2024年|クリスマスの新定番「札幌シュトーレン」11選+1 グルメライターおすすめ
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
クリスマスシーズンの新定番「シュトーレン」。毎年クリスマスの4週間前から少しずつカットして楽しむ、ドイツ発祥の発酵菓子です。
- バターの芳醇香とドライフルーツの華やかさのマリアージュ
- 1日ごとに味と食感の変化が楽しめる
- 数週間の長期間にわたって味わえる ※個体差あり
日本ではここ数年で一気に人気が高まり、いまや “新定番” といっても過言ではありません。年々札幌をはじめとする北海道でも、取り扱うお店がかなりの勢いで増えてきています。が、ひとことにシュトーレンといっても お店によって特徴はさまざま。
約8年前から食べたシュトーレンは 合計35種類以上。‶シュトーレン好き〟を自負する筆者のおすすめを、タイプ別にご紹介していきます!
ほとんどがお取り寄せ可能なので、遠方在住の方もぜひご覧ください。
「シュトーレン」とは?
正式名称は「シュトレン」(ドイツ語で“坑道”の意味)。ドイツ東部のドレスデンが発祥の地で、酵母の入った生地を真っ白な粉糖で覆った発酵菓子。本場・ドイツではクリスマスを待つ4週間のアドベントの期間に少しずつスライスして食べる習慣がある。
日本では数年前から人気が高まり、今や 〝定番〟といっても過言ではない「シュトーレン」。本場のものは、アーモンドプードルや砂糖でつくるマジパンが入っていますが、日本で売られているものは入っていないものも多いです。
バターがたっぷり使われていて高カロリー……
でも、ドライフルーツやナッツがたっぷり入っていて、やめられないおいしさ!好きすぎて、新婚旅行で行ったシュトーレンの本場・ドイツでも購入してきました。笑(冒頭写真)
グルメライターが厳選!札幌の「おすすめシュトーレン11選」
ここからは、シュトーレン好きな筆者(グルメライター)のおすすめご紹介!〝定番・甘さ控えめ・個性派〟の3ジャンルに分けて、くわしく紹介していきます。
定番①|「六花亭」シュトーレン
1つ目のおすすめは、北海道・帯広に本店をかまえる「六花亭」さんのシュトーレンです。11月中旬~店頭に並ぶこともありましたが、2023年からは12月1日~に変更になっています。
▼ポイントと特徴
- 「量・おいしさ・安さ」すべてを網羅!
- めずらしい山型フォルム
- ドライフルーツたっぷりでバターの風味が芳醇
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1本売りシュトーレンの中では比較的リーズナブルな価格ですが、手に持ってみるとずっしり重量級。さすが北海道が誇る「六花亭」さん、今まで食べてきた中で1番のコストパフォーマンスでした。写真からもわかる通り表面をおおう砂糖は粉っぽさがなく、すでにしっとり馴染んでいる様子。ドライフルーツがたっぷり入っていて、ひと口ごとにフルーティーな風味が広がります。
バター風味が前面にでていてクリーミーな味わい。口の中に充満する まろやかな香りにうっとり……!クセが少ないのでシュトーレン初心者さんにもおすすめです。2024年からはナッツも入ってさらに満足感がアップ!
店頭のほか公式オンラインショップからもお取り寄せできるので、北海道外の方にもぜひ召し上がっていただきたいハイコスパな逸品です!
定番②|「スイートハーツ ナンポ」シュトーレン
札幌の桑園エリアに店をかまえるパティスリー「sweethearts NAMPO(スイートハーツ ナンポ)」。ケーキや焼き菓子のほか パンも得意とし、とことん北海道産の素材にこだわる一店です。2018年オープンのまだ比較的新しいお店ですが、おいしさが口コミで広がり、すでに多くのファンに支持されています。
▼ポイントと特徴
- たっぷり厚い粉糖の繊細な口どけ
- 北海道・訓子府産シナノキはちみつの豊かな風味
- 生地には徹底的に厳選した北海道素材をほぼ100%使用
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ナンポさんのシュトーレンは一般的なものよりもドライフルーツの割合は少なめで、生地のおいしさを味わうタイプのシュトーレンです。北海道産はちみつや発酵バターの豊かな風味と、フルーツが織りなす華やかなハーモニーがたまりません。
いちじくのプチプチと、バターの芳醇な香りに癒される。しっとり生地と粉糖の淡い口どけがクセになる食感です。
高品質な素材をつかっており、サイズは小さめなので他のものと食べ比べたい方にはうれしい大きさです。量より質をもとめる方におすすめのシュトーレンで、ひとりでもあっという間に食べ切れるはずですよ。
店舗情報
店名:sweet hearts NAMPO(スイートハーツ ナンポ)
住所:北海道札幌市中央区北7条西15丁目1-22
電話番号:011-676-8681
営業時間:10:00~19:00
定休日:第1・第3火曜、水曜
駐車場:あり(店横1台)
キャッシュレス決済:クレジットカード各種、QRコード決済各種
公式HP/SNS:公式サイト、Instagram、X、Facebook
外部サイト:-
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定番③|「アパレイユ。」シュトーレン
札幌の白石エリアに店をかまえる「Appareil(アパレイユ。)」は、有機野菜や自然食品などを扱う「アンの店」の店頭の一角に商品が並ぶ、ちょっとめずらしいスタイルのパティスリーです。小麦粉をはじめ発酵バターやシナモンに至るまで、素材にとことんこだわったシュトーレンを製造しています。
▼ポイントと特徴
- マジパンの風味が際立つシンプルイズベストなひと品
- 有機シナモンがしっかり香るオトナ味
- 「道産小麦・道産発酵バター・有機シナモン」など厳選素材を使用
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アパレイユさんシュトーレンは、〝大サイズ〟でもそこまで大きすぎず、ちょうどいいボリューム。油脂分もドライフルーツも少なめで、生地の質感とシナモンの風味を味わうタイプです。前半はニュアンスのある粗糖の甘みとマジパンのナッティなコク、後半は興部町(おこっぺちょう)ノースプレインファームの発酵バターがふんわりと鼻から抜けていきます。
そしてシナモンの香りがとっても芳醇!ここまでシナモンが香るものはめずらしく、スパイス好きにはたまりません。
事前予約もできますが、上記写真のとおり店頭でも販売されているので予約なしでも購入可。原材料にこだわっているシュトーレンは甘さ控えめのものが多いけれど、こちらは割としっかりとした甘さでした。(でもしつこくはない甘み)質にこだわりたい、かつ甘さもちゃんと欲しいというあなたにおすすめです。
店舗情報
店名:パティスリーアパレイユ。/有機やさいアンの店
住所:北海道札幌市白石区本通4丁目南1-13
電話番号:011-846-7827(アパレイユ直通)
営業時間:10:00~19:00
定休日:年末年始
駐車場:あり(店前3台分・ほか2台分)
キャッシュレス決済:PayPay
公式HP/SNS:公式サイト、Instagram、Facebook
外部サイト:-
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甘さ控えめ①|「MORIHICO.」コーヒーシュトーレン
続いて紹介するのは、全国のカフェ好きにも多くのファンを持つ、北海道を代表するコーヒーショップ「MORIHICO.(森彦)」のシュトーレン。名物のコーヒー豆‶No.4 -深モカ-〟のパウダーとエスプレッソペーストを表面にコーティングした、MORIHICO.ならではのひと品です。コーヒーリキュールに漬け込んだレーズンやコーヒー風味のマジパンが入っているなど、他にはないこだわりがつまった珍しいシュトーレン。
▼ポイントと特徴
- 北海道初⁉ コーヒー豆を砂糖の上からコーティング
- コーヒーの苦味が主役で甘さ控えめ
- カフェで1カットの提供もあり
甘さよりもほろ苦さが主役なので、「強い甘みが苦手でシュトーレンがどうも好きになれない……」というあなたに!単純に甘さを控えているわけじゃないから、物足りない感じがないのも好ポイントなんです。
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「MORIHICO.(森彦)」のシュトーレンは、このコーヒー味のほかにプレーン味の「シュトーレン」があります。シュトーレンが発売されているクリスマス前の期間は、MORIHICO.系列の一部店舗でシュトーレン(2種類・各1カット)をイートインすることも可能ですよ♪(2023年のイートイン価格は税込500円)
コーヒーのほろ苦さがクセになる!ちゃんと甘さもあるので、ブラックコーヒーが苦手な筆者もおいしくいただけたことに感動です。
コーヒー味のマジパンはしっかりコク深く、いちじくのプチプチ食感もいい感じ。ドライフルーツやナッツの量が多すぎず少なすぎず、絶妙なバランスでした。
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原材料表示を確認して添加物を使っていなかったことが、購入の決め手のひとつでした。ほかのシュトーレンとは違ってコーヒー要素が強いので、コーヒーとの相性も抜群!シュトーレンに馴染みのない〝コーヒー好きさん〟にもぜひチャレンジしてほしい逸品です。
店舗情報
店名:森彦 本店
住所:北海道札幌市中央区南2条西26丁目2-18
電話番号:0800-111-4883
営業時間:9:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:年末年始
駐車場:あり(9台分・他店と共用)
キャッシュレス決済:クレジットカード各種、交通系IC、iD、QUICPay、PayPay
公式HP/SNS:公式サイト、Instagram、X、Facebook
外部サイト:-
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甘さ控えめ②|「coron」プレミアムクリスマスシュトレン
100%北海道産小麦使用、北海道産の原材料にこだわる「boulangerie coron(ブーランジェリー コロン)」のcoronプレミアムクリスマスシュトレン。coronはみなさんご存知、俳優・大泉 洋さんや安田 顕さんが所属する‶チームナックス〟を輩出した「オフィスキュー」が手掛ける、札幌で人気のベーカリーなんです。ノーマル品の「クリスマスシュトレン」もありますが、発酵バターの風味豊かな「coronプレミアムクリスマスシュトレン」が筆者のおすすめです。
▼ポイントと特徴
- 北海道赤井川村「山中牧場」の発酵バターを100%使用
- 高級砂糖「和三盆」で包み込んだスペシャリテ
- ドライフルーツのほかナッツもたっぷりのハード食感
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ホロっと口の中でほどける独特の口どけが特徴的です。ドライフルーツ以上にマカダミアナッツやアーモンドがザクザク!バターの香りが中盤くらいにくるタイプで、全粒粉入りがめずらしいひと品です。
通常サイズの1本売りもありますが写真の「ハーフサイズ」もあり、気軽にお試しできるのがうれしいポイントです。ラッピングがかわいい上に 良質な素材でつくられているシュトーレンなので、大切な方へのギフトにもぴったりですよ。
店舗情報
店名:boulangerie coron(ブーランジェリーコロン)本店
住所:北海道札幌市中央区北2条東3丁目2-4 prod.23 1F
電話番号:011-221-5566
営業時間:9:00~18:30
定休日:不定休/年末年始
駐車場:なし(近くにコインパーキングあり)
キャッシュレス決済:クレジットカード各種、PayPay
公式HP/SNS:公式サイト、Instagram、Facebook
外部サイト:-
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※ほか「丸井今井札幌店」「札幌ステラプレイス店」もあり。
甘さ控えめ③|「よしぱん」シュトーレン
北海道産やオーガニックなどの厳選素材に徹底的にこだわる、札幌・山鼻エリアのベーカリー「よしぱん」。普段から “無添加・オーガニック” を好む女性店主 吉田さんがひとりで切り盛りしている、週末限定営業の穴場です。「シュトーレンは高カロリーでちょっと……」と気にする方にも、自信を持っておすすめ!パンのように軽やかな食べ心地のひと品なんですよ。
▼ポイントと特徴
- 甘さも油分も超控えめで罪悪感が少ない
- 使う素材は 自分が食べたいと思えるものだけを厳選
- 発酵バター・低温殺菌牛乳・オーガニックなど、詳細がわかる原材料表示
「よしぱん」のシュトーレンには2種類の味があります。プレーンともう1種類はその年によって変わりますが、2022年・2024年はショコラ味で2023年は抹茶味です。
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バターも砂糖も驚くほどひかえめ!噛んでいくと小麦のうま味が出てくる、パン屋さんらしいシュトーレンです。「自家製 国産ドライフルーツ」や「丹波栗の自家製渋皮煮」が満足度を高めてくれます。
油分も砂糖もかなり控えられていて、しっとり感はあまりないタイプです。賞味期限1週間くらい前まで待つと粉糖が生地になじんで、かなりしっとり&甘みアップ!こんなに罪悪感がないシュトーレンは初めてで、かなり衝撃的でした!w
原材料表示を見てみると、産地・品種・有機など、稀に見る細かさで、詳細が明らなのがうれしい。低温殺菌牛乳やてんさい糖など 厳選素材のほか、スパイスやフルーツもオーガニック(有機)のものを多く採用しています。
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写真のショコラ味は2022年と2024年の限定フレーバーです。
プレーンよりも甘さ控えめなビター味!粉糖の代わりに有機ココアパウダーで表面がおおわれているため、よりすっきりとした甘みが特徴的です。
バナナや伊予柑ピールなど、カカオと相性のいいドライフルーツとナッツがいいアクセントになっています。こちらは日を置いてもそこまで変化はなく、生地が気持ちしっとりしたかな?程度でした。ダイエット中の方も食べられちゃうかも!?厳選素材をギュッ!と凝縮した、安心・安全なおいしさですよ。
店舗情報
店名:よしぱん
住所:北海道札幌市中央区南10条西9-2-20 メゾン109 1階
電話番号:011-551-2244
営業時間:11:00~17:00 ※売切れ次第閉店
定休日:日曜~木曜 ※営業日は金・土のみ。
駐車場:あり
キャッシュレス決済:PayPay、楽天Pay、d払い
公式HP/SNS:Instagram
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甘さ控えめ④|「ベーカリー栞」シュトーレン
西18丁目駅近くに店をかまえる「ベーカリー栞(しおり)」は、ひとつひとつの原材料にとことんこだわる〝パンと手折りパイ〟のお店です。シュトーレンには道産小麦をはじめ、自然栽培・オーガニックの素材や醗酵バターを使用しています。1番の特徴は、写真からもわかるとおり表面が砂糖で覆われていないこと。甘味はドライフルーツ・シナノキ蜂蜜のみで、シュガーフリーなのも希少なポイントです。
▼ポイントと特徴
- ベースは道産小麦粉、自然栽培小麦全粒粉、自然栽培ライ麦全粒粉
- 表面が砂糖で覆われておらず、砂糖不使用
- 甘さ超控えめ!パンに近くて罪悪感が少ない
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ドライフルーツの甘みと、しっかり焼き込まれた香ばしさが主役。噛んでいくと、体温で口の中にほんのりとバターが広がり、力強い小麦の風味を感じられるナチュラルなおいしさです。シュトーレンというよりパンに近いです。
この記事で紹介する中で、断トツで甘さ控えめ。甘さが最小限な分、小さくはないサイズですが、ひとりでもサラりと食べ切れるはずです。スパイスはかなり控えめなので苦手な方もきっと大丈夫。ラッピングについているクッキーも、素朴味ですごくおいしかったですよ。
店舗情報
店名:ベーカリー栞
住所:北海道札幌市中央区大通西18丁目1-14藪商事ビル1F
電話番号:050-1372-5577
営業時間:水曜・木曜・金曜|13:00〜18:00(予約可)、土曜|12:00〜売り切れまで
定休日:日曜、月曜、火曜
駐車場:なし(近くにコインパーキングあり)
キャッシュレス決済:クレジットカード各種(現金支払いの場合は割引あり)
公式HP/SNS:Instagram
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個性派①|「ロイズ」ミニシュトーレン(チョコ)
次におすすめするのは、札幌市北区に本社をかまえる「ROYCE(ロイズ)」のミニシュトーレン(チョコ)。ここ数年で〝チョコレート味〟のシュトーレンが出回るようになってきましたが、さすがはチョコレート専門店のロイズさん。もう何年も前からチョコ味のシュトーレンが定番で、クリスマス時期になるとすぐに完売してしまうこともある人気商品なんですよ。
▼ポイントと特徴
- ミニサイズで量・価格が手ごろ
- 生チョコを彷彿とさせる「チョコガナッシュ」入り
- チョコレートが濃厚(ドライフルーツ控えめ)
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ロイズ自慢のチョコを味わうシュトーレン。真ん中のチョコレートガナッシュはオレンジピールが香り、しっとり奥深い味わいです。生地のしっとり感はやや弱めで崩れやすい繊細な食感。レーズンはブランデーに漬け込んでおり、お酒にも相性が良さそう!
しっかり甘さはあるけれど、お酒が効いてるから甘ったるくない。大人の手にちょうど乗るくらいのミニサイズなので、ひとり暮らしの方や 少しずつ色んなシュトーレンを楽しみたい方にも手を出しやすいと思います。札幌市内にある「ロイズ」各店舗のほか、お取り寄せもできます。チョコレート好きさんには断トツでおすすめのひと品です!
▼ 「チョコ味」は毎年11月頃~の限定
▼ 「プレーン味」はオールシーズン購入可能
⇒ プレーン味は「大丸百貨店公式オンラインショップ」からも購入可
個性派②|「yue.」シュトーレン
次におすすめするのは、2024年6月に札幌市南区に移転オープンした「boulangerie yue.(ブーランジェリーユエ)」のシュトーレンです。こちらは、すすきのにあった人気カフェ「cafe yue.(カフェ ユエ)」が新たに立ち上げた注目のベーカリー。スパイスを使ったパン・焼菓子が多い同店らしい、スパイスたっぷりのエッジの効いた味わいなんですよ。
▼ポイントと特徴
- ボリューム満点でハイコスパ
- ラム酒が香るマジパン入り
- 後味にもスパイスがふわりと残る、大人っぽい味わい
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最初のひと口から後味までスパイスが香るのが最大の特徴!甘さは若干控えめですが、スパイスが効いている分さらに甘さが上品に感じます。フルーツ・ナッツもたっぷりで、ラム酒が香るマジパンもとてもいい感じです。
スパイスとラム酒が効いた大人っぽい味わいなので、白ワインやウィスキーなどのお酒とも相性がよさそう。サイズは大きいですが甘さ控えめなので、無理なく食べ切れました。店頭販売のほか地方発送にも対応しているので、遠くにお住いの方にもおすすめです。
店舗情報
店名:cafe et boulangerie yue.
住所:北海道札幌市南区真駒内緑町2丁目12-2
電話番号:011-350-5966
営業時間:カフェ|11:00~18:00(L.O17:30)、パン屋|10:00~売切れ次第
定休日:日曜・月曜
駐車場:あり(店前6台)
キャッシュレス決済:各カード、電子マネー可
公式HP/SNS:Instagram
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個性派③|「BonVivant」シュトーレン・ショコラ
札幌の北円山エリアに店をかまえるパティスリー&ショコラトリー「Bon Vivant(ボン ヴィバン)」。チョコレートを使ったケーキが絶品で、2021年より本格的に“bean to bar(ビーントゥバー)チョコレート” に力を入れている一店です。
▼ポイントと特徴
- “ビーントゥバーチョコレート” をコーティングした贅沢シュトーレン
- 甘さ控えめ。ピュアカカオのストレートな旨味とコクが存分に味わえる
- 予約販売で完売する人気商品!
年によってチョコレートに使うカカオ豆が変わることもありますが、2023年はメキシコ下に位置する中米・グアテマラ産のカカオを使用。グアテマラは火山に囲まれた山岳地域であり、世界に知られるカカオの名産地。年間通じて温暖な気候の中で栽培されるカカオ豆は、干し葡萄・キャラメル風味・赤ワインなどのニュアンスを楽しめる良質で甘美な味わいです。
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ダイレクトなカカオの風味に柑橘の余韻が心地いい。そして、ほろりとほどけつつしっとり感も合わせもつ食感が絶妙で、ほのかに香るスパイスもいい感じです。
甘すぎず油分も控えめ、でも物足りなさもないというバランス感覚も神がかり的。一般的なシュトーレンが甘すぎると感じる方に、強くおすすめしたいひと品です。「シュトーレン・ショコラ」は、2021年は150本・2022年は200本と決して少なくはない販売数でしたが、いずれも予約で完売。2023年は限定数210本。11月末まで予約を受け付けていて、12月1日~は店頭販売のみの対応となります。公式Instagramで予約開始のお知らせがアップされるので、毎年早めの予約が確実ですよ。
2024年は11月25日現在、チョコレートがコーティングされていないプレーンタイプのみの販売となっています。
「予約まではちょっと……」という方は、予約なしでも買えるプレーンタイプのシュトーレンか、12月1日~の店頭購入でショコラシュトーレンを試してみるのがおすすめですよ。
店舗情報
店名:パティスリー・ショコラティエ Bon Vivant(ボン ヴィバン)
住所:北海道札幌市中央区北4条西20丁目1-1 スペチアーレ420 1階
電話番号:011-676-4403
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜、火曜(月曜が祝日の場合は営業)
駐車場:なし(近くにコインパーキングあり)
キャッシュレス決済:クレジットカード(Visa)、QRコード決済各種、キャッシュレス決済各種
公式HP/SNS:公式サイト、Instagram、Facebook
外部サイト:-
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【個性派】おすすめ④|「ビーネ・マヤ」マンデルシュトレン
北海道ではめずらしい “スイス・ドイツ菓子” の専門店「BEINE MAYA(ビーネ・マヤ)」。札幌の「南郷7丁目エリア」で、2001年から20年以上にわたって地元民に愛されている名店のひとつです。
レーズン入りのものが多い中、今回ご紹介する「マンデルシュトレン」はレーズン不使用。ドライフルーツは柑橘系のピールしか入っていないので、〝ドライフルーツ特有の食感などが苦手〟という方にも おすすめできるひと品なんです。
▼ポイントと特徴
- アーモンドが主役のめずらしい逸品
- さすが本場・ドイツ菓子専門店!おいしいマジパン入り
- レーズン不使用!レーズンが苦手な方にもおすすめ
ちなみに、「ビーネ・マヤ」のシュトーレンは全部で3種類。ドライフルーツがたっぷり入ったノーマルタイプ「バイナハッテン シュトレン」と、チョコ味の「ショコラーデ シュトレン」もありますので、お好みに合わせてセレクトできます。
スパイスとナッティな香りがふわっと広がります。小さくカットされたアーモンドの食感と、ドライフルーツの柑橘がさわやかに香ります。さらに、中に入っている「マジパン」のおいしさが秀逸!
シュトーレンの生地自体は小麦粉主体でしっとり感が弱く、パンを高密度にしたような食感です。(1週間以上たっても食感はほぼ変わりませんでした)
「マジパン」は アーモンド粉末と砂糖、卵白などを混ぜてペースト状にかためた洋菓子。
ドイツのシュトーレンはレシピが法律で定められているほど厳格で、その条件の一つとして “マジパンが入っていること” が定められている。
素朴であたたかい味わいの焼き菓子が好きな方や、レーズン・ドライフルーツが苦手な方に特におすすめのシュトーレンです。
店舗情報
店名:スイス・ドイツ菓子工房 BIENE MAJA(ビーネマヤ)
住所:北海道札幌市白石区本通7丁目南7-27 ハイムミント1F
電話番号:011-862-4554
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜・水曜(火曜が祝祭日・イベントの場合は営業、水曜は営業の場合有)
駐車場:あり(店横1台)
キャッシュレス決済:各カード可(2,000円以上)
公式HP/SNS:公式HP / Instagram
外部サイト:ホットペッパー
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【番外編】クリスマス菓子「パンドーロ」って知ってる?
ネクストブレイク必至!イタリアのクリスマス伝統菓子「パンドーロ」をご存知でしょうか。最近は札幌のベーカリーなどでも ちょくちょく見かけるようになってきたひと品です。
パンドーロ (伊: Pandoro) は、イタリアのヴェローナの銘菓。
パネットーネと共にクリスマス特有の菓子の一つで、しばしばバニラの香りがついた粉砂糖をまぶして食べられる。
※Wikipediaより引用
〝シュトーレンに飽きた・シュトーレンはカロリーが気になる〟というあなたには断然、パンドーロがおすすめです。「パンドーロ」は、ドライフルーツ入りの発酵菓子「パネットーネ」と人気を二分することが多いクリスマスのお菓子。パンドーロの方が地味ではありますが、素材を味わうシンプルさが魅力なのです。
バニラの香りが芳醇!なにも入っていないシンプルな生地だからこそ、素材の風味を存分に楽しめます。粉糖のやわらかな甘みと、どこか懐かしい素朴さに癒されるんですよね。
お客様よりパンドーロのステキなアレンジ写真いただきました?
1キロ級のボリュームある本体を横に輪切りしてずらしてツリー?風に。優しい甘さのスポンジ生地と生クリームが最高なのです!
イタリアでもパーティー時はこんな感じで食べたりします。 pic.twitter.com/RxCkiLwJfE— coccia(コッチャ) (@coccia_yanaka) December 13, 2022
クリスマスケーキとして食べたい場合はホールで購入し、横に薄くスライスして クリスマスツリーのようにデコレーションも可能。クリームとお好みのフルーツを用意するだけで、お子様と一緒につくることもできちゃいますよ。
筆者は今回、シュトーレンを食べ進める間の気分転換に購入しました。生地感も味もタイプが全く違うお菓子なので食べ比べも楽しい!パン屋さんなどで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
▼ 今回購入したパンドーロはこちらの商品
店舗情報
店名:&PAN MARKET and BAKERY(アンドパン マーケット アンド ベーカリー)
住所:北海道札幌市豊平区月寒西4条5丁目2-10 NORDESTA PARKMOON 1階
電話番号:050-5589-3842
営業時間:ベーカリー & デリカテッセン|9:00~18:00、テイクアウト(コーヒー、ソフトクリーム等)|8:00~18:00
モーニング|8:00~11:00、ランチ|11:00~14:00、ドルチェ|11:00~19:00、アラカルト|14:00~19:00
定休日:水曜
駐車場:あり(9台)
キャッシュレス決済:クレジットカード各種、キャッシュレス決済各種
公式HP/SNS:公式サイト、Instagram
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札幌「おすすめシュトーレン 11選+1」まとめ
この記事では、シュトーレン好きの筆者が 札幌でおすすめの「シュトーレン 11選+1」をご紹介しました。どれも良質で本当におすすめできるものばかり!あなたが気になるものはありましたか?
- バターの芳醇香とドライフルーツの華やかさのマリアージュ
- 1日ごとに味と食感の変化が楽しめる
- 数週間の長期間にわたって味わえる ※個体差あり
紅葉も散り、さみしい気持ちになる北海道の初冬ですが、毎年おいしいシュトーレンを食べながらしあわせに乗り切っています(笑)
原材料はほぼ一緒だけれど、お店によって味・食感のちがいが歴然!この記事を参考に、あなた好みのシュトーレンに出会っていただけるとうれしいです。
※今後もおすすめシュトーレンをみつけ次第、随時追記していきます!