【保存版】札幌在住ライター厳選!「札幌豚丼」おすすめ10選
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
今回は札幌でおすすめの「豚丼」をご紹介します。〝ひとりで気軽においしいお肉が食べたい!〟そんな時にピッタリなのが、安くておいしい豚丼。焼肉よりも手軽でお安く、お肉とごはんをガッツリかきこめる、筆者も大好物のグルメです。
この記事ではわたしが実際に食べておいしかった豚丼のお店をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!なお豚丼とひとくちに言っても、味の濃さ・お肉の厚み・タレの味など、お店によってさまざま。なかなか自分好みの味に出会えない…と感じている方は必見!きっとあなた好みの一杯に出会えるはずです。
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「豚丼」とは?
「豚丼」とは、北海道・十勝エリアの帯広市で誕生した料理。豚肉に砂糖醤油などで味付けしたタレをからめてこんがりと焼き、ごはんの上にのせていただきます。昭和初期に市内の食堂でつくられた、炭火焼豚肉とうなぎの蒲焼き風のタレを使った丼が発祥といわれています。
主に牛丼チェーン店などで提供される、薄切りの豚肉とタマネギなどを割下で煮たものを載せた豚丼とは大きくことなりますが、呼び方はどちらも「豚丼」です。
道東・帯広市の郷土料理である「豚丼」が北海道の名物グルメになり、それを受けて札幌でも豚丼を提供するお店が少しずつ増えてきています。本場同様の「十勝豚丼」はもちろん、お店ごとにオリジナリティあふれる「札幌豚丼」を提供するお店が増え続けています。
①:十勝豚丼いっぴん 札幌ステラプレイス店
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札幌で1番人気があると言っても過言ではないのが「十勝豚丼いっぴん」の豚丼です。備長炭で一枚一枚丁寧に焼いた国産豚の本ロース肉は、しっかりと厚みで噛み応えもありながらふっくらソフトな食感。とっても香ばしく焼かれているので、食欲がそそられます。北海道式豚丼発祥の地〝帯広〟に本店があるお店なので、本場の味が楽しめます。
お店を運営しているのは、北海道で有名なタレメーカー「ソラチ」さん。そのため、特にタレに注目しながらいただきましょう!なお〝タレの量〟を選べたり、お肉をカットしてもらう場合〝一切れの大きさ〟を選ぶことができるサービスは、いっぴんならでは。テイクアウトにも対応しているので、お店でも自宅でも楽しんでくださいね。
店舗情報
店名:十勝豚丼いっぴん 札幌ステラプレイス店
住所:北海道札幌市中央区北5条西2丁目5 札幌ステラプレイス センター6階
電話番号:011-209-5298
営業時間:11:00~22:00(L.O 21:30)
定休日:札幌ステラプレイスに準ずる
駐車場:あり(施設有料駐車場)
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:-
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②:豚丼のまむろ
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札幌で1番最初に豚丼の提供をはじめたお店が、1970年創業の老舗「豚丼のまむろ」。実は創業当時は豚丼専門店ではなく、客単価が6,000円以上の高級和食店だったのだそう。しっかりとダシが効いた味噌汁や上品な漬物の味から、その名残を感じることができました。
まむろでは炭火焼きではなく、厚手の鉄のフライパンでじっくり火を入れています。お肉はキュッと締まった肉質で、ほどよい脂身でした。また創業当時から継ぎ足し続けている秘伝のタレにも注目!以前店舗が火災に見舞われた際に一度焼失してしまったのだそうですが、自宅に予備のタレを保管しておいたため難を逃れたというエピソードがあるのだとか。少し濃いめでコク深く、ごはんがとっても進みました。
店舗情報
店名:豚丼のまむろ
住所:北海道札幌市中央区南7条西6丁目5 J1すすきのビル1階
電話番号:011-511-6256
営業時間:11:00~20:00、日|11:00~19:00
定休日:月曜
駐車場:なし
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:-
外部サイト:-
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③:蕎麦さとやま
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店内で製麺した〝挽きたて・打ちたて・茹でたて〟のお蕎麦を楽しめるのが「蕎麦さとやま」。専門店並みのクオリティを目指しているという豚丼も、とってもおいしいんです。北海道産豚肉を炭火焼きしていて、香ばしさが最高!特製の甘辛ダレもちょうどいい塩梅で、ごはんもふっくら美味でした。和歌山県の特産品「ぶどう山椒」も豚丼にピッタリです。
欲張りなあなたには、北海道産のおいしい二八そばと豚丼が一度に味わえる「鴨豚セット」がおすすめ。鴨せいろの鴨肉までもが炭火焼きで、本枯節・真昆布・干し椎茸など日本全国から取り寄せる厳選素材をつかったタレも、とにかくダシが深くて絶品です。
店舗情報
店名:蕎麦さとやま
住所:北海道札幌市東区苗穂町10丁目3-15
電話番号:011-702-0139
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜20:00
定休日:水曜・不定休
駐車場:あり
キャッシュレス決済:PayPay
公式HP/SNS:公式HP / Instagram / Facebook
外部サイト:-
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④:豚丼ポルコ 札幌北13条店
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北大エリアにお店をかまえるのは、豚丼の名店「豚丼ポルコ札幌北13条店」。函館に本店を持つ〝豚丼ポルコ函館本店〟のフライチャイズ店で、赤身に細かく脂の入ったとっても柔らかい〝かみこみ豚〟の豚丼が食べられるお店です。
醤油ベースの〝十勝特製〟を始め〝函館塩・札幌ピリ辛味噌〟の3種類の中から選ぶことができました。初めて食べた味噌味は、ほんのり甘めのピリ辛みそと豚の脂が相性がバツグン!うっすらサシの入った赤身のお肉は柔らかく、脂身との割合もベスト!脂がなじんだ味噌だれは、ご飯とよ~く合います。
店舗情報
店名:豚丼ポルコ札幌北13条店
住所:北海道札幌市北区北13条西3丁目2-24 第2デラシオン協和
電話番号:011-788-2334
営業時間:11:00〜15:30(L.O 15:00)
定休日:水曜
駐車場:なし
キャッシュレス決済:現金のみ
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:-
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⑤:私のごはん屋さん ドン ムニュ
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できるだけ化学調味料を使わない料理が食べられる「私のごはん屋さん Don menu(ドンムニュ)」。安くてボリュームがあるだけでなく、優しくて自然に近い健康的な料理が食べられるお店です。小鉢・漬物・サラダのドレッシングまで、すべて手づくりにこだわっているんですよ!
ドンムニュの豚丼は、ごはんが足りなくなるくらいお肉がたっぷり!ふっくら厚みがあって、あま~いタレがまたおいしいんです。そして特筆すべきが、お肉の表面についた薄~い衣。この衣がタレをしっかり受けとめてくれるので、より一層おいしく感じられました。
店舗情報
店名:私のごはん屋さん Don menu(ドンムニュ)
住所:北海道札幌市東区北33条東14丁目4-8
電話番号:011-792-7362
営業時間:11:30~20:30(L.O 20:00)、平日|11:30~14:30・17:00~20:30
定休日:水曜
駐車場:あり(6台分)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:公式HP / Instagram / X
外部サイト:-
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⑥:札幌味噌豚丼きんちゃん
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中央区役所のすぐ近くにお店をかまえる「札幌味噌豚丼きんちゃん」では、一般的な醤油味ではなく〝味噌味〟の豚丼を提供しています。想像していた以上に素朴でやさしい味噌味でしたが、物足りなさは全くなし!タレに長時間漬けこまれることで、5mm以上もあるぶ厚いお肉がソフトな食感に変化していました。
豚丼の場合は野菜が不足しがちですが、たっぷりキャベツがのっているのもうれしいポイント。また札幌の中心部にありながら、800円という安さも魅力的です。店主さんに伺ったところ「最初に安くしすぎてしまって‥、値上げすると常連さんに悪いので上げられなくなってしまって‥」。安かったので正直あまり期待していませんでしたが、ここ数年でまれに見るコストパフォーマンスでした!
店舗情報
店名:札幌味噌豚丼きんちゃん
住所:北海道札幌市中央区南3条西10丁目1002-1 S310ビル 1階
電話番号:011-281-8377
営業時間:11:30~15:00・17:00~20:30
定休日:日曜
駐車場:なし
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:ホットペッパー
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⑦:炭焼豚丼 小豚家(コブタヤ)
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「豚丼小豚屋」さんも、おすすめのお店です。以前は狸小路の〝HUGイート〟内にあったお店で、2024年6月に、ホテルの地下に移転リニューアル。遠赤外線で焼いたお肉は、外側カリッと・中ジューシー!おいしくてリーズナブルで何より提供までが早いので、時間に余裕のないランチタイムにもピッタリです。
小豚屋で一番スペシャルな豚丼が「北海道産プレミアム豚丼」。ただの北海道産豚肉ではなく、ブランド豚の〝ひこま豚〟を使った豚丼なんです。なおひこま豚とは、道南の森町で生産されるSPF豚(Specific=特定の、Pathogen=病原菌を、Free=保有しない)のこと。キメ細かく柔らかい肉質や脂身が甘いことで知られていて、とにかく食味が良かったです!
店舗情報
店名:豚丼小豚屋
住所:北海道札幌市中央区北1条西6丁目3-1 ホテル札幌ガーデンパレス B1F
電話番号:-
営業時間:11:30~14:30(L.O)・17:00~20:00(L.O)
定休日:日曜制
駐車場:なし
キャッシュレス決済:-(食券制)
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:-
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⑧:味処あずま
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JR札幌駅から徒歩約4分の便利な立地、地下歩行空間(地下道)で直結している〝札幌国際ビル〟にお店をかまえる「味処あずま」の看板メニューは、関西風うどんと豚丼、古くから札幌市民に愛されているお店です。
豊富なメニューの中から、筆者がおすすめするのは「豚玉丼」。豚バラ肉の下にキャベツの千切り、中央に卵がトッピングされていて、濃いけどしょっぱすぎない甘辛ダレがまたコクうま!豚バラの脂身とタレとのハーモニーもバツグンです。
店舗情報
店名:味処あずま
住所:北海道札幌市中央区北4条西4丁目 国際ビル 地下1階
電話番号:011-242-2883
営業時間:平日|11:00~20:00、土|11:00~18:00、日祝|11:00~17:00
定休日:第3日曜
駐車場:なし
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:-
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⑨:大衆食堂 十勝居酒屋 一心
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地下鉄さっぽろ駅から徒歩約3分の商業施設〝sitatte(シタッテ) sapporo〟にお店をかまえる「大衆食堂 十勝居酒屋一心」。店名どおり北海道・十勝の食材をつかった料理を提供しており、ランチタイムは大衆食堂・ディナータイムは居酒屋として営業しているお店です。
一心の豚丼は、帯広で70年営業していた今はなき伝説の豚丼専門店「鴨川」の味を再現したひと品。今回いただいた「十勝帯広伝説の鴨川醤油豚丼定食」には、デフォルトの状態でも丼の底に充分な量のタレが入っていました。さらに濃い味が好きな方は「追いダレ」で気軽に味をプラスできるうれしいサービスも。濃厚で深味のあるタレと豚バラ肉は、ごはんをかきこみたくなる力強いおいしさでした。
店舗情報
店名:大衆食堂 十勝居酒屋 一心
住所:北海道札幌市中央区北2条西3丁目1-20 札幌フコク生命越山ビルsitatte sapporo 2階
電話番号:011-207-0001
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし
駐車場:なし
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP / Instagram
外部サイト:ホットペッパー(予約可)
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⑩:二代目けけけ豚吉城
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2017年に閉店したラーメン店「福来軒本店」は、1965年から実に50年以上もの間、たくさんの人に愛された記憶にも新しい名店です。今でも『あの味が忘れられない』という方も多いのではないでしょうか。そんな老舗のDNAをしっかり受け継いだお店が、白石区〝南郷7丁目エリア〟にある「ラーメン豚丼処 二代目けけけ豚吉城」さんです。
ラーメンに並ぶ看板メニューが「札幌豚丼」。北海道産のロース肉を一度ロースターで焼き上げた後に、再度フライパンでタレに絡めて焼き上げていきます。タレはサラッとしていて、気持ち甘めの味わい。塩味の強いラーメンにもピッタリな、ちょうどいい塩梅でした。
店舗情報
店名:ラーメン豚丼処 二代目けけけ豚吉城
住所:北海道札幌市白石区本通7丁目北1-33 CCSビル
電話番号:011-866-1122
営業時間:11:00~19:00(L.O18:45)中休憩あり
定休日:水曜
駐車場:あり(建物左側5台、土日祝のみ建物右側5台)
キャッシュレス決済:-(券売機)
公式HP/SNS:公式HP / Facebook
外部サイト:-
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「おすすめ札幌豚丼」まとめ
今回は札幌市内にある〝豚丼〟の名店の中から、厳選したお店をご紹介させていただきました。
どこも 実績のある名店ぞろい、なので大きく外すことはまずないはず……!お店・タイプによって印象が全く変わるので、自分好みの一店を見つけてみてください♪
本場・十勝とはちがい、正統派からオリジナリティあふれる個性派までさまざまな「札幌豚丼」。できれば、何店も通って食べくらべてほしいところです。旅行などで長期間の滞在がむずかしい時には、ぜひ本記事を参考にお店を選んでみてくださいね。