札幌「卵料理専門店 キッチンうふ」オムライスとクレープリンが新食感♪おすすめメニュー、予約方法など
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
札幌中心部・大通とすすきのの間にある「kitchen oeufs(キッチン うふ)」は、ランチやスイーツなど “卵料理” を専門に提供している めずらしいカフェ。
- 2018年オープンの “卵料理専門店” 。石狩「ファームアグリコラ」の平飼い自然卵 を使用
- 新食感の「オムライス」やオリジナルスイーツ「クレープリン」など 絶品メニューが勢ぞろい♪
- 手間ひまを惜しまない、手作り感あふれる 丁寧でやさしいおいしさ♡
滅多にリピートしない筆者が リピートしている数少ないお店。
ランチメニューもスイーツも完成度が高く、どれを食べてもハズれのない 希少なカフェなのです◎
あまりにおいしかったので、先日テレビ出演させていただいた際に kitchen oeufs(キッチン うふ)さんをご紹介させていただきました!
よゐこの有野さんも思わず「ウフッ♪」と笑顔になっちゃうくらいの、極上オムライスの詳細は上の動画と本記事で ご確認ください ^^
キッチンうふ の「おすすめランチメニュー」を実食レビュー
おすすめランチメニュー ①:オムライス
キッチンうふ の看板メニューでもある「オムライス」は 写真のとおり、半熟のオムレツでチキンライスをふんわりと包みこんだもの。
オムレツが “ぎりぎり固まっている” レベルの半熟加減で、一般的な包む系オムライスを想像していると その違いに驚きます(笑)
卵で包むタイプの見た目と、オープンタイプ のふわとろ食感が同時に味わえる、唯一無二のオムライスなんです♪
口へ入れた途端に、卵が スッ…… と溶ける♡
極上のふわとろ食感は、確実に素人には出せない職人技です!
一般的な「オムライス」とは明らかに一線を画す、限りなく繊細な食感は、これぞ 半熟の極み!!
チキンライスは卵の味を邪魔しない やさしい味付け。
ですが、アクセントに “バジショー(黒胡椒&バジル)” が効いているため 物足りなさがないんです。
しっかり煮詰められたトマトソースの 程よい酸味とうま味が、キュッと全体を引き締めています。
特に火入れが難しいとされる「卵料理」。
うふさんのオムライスに出会って、わたしのオムライスの概念が変わりました!!
野菜たちはみずみずしく、隅々まで絡んだドレッシングも手づくり感あふれる シンプルなお味◎
道産野菜が豊富な夏は、北海道産の野菜を使っています。
夏場のお野菜は、キッチンうふ の斜め向かいにある「Rinta Cotta(リンタコッタ)」から仕入れたり、札幌近郊の農家さんのものをつかうことも多いそうですよ ^^
おすすめランチメニュー ②:カルボナーラ【数量限定】
オムライスに次ぐ定番メニュー「カルボナーラ」は、生クリームを使用せず 卵・チーズ・牛乳などを 独自の配合で調理した ヘルシー系。
麺は平打ちの フェットチーネ で、道北・留萌(るもい)市産のブランド小麦 “ルルロッソ” の生パスタを使用しています。
濃厚だけど 後味 スッキリ!
ソースは卵主体で、生クリーム不使用だから 濃厚すぎず もたれない◎
弾力強めの平打ち麺に ソースがよく絡んでいて、食べる手が進みます♪
ベーコンではなく発色剤不使用の「自家製パンチェッタ」 が使われていて、お肉の自然なうま味と噛み応えが◎
そして 最後のひとくちまで 自家製パンチェッタが味わえる、 “ごちそう級カルボナーラ” なのです♡
おすすめランチメニュー ③:クロックマダム【季節・数量限定】
「クロックマダム」は、ホワイトソースや目玉焼きがのった トーストの一種。
キッチンうふ のクロックマダムは、厚切りの食パンの上にたっぷりのホワイトソース・チーズ・目玉焼きがのっています。
白身はカリッ! 黄身はとろ~り半熟♪ 職人技が光る「目玉焼き」の、絶妙な焼き加減もポイント◎
色んな味と食感が交わるハーモニーが 至福!
そっと寄り添う やさしい味わいをベースに、カマンベールチーズ・こしょう などがポイントで香ります ^^
店主であり管理栄養士でもある 中居香織さんがつくるお料理は、どれも “やさしさ” “丁寧さ” が溢れてる。
卵をはじめとする 食材たちが、喜んでいるように感じられるんですよね。
想いがこもった「クロックマダム」は季節限定。出会えたらぜひオーダーしてみてください♪
キッチンうふ の「おすすめスイーツメニュー」を実食レビュー
キッチンうふ はスイーツもハズせない!
続いては ぜひ味わっていただきたい「おすすめスイーツ」をご紹介します。
おすすめスイーツ ①:クレープリン
キッチンうふ オリジナルスイーツ “クレープリン” とは、米粉クレープで自慢のプリンを1個まるごと包み込んだ クレープとプリンが合体した新感覚のスイーツです。
クレープは道産米粉を100%使用した グルテンフリー。
アイスの上にトッピングされている「パイ」は小麦粉で作っているので、小麦粉アレルギーの方はご注意ください!
最初から全部一緒に食べないで、最初のひと口目は プリンの繊細な風味をストレートに味わうのが おすすめの食べ方◎
バニラの風味が際立つ、マイルドでクリーミーなプリンが癒やしのおいしさ♡
米粉クレープ・生クリーム・季節のフルーツ・ソースで、ひと口ごとに異なるハーモニーを奏でます♪
塩キャラメルソースは しっかりビターな自家製で、時折ピリリと舌を刺激する塩味が最大のポイント。
ソースはバナナの相性が抜群なので、1滴残らず よく絡めていただきましょう ^^
▼ 毎年 夏には旬の “桃” を使った季節限定フレーバーが登場♪
毎年登場する、 「桃(夏季限定))」と「苺(冬季限定)」のクレープリンは、女性に大人気!
この日いただいた「桃とすもも のクレープリン」は、酸味強めで 夏にピッタリの爽やかなおいしさでした♪
▼ 秋のフルーツを網羅した 秋限定「クレープリン・オータム」
フルーツに負けず劣らず、プレートを彩る “ソース” の存在に注目!
- 塩キャラメルソース
- マロンクリーム
- すももと赤ワインソース
なんと全3種類! フレンチのひと皿といっても過言ではなく、そのままでもおいしいフルーツをよりおいしく 昇華させているのです。
特にラム酒が効いた「マロンクリーム」が濃密で絶品!
秋の訪れに感謝せずにはいられない、格別なおいしさでした♡
おすすめスイーツ ②:プリン ア・ラ・モード
ほとんどのお客様が食事とセットでオーダーするスイーツですが、中でも人気が高いのがこちら。
2018年のオープン当時から 定番に君臨している「プリン ア・ラ・モード」は、1度は必ず食べておきたいひと品です。
ふるふるでなめらか~~♪
卵の風味よりもバニラが香る、驚くほどにクセのない 上品な味わいと食感です。
やわらかすぎず 固すぎない 絶妙な仕上がりなんです ^^
ほろ苦いカラメルソースをアクセントに、バニラアイスとラム酒入りホイップクリームがリッチ感をプラス。
プリンの品ある甘さに、フルーツの酸味が ベストバランス◎
整った味わいの、丁寧でやさしい「プリン ア・ラ・モード」でした♡
うふさんのメニューは、ひと口目から「おいしい!」というよりも、食べ進めていくにつれておいしさがぐんぐん増していく 繊細なおいしさ。
もしかすると 家庭料理よりもやさしいかも!?
丁寧に作られていることが、ひしひしと伝わってくるおいしさなんですよ ^^
キッチンうふ で使用する「ファームアグリコラ」の卵って?
キッチンうふ の料理とスイーツに使われているのは、石狩市にある「ファームアグリコラ」の平飼い自然卵。
- 日本では数少ない オーガニック認証を受けた農園
- ニワトリたちは、放牧地で 自然に近い形でのびのびと育てている
- 自家配合飼料(エサ)は国産100%で、魚粉の量を最低限(8%」に抑えている
国産のものを ニワトリのエサに多く配合することで 旨味が増し、魚粉の量を控えることで くさみがない卵になるんだとか。
驚くほどにスッキリと、まろやかな味わいが特徴なんです。
うふのオーナー・中居 香織さんも、このクリアな味わいに衝撃を受け、「ファームアグリコラ」さんの卵をつかう決意をしたのだとか◎
(以前使っていた卵に比べると、仕入れ価格は倍以上にあがったそう……!)
▼ 卵は「食べチョク」サイトからの購入がお得 ▼
画像をクリックで「食べチョク」サイトに移動します
最近は札幌市内のスーパーなどでも取り扱いが増えましたが、やはり価格は かなりお高め。
気になる方は「食べチョク」からの購入がお得です ^^
キッチンうふ の「メニュー」を確認
キッチンうふ は、“卵をつかった料理とスイーツ” が セットで楽しめるお店。
ランチの食事メニューのイメージが強いかもしれませんが、実は「スイーツ + ドリンク」のみのセットもあるのでカフェ使いもできちゃうんです ^^
基本のセットは3種類。
セレクトするメニューによって プラス料金になるものも多数あります。
値段の詳細が気になる方は、下記のボックスをクリックして確認してみてください ^^
▼ 2023年8月現在の メニュー一覧
基本のセットメニュー 3種
メニュー名 | 料金(税込) |
---|---|
メイン(食事)+ ドリンク | 1700円~ |
メイン(食事)+ スイーツ + ドリンク | 2100円~ |
スイーツ + ドリンク | 1400円~ |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
※表示価格にセレクトメニューのプラス料金が加算されます
メイン(食事)
メニュー名 | プラス料金(税込) |
---|---|
オムライストマトソース | – |
夏野菜とモッツァレラチーズのオムライス | + 400円 |
カルボナーラ【数量限定】 | + 300円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
スイーツ
メニュー名 | プラス料金(税込) |
---|---|
バスク風チーズケーキ | – |
プリン ア・ラ・モード | + 300円 |
まるごとプリンのクレープリン ・桃とすもも(すもものソース) ・バナナと柑橘(塩キャラメルソース) | + 400円 |
プリンとコーヒーゼリーのパフェ ラム酒入りシロップ添え | + 200円 |
プリンとアールグレイゼリーの夏パフェ | + 400円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
ドリンク
メニュー名 | プラス料金(税込) |
---|---|
▼ 珈琲 | |
スペシャリティコーヒー(HOT/ICE) | – |
カフェ・オ・レ(HOT/ICE) | + 100円 |
▼ 紅茶 | |
ダージリンティ(HOT/ICE) | – |
ルイボスティ(HOT/ICE) | – |
ロイヤルミルクティ(HOT/ICE) | + 200円 |
マリアージュフレール ・Marco polo(マルコポーロ) ・Rouge Province(ルージュ プロヴァンス) ・Bolero(ボレロ) | + 300円 |
▼ その他 | |
オーガニックジンジャーエール(ICE) | + 100円 |
マンゴーブレンドジュース(ICE) | + 100円 |
白葡萄ジュース(ICE) | + 100円 |
ミルクココア(HOT/ICE) | + 200円 |
玄米茶ラテ(ICE) | + 200円 |
緑茶ラテ(ICE) | + 200円 |
黒ゴマきなこラテ(ICE) | + 200円 |
Heineken(ハイネケン) | + 200円 |
※ 最新の情報は 店舗公式HP などでご確認ください
キッチンうふ のメニューは 食事よりもスイーツの方が選択肢が多く、スイーツをオーダーする人が多いことが想像できますね♪
スイーツも食事も、季節によって限定メニューが用意されているのも魅力のひとつ!
現在のメニューは公式サイトから確認可。
行く前にぜひチェックしてみてください~ ^^
コーヒーは「丸美珈琲店」のスペシャルティコーヒーを使用。
コーヒーと紅茶以外のドリンク も充実していて、ひとつひとつがセンスを感じる他にはないセレクトですよ。
キッチンうふ の「店内の様子」
“キッチンうふ” 本店は、全部で 14席。
テーブル席が5卓(2人掛け 4卓・4人掛け 1卓)と、決して広くはありません ☑
平日お昼は空席があることもありますが、土日は満席のことも多いです。
以前 土曜日の13:00に事前予約で伺ったときは、入店できず帰っていく方が何組もいらっしゃいました。
なので特に週末は 予約必須!
事前予約してから来店すると、カードに名前と手書きのメッセージも置かれていて、思わずほっこりするような演出も ^^
ひとつひとつ丁寧に選んだ 家具・照明・食器・カトラリーなど、女性の好きなポイントをとらえたセンスも抜群♡
ほぼ満席だった店内は、女性オーナー・中居 香織さんの狙いどおりほぼ100%を女性客が占めていました。
正直なところ、いつ行っても女性客の割合が圧倒的!
ですが、最近は男性のおひとりさまも ちらほら見かけるようになりました◎
この繊細はおいしさが 男性にも受け入れてもらえるのは、個人的にとってもうれしいです♪
キッチンうふ の「予約・受付方法」
キッチンうふ を 予約する場合、“公式サイト” からの ネット予約 が 可能。
- 【ネット予約】
公式サイト - 【電話予約】
お店直通電話 070-1120-0012 へ TEL
満席のことも少なくない “土日” は 特に事前予約が必須。
ただし 1日あたりの予約受付組数が少ないので、早めの予約が確実です!
\ 予約はこちらから /
キッチンうふ の「店舗概要」住所・電話番号
“キッチンうふ” があるのは 札幌中心部で、すすきのと大通の間(アーケード商店街・狸小路すぐ)に店をかまえています。
詳細な住所や連絡先、営業情報などは 以下をご確認ください。
店舗情報 | |
---|---|
店名 | kitchen oeufs(キッチン うふ) |
住所 | 北海道札幌市中央区南3条西8丁目大洋ビル2F |
電話番号 | 070-1120-0012 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 火曜・水曜 |
駐車場 | なし(近くにコインパーキングあり) |
キャッシュレス決済 | 各種クレジットカード、Paypay |
公式HP / SNS | 公式HP / Instagram |
外部サイト | – |
地図を表示 | google map へ |
キッチンうふ の「アクセス方法」
“キッチンうふ” があるのは、大通エリアにあるアーケード商店街「狸小路8丁目」すぐにある “大洋ビル” の2階。
専用の駐車場がないので、 “電車・地下鉄” を利用して向かうのがスムーズです。
「公共交通機関」を利用して 向かう場合
“キッチンうふ” へ 交通機関を利用して向かう場合、距離や所要時間は 以下のとおり。
キッチンうふは、上記3駅のちょうど間くらいの 絶妙な位置にあります。
JR札幌駅からも 徒歩約20分 と歩けない距離ではないので、中心部を散策しながら 向かうのもおすすめですよ ^^
「車」で 向かう場合
“キッチンうふ” へ 車を利用して向かう場合、距離や所要時間は 以下のとおり。
- JR「札幌 駅」から 約1.8km、約9分
⇒ ルートを確認
注意してほしいのが、専用駐車場が 設けられていないこと。
自家用車・レンタカーで向かう場合は 店舗周辺にある “コインパーキング” を利用しましょう。
札幌駅から車で10分ほどの距離なので、タクシーで向かうのもありですね♪
キッチンうふ 「まとめ」
フランス語で「卵」の意味である ”Oeufs” と、笑顔の ”うふ” をかけて。
“思わず笑顔になれるような美味しい卵料理と時間を提供したい” という想いをこめた ネーミング。
女性店主・中居 香織さんは 、管理栄養士の資格を持ちながら「料理研究家」「フードコーディネーター」としても活躍する、明るい笑顔が印象的な美人さん。
お店をはじめたきっかけは、“自分が好きなものをたくさんの女性と共感したかったから” なのだそう。
すごく気さくで 話しやすいので、いつも料理で気になることは いろいろ質問して教えていただいています♪
北海道で数少ない、卵料理専門店「kitchen oeufs(キッチン うふ)」。
- 2018年オープンの “卵料理専門店” 。石狩「ファームアグリコラ」の平飼い自然卵 を使用
- 新食感の「オムライス」やオリジナルスイーツ「クレープリン」など 絶品メニューが勢ぞろい♪
- 手間ひまを惜しまない、手作り感あふれる 丁寧でやさしいおいしさ♡
平日の疲れやストレスを癒したい時、自分だけのプチ贅沢を味わいたい日に ピッタリの一店です。
“雰囲気はカフェ、料理はレストランクオリティ”
あなたも「キッチンうふ」で、おもわず “うふっ” と笑顔になる、スペシャルな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか? ^^