット

「カレーもお蕎麦もどっちも食べたい！」、そんな時は「ハーフ＆ハーフセット」がおすすめ ☑

ハーフサイズのインドカレーと冷たいミニ蕎麦に 通常サイズのナンがセットになった、欲張りな方にピッタリなメニューです ◎

インドカレーは「チキンカリー・ナスとトマトのカリー・キーマカリー」の中から、どれか１つを選びます。

ハーフサイズのカレーに対して ナンは通常の大きさなので、食べ方によってはカレーが足りなくなるかも知れません。

ONSEN食堂の「メニュー一覧」注文方法も

豊平峡温泉「ONSEN食堂」で食べられるのは、自慢のインドカレーと挽きたて・打ちたての十割蕎麦。

その他に、おいしいと評判のジンギスカンをいただくことができます ^^

▼ 2023年11月のメニュー一覧

オーダーが決まったらレジで注文、先に会計を済ませてください。

会計後に「番号札を渡される」ので、好きな席に座って呼ばれるのを待ちましょう。

ONSEN食堂の「店内の様子」

ONSEN食堂は 全部で97席もある、とっても大きくて広いお店 ☑

手前側には「全52席」の広ーいテーブル席が広がり、窓側には「全45席」のテラス席が設けられています。テラス席側は座布団を敷いて座る座敷席になっていて、窓の外にはキレイに整った庭園が広がっています。

なお ONSEN食堂は、基本どれもセルフサービス。

お店の入口で料理をオーダーしたら、引換券が渡されます。料理ができたら呼ばれるので、カウンターまで料理を取りに行きましょう。もちろんお水もセルフサービスですし、食べ終わった後は 食器を返却口に戻しましょう。

ONSEN食堂へ行くときの「注意点」

靴は玄関で脱ぎ、スリッパはありません。

そのため裸足ではなく、靴下を履いて向かうのがベスト！

混雑時は 入口側から写真の一番奥にあるレストランまで、ずら～っと長い行列ができます。

そこそこ待つ場合もありますが、料理の提供がとてもスムーズなので 回転は比較的早い方です。メニュー表を眺めながら、のんびりと順番を待ちましょう。

ONSEN食堂「店舗概要」住所・電話番号・アクセス方法も

豊平峡温泉に併設する「ONSEN食堂」は、定山渓温泉街のさらに奥にある「豊平峡ダム」の手前にあります。

結構な山奥にあるので 車で向かうのがベストですが、「じょうてつバス」の終点が〝豊平峡温泉〟なので バスで向かうこともできます。

詳細な住所や連絡先・営業情報などは、下の表でご確認ください。

店舗情報
店名	ONSEN（おんせん）食堂
住所	北海道札幌市南区定山渓608-2
電話番号	011-598-2410
営業時間	11:00～21:00（インド料理） 11:00～14:00・17:00～20:00（和食・蕎麦）
定休日	無休
駐車場	あり
キャッシュレス決済	–
公式HP / SNS	公式HP
外部サイト	ホットペッパー
地図を表示	Googleマップへ

向かう場合は〝車で向かうのが〟おすすめで、広ーい駐車場が用意されています。

建物前にある「第１駐車場」の他、奥にはさらに広い「第２駐車場」があり、停められないということはまずありません。

道順も分かりやすく、目印は 定山渓温泉街を過ぎた先にある「トイレ付きパーキングエリア」。そのすぐ先にある信号のある交差点を左折（案内板あり）し、そのまま道なりに進むと「豊平峡温泉」の大きな看板が見えてきます。

バスで向かう場合は「じょうてつバス」の〝かっぱライナー号〟または〝豊平峡温泉行〟へ乗車し、約80分で終点「豊平峡温泉」に到着します。

なお「１日１便のみ運行している〝無料送迎バス〟」の利用も便利です。

無料送迎バスは〝予約不可〟で、満車の場合は乗車できないため要注意！詳細は 公式HPで確認してみてください。

ONSEN食堂 まとめ

“豊平峡温泉” の中にある「ONSEN（おんせん）食堂」では、ネパール人スタッフがつくる本格的なカレーをいただくことができました。

その特徴としては‥

温泉につかった後に ゆっくりと楽しんでも良し、食事だけを楽しみに訪れてもよし。

定山渓の自然に囲まれながら、温泉もカレーも楽しんでくださいね！