札幌の老舗日本茶専門店 玉翠園|雪萌えパフェ・隠れた人気メニューを徹底解説!
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
日本茶専門の卸問屋として、1933年に創業した老舗の日本茶専門店「玉翠園(ぎょくすいえん)」さん。
日本茶専門店でありながらも、一番人気はソフトクリームが主体のスイーツ「雪萌えパフェ」という異色のお店!
10代の若い層から日本茶を好む年配の層まで、このパフェを求めて足を運ぶ人が、連日あとをたちません。
ですが、「玉翠園(ぎょくすいえん)」にはこれ以外にも 隠れた絶品メニューがあることをご存知でしょうか?
隠れた人気メニュー
- 軽食にぴったりの「お茶漬け」
- 目の前で抹茶をたててくれる「抹茶スイーツ」
この記事ではあえて、「雪萌えパフェ」以外のメニューを中心にくわしくご紹介していきます♪
▼ 「二条市場」は 玉翠園から徒歩3分!
▼ 札幌グルメの 完全版!
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」
アクセス方法
「玉翠園(ぎょくすいえん)」があるのは、札幌中心部から少しはずれの創成川イーストエリア。
札幌のランドマーク「テレビ塔」や、観光拠点 「二条市場」からも徒歩約3分なので、観光で訪れる際にも利用しやすい立地です。
最寄駅
- 札幌市営地下鉄東西線 バスセンター前駅1番出口 徒歩約2分
- 札幌市営地下鉄東豊線 大通駅37番出口 徒歩約4分
JR札幌駅からも徒歩約17分の距離なので、徒歩でも向かうのもアリ。
札幌駅からバスセンター前駅までは 地下でつながっているので、悪天候でも安心して歩くことができますよ。
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「玉翠園(ぎょくすいえん)」のすぐ隣には提携の立体駐車場があるので、車で向かう場合はこちらに停めましょう。
1000円以上のお買い上げ または飲食で30分無料になるサービスも。
駐車場情報 ▼
駐車場名 | 玉木ビルパーキング |
利用料金 | 30分 200円 ※以降30分ごとに200円 |
1日駐車(車輛出し入れ自由) | 1200円(前金) |
泊まり料金 | 800円 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
各種クレジットカード、電子マネー PayPayにも対応しているので、普段から現金を持ち歩かない方も安心です。
店舗情報 | |
【店名】 | 北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん) |
【住所】 | 北海道札幌市中央区南1条東1丁目1 |
【電話番号】 | 011-231-1500 |
【営業時間】 | 8:00~18:00 ※土曜は16:00まで |
【定休日】 | 日曜、祝日 |
【駐車場】 | あり(32台) |
【キャッシュレス決済】 | クレジットカード各種、PayPay |
【公式サイト】 | https://www.gyokusuien.co.jp/ |
【公式SNS】 | |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」
隠れた人気メニュー ①
雪もみじ茶漬け
「雪もみじ茶漬け」は、鹿肉の佃煮(北海道産)がトッピングされたお茶漬けです。
紙コップで提供されるため、テイクアウトすることも可能ですが、今回は店内でいただきました。
「雪もみじ茶漬け」の具材一覧
- 北海道米
- 雪もみじ(エゾ鹿肉の佃煮)
- 乾燥ネギ
- わさび(お好みで無料トッピング可)
口に入れたとたん、エゾ鹿肉がホロホロとほどけていく……
お茶漬けにぴったりな濃いめの味で、特有のくさみは全く感じません。
ふんわり広がる ほうじ茶の香ばしさとコクが、エゾ鹿肉のうま味を引き立ててくれているんですよね。
さすが専門店、お茶のおいしさが明らかにちがいます。
すべての味のバランスがちょうどよく、サラサラと心地よく喉を通っていくので、食欲がない時にもよさそう。
「雪もみじ(エゾ鹿肉の佃煮)」は店頭で購入することも
ちなみに、お茶漬けに使われている えぞ鹿の佃煮「雪もみじ」は、瓶入りで購入することが可能。
常温で持ち歩きできて北海道らしさもあるので、お土産にも喜ばれるのではないでしょうか。
発売当初は「どんな味がするの?」「味見してみたい」という声が多く、要望に応える形で「雪もみじ茶漬け」の考案に至ったのだといいます。
原材料には添加物などは使っておらず、賞味期限は11か月ありました。
原材料一覧
- 鹿肉
- みりん
- 黒砂糖
- しょうが
- 醤油
- 味噌
- 水あめ
- 食用油
- 塩
- にんにく
- 酢
- ほうじ茶
- 香辛料
ここまでやわらかく仕上がるのは、ほうじ茶でじっくりと鹿肉を煮込んでいるから。
「雪もみじ」はお茶漬け以外にも、ごはんのお供や お蕎麦のトッピングなど、味にクセがないので色々アレンジできそうです。
「雪もみじ」は札幌中心部の地下にある「きたキッチン 丸井今井店」でも購入が可能。
時間がなくて玉翠園まで行けない方は、こちらに足を運んでみてくださいね。
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」
隠れた人気メニュー ②
抹茶ラテ
名前は抹茶 “ラテ” ですが 紙コップの中には飲み物ではなく、ソフトクリームが入っています。
その上に「抹茶ソース」がかかっているアフォガードのような和スイーツ。
この「抹茶ソース」、なんと注文が入ってから抹茶をその場で濃いめに点ててくれたものなんです!
しかもその抹茶の量が、“一服分” というから驚きます。
「ここまで贅沢に抹茶をつかえるのは、専門店だからできることだと思いますよ」と、専務の玉木さんが教えてくださいました。
抹茶ソースの上に玄米をトッピングして完成です。
あれ……? 抹茶がサクサク!?
氷で瞬時に冷やされた抹茶が、サクサクの食感に変身していました!
ミルキーで品のある甘さと、抹茶のほろ苦さが絶妙にマッチ。
おいしいのと同時に、カテキンやビタミンなど 抹茶一服分の栄養も摂れるなんて、最高すぎる和スイーツですよね!
ひんやり冷えた身体を中からじんわりあたためてくれる、女性にはうれしいサービスです。
「玉翠園」のほうじ茶のおいしさの秘密、それは 焙煎から一週間で売り切ること。
だからいつも 新鮮な香ばしさを味わうことができるんですね!
▼ 玉翠園のお茶は 人気カフェでも楽しめる♪
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」定番人気メニュー
雪萌えパフェ
こちらが冒頭でもご紹介した定番人気メニュー「雪萌えパフェ」です。
その日の気温や湿度によって配合を変えるソフトクリームが、なんとも上品でやさしい味わい。
完熟抹茶アイスと十勝産つぶあんが安定のおいしい組み合わせで、人気があるのもうなずけます♪
▼ 札幌のおすすめソフトクリームまとめ
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」のメニュー一覧
※価格は全て税込
下に掲示されている大きなメニューは、「雪萌えパフェ」と「雪もみじ茶漬け」。
「玉翠園」のメニュー表 ▼
本物の日本茶(ホット/アイス) 煎茶・玉露・ほうじ茶・抹茶など | 220円~320円 |
ソフトクリーム | 小 270円/普通 330円 |
雪萌えパフェ | スタンダード 390円/ハイクオリティー 480円/デラックス手焼き抹茶コーン 550円 |
【冬季限定】雪萌えホットパフェ | 500円 |
雪もみじ茶漬け | 390円 |
冬季限定の「雪萌えホットパフェ」は、熱々の自家製白玉、十勝産の粒あん、ほうじ茶の米粉クッキーの上に、特製ソフトクリーム、抹茶クッキー、かぼちゃ納豆などをのせた温度差が魅力のパフェ。
一級煎茶が一杯ついて500円はお得!
毎年12月以降の冬期間、不定期で裏メニュー「えぞ鹿のシチュー」も発売されているそう。
運がよければ出会えるかもしれませんよ♪
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」
店内のようす
「玉翠園」の店内には、10席のイートインスペースがあり、ここでお茶やソフトクリームなどを味わうことができます。
日本茶をはじめ ソフトクリームや雪もみじ茶漬けなど、全てテイクアウトにも対応しているので、密を気にせず楽しむことができますよ。
お茶の売れ筋はこの棚の商品。
「玉翠園」は卸問屋のため パッケージなどの装飾のコストをカットし、高品質なものをかなりの低価格で提供しているのだといいます。
(他店では2倍くらいの価格で売っているものもあるそう……!)
お茶以外で一番売れているのは、この「北海道産100% はとむぎ」。
「玉翠園」が直接生産をお願いし、それを全て買い取る形で商品化が実現したそう。
北海道産のはとむぎは大変めずらしく、グラノーラが流行ってからはもちろん、その前からかなりの人気があるのだとか。
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」
お茶の販売は対面、試飲のスタイル
「玉翠園」を運営する玉木商店には、日本茶のプロ “日本茶インストラクター” が3名在籍しており、店頭で丁寧にお茶についての色々を教えてくれます。
日本茶専門店であっても日本茶インストラクターが在籍していないお店が多い中、3名在籍しているのは北海道唯一!
「玉翠園」がお茶を販売するスタイルは創業当時から変わりません。
まずは お客さんに普段はどこで買ったどんなお茶を飲んでいて、どんな味が好きなのか を聞くところから接客がはじまります。
渋味・苦味・甘味・お茶の色 など、その人が好きであろう種類のお茶を、瞬時に的確に選定。
希望の方にはその場で試飲をしてもらい、好みに合っているか実際にその場で確認することも可能。
人の好みは十人十色、好みの種類のお茶をマッチングさせることが、日本茶インストラクターの役目だと考えているそうです。
なんでも丁寧に教えてくれるので、わからないことがあれば どんどん聞いてみましょう♪
「北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん)」まとめ
今回じっくりとお話を伺ったのは写真の玉木専務。
取材中 多くの常連さんとお話させていただいたり、接客のやりとりを間近で見たりする中で、玉翠園には目に見える部分以外にもさまざまな魅力があるのだと感じました。
わたしも常連になったような気持ちで楽しめてしまう、とってもあたたかい雰囲気が特に印象に残っています。
1933年にこの場所で創業した、老舗の日本茶専門店「玉翠園」。
“大量販売はせず、今の規模とスタイルで日本茶の魅力を伝え続けていきたい”
地元に密着した その丁寧な販売スタイルが、長きにわたって愛されている大きな理由なのだと感じました。
とっても素敵な専門店です♡
店舗情報 | |
【店名】 | 北の日本茶専門店 玉翠園(ぎょくすいえん) |
【住所】 | 北海道札幌市中央区南1条東1丁目1 |
【電話番号】 | 011-231-1500 |
【営業時間】 | 8:00~18:00 ※土曜は16:00まで |
【定休日】 | 日曜、祝日 |
【駐車場】 | あり(32台) |
【キャッシュレス決済】 | クレジットカード各種、PayPay |
【公式サイト】 | https://www.gyokusuien.co.jp/ |
【公式SNS】 | |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
▼ 「二条市場」は 玉翠園から徒歩3分!
▼ 札幌グルメの 完全版!