【保存版】札幌のおすすめ「カレー」10選!スープじゃなくてルーカレー!
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
今回は札幌でおすすめの「カレー」をご紹介します。広い札幌にはおいしい飲食店がたくさんありますが、実はまだまだ知られざるお店がたくさん!世界の味を楽しめるお店や、本格的なスパイスカレーのお店など色々なお店が増えています。
この記事ではわたしが実際に食べておいしかったカレーをまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!なお同じカレーでも〝スープカレー〟については、別記事にまとめてあります。
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①:ルーカレー
Ruuuuu Curry GARAKU(ルーカレーガラク)
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「Ruuuuu Curry GARAKU」は、スープカレーの名店〝GARAKU(ガラク)〟が展開する欧風カレー店です。21種類以上のスパイスやガラクの代名詞である〝和ダシ〟をほんのり効かせた、パンチの強い超濃厚なカレーが楽しめます。見ため通りのハッキリとした味わいですが、しっかりコク旨・スパイシーで想像以上に食べやすかったです。
ルーカレーガラクが目指しているのは、地元に根付いた〝地域密着店〟。お客さんが通いやすい様にと、価格設定も比較的にリーズナブルになっています。大きなお肉がゴロゴロ乗っかっていることを考えれば、破格としか言いようがありません。
店舗情報
店名:Ruuuuu Curry GARAKU(ルーカレーガラク)
住所:北海道札幌市豊平区美園3条1丁目1-26
電話番号:011-376-1022
営業時間:11:30~15:30、17:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:あり(店舗前4台)
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:Instagram / X
外部サイト:-
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E-itou Curry(エイトカリー)
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カレー大好きな店主〝伊東さん〟が手掛ける、絶品カレーのお店「E-itou Curry(エイトカリー)」。手間を惜しまず丁寧に作るルーカレーが大人気のお店で、一口食べると露骨な程に伝わってくる〝ものすごいコク〟が大きな特徴です。
ブイヨンには〝鶏ガラ・手羽先・もみじ・豚骨・豚足など〟を使用していて、グツグツじっくり16時間以上も煮込むことでコク深さを生み出しています。またカレーはもちろん、オリーブオイルで揚げたカツなど、トッピングにも注目!特に人気No.1の〝手仕込みハンバーグ〟は、あふれる肉汁がたまりません。
店舗情報
店名:E-itou curry(エイト カリー)
住所:北海道札幌市豊平区平岸1条2丁目7-33
電話番号:011-555-4745
営業時間:10:00~14:30・17:00〜20:00(平日)、10:00~20:00(土日)
定休日:不定休
駐車場:あり(店舗横2台)
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP / Instagram
外部サイト:-
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clock(クロック)
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1993年創業のカレー店「clock(クロック)」は、札幌市民なら誰もが知る大人気カレー店。札幌一といっても過言じゃない〝超濃厚な〟カレーが食べられるお店で、その味は他店に類をみないほどインパクト大!その独特の味の虜となったお客さんは数知れず、毎日お客さんが絶えない正真正銘の人気店です。
クロックのカレーは足し算のカレー。たっぷりの野菜とフルーツをピューレ状になるまで煮込んで作られ、ドロッとしていてかなり濃いのが大きな特徴です。他店では味わうことのできないコク深さがありますが、うま味も塩味も油分も強め。ここだけは好みが分かれるところです。円山の裏側にあり観光で向かうにはちょっと不便ですが、気になる方はぜひ食べに向かってみてくださいね。
店舗情報
店名:clock(クロック)
住所:北海道札幌市中央区円山西町9丁目2-25 旭山プラザ1F
電話番号:011-642-2678
営業時間:11:30~22:00
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)、第一火曜
駐車場:あり(店前5台+第2駐車場)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:ホットペッパー
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②:インドカレー
Curry&Spice payokay(パヨカイ)
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「Curry&Spice payokay(パヨカイ)」で食べられるのは、南インドのカレー定食〝ミールス〟のみ。脂が多くドロッと濃厚な日本のカレーや北インドカレーとはまったくことなり、サラッと脂少なめで複雑なスパイスの風味や酸味を効かせた数種類のカレーが楽しめます。
構成はネパール料理のダルバートと似ていますが、味は似て非なるもの。基本のカレーは、ダル(豆のカレー)、サンバル(豆と野菜の煮込みカレー)、ラッサム(トマトとペッパーの酸っぱ辛いカレー)の3種類。ここにパパド(豆のせんべい)、ライタ(ヨーグルトサラダ)、甘~いココナッツチャトニ(ココナッツと野菜のペースト)、アチャール(苦味と酸味が効いたお漬物)などが加わります。
店舗情報
店名:Curry&Spice payokay(パヨカイ)
住所:北海道札幌市豊平区豊平2条4丁目1-43
電話番号:090-8394-8916
営業時間:11:00~17:00(L.O 16:00)
定休日:不定休(Instagramで確認)
駐車場:あり
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:-
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ONSEN食堂
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札幌の奥座敷〝定山渓〟の「豊平峡温泉」内にある食堂「ONSEN食堂」は、山奥にありながら連日行列ができるほど人気のお店。名物のインドカレーは、ネパール人シェフたちが腕をふるう本格派。味もさながらボリュームにも定評があり、溢れんばかりにたっぷり盛られたカレーと顔よりでっかいナンの組み合わせはインパクトがバツグンです!
ONSEN食堂は、カレーだけでなくお蕎麦も人気。店内の石臼で挽いた粉を使い、打ちたてのお蕎麦を提供しています。メニューには、カレーとお蕎麦を一度に楽しめる〝ハーフ&ハーフセット〟も。温泉に入らなくても、食事だけ楽しめることもあり、連日、特に秋の紅葉シーズンには長ーい行列ができることで知られています。
店舗情報
店名:ONSEN食堂
住所:北海道札幌市南区定山渓608-2
電話番号:011-598-2410
営業時間:11:00~21:00(インド料理)、11:00~14:00・17:00~20:00(和食)
定休日:無休
駐車場:あり
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:公式HP
外部サイト:ホットペッパー
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インドカレー ②:JYOTI(ジョーティ)
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「JYOTI(ジョーティー)The Door To India」は、インド人オーナー〝ソランキ・マハヴィルさん〟が営むインドカレー専門店。北海道内の有機・減農野菜を使用し、クセが少なく日本人の舌にあう味わいに。さらに塩分・油も控えめなので、体にもやさしいインドカレーが食べられます。
なかなかお目にかかれない〝インディアンデザート(全4種)〟に出会えるのも、魅力のひとつ。また〝インドビール〟や〝アーユルヴェーダホットドリンク〟など、他ではお目にかかれないドリンクメニューも豊富です。飲み放題付パーティープラン・デザートセットもあるので、あらゆるシーンで活用してみてください。
店舗情報
店名:JYOTI(ジョーティー)The Door To India
住所:北海道札幌市中央区南3条西4丁目16-1 ワカツキスクエアビル 7階
電話番号:011-596-0579
営業時間:11:30~20:00
定休日:なし
駐車場:なし
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:公式HP / Instagram
外部サイト:-
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③:その他カレー
Univers S.(ユニヴェールエス)
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琴似にある「Univers S.(ユニヴェールエス)」は、ハイクオリティすぎる洋食屋さん。野菜やお肉はもちろん、たまごにお米・油に牛乳まで、北海道内の生産者さん達から直接取り寄せた厳選素材を使用しています。特筆すべきは1ヶ月以上煮込んで仕上げた〝ソース〟で、これがまたメチャクチャおいしいんです!
メニューのひとつである「カレー」は、一般的なカレー・スパイスカレーとは全くの別物。一言でいうと〝野菜の甘さが主役〟のカレーです。野菜の甘みがもの凄く溶け込んでいて、まるで野菜のピューレを食べているかの様!適度な脂がコクを加え、また小学生でも食べられそうなくらいの程よい辛さが甘さを引きたてていました。これは食べるべき!!
店舗情報
店名:Univers S.(ユニヴェールエス)
住所:北海道札幌市西区二十四軒4条5丁目10-18 ライオンズステーションプラザ琴似 1F
電話番号:011-676-7886
営業時間:11:30〜21:00
定休日:日曜・月曜・祝日
駐車場:あり(店前1台)
キャッシュレス決済:各カード可
公式HP/SNS:Instagram
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カラバトカリー
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メニューは、なんと1種類だけ!パキスタンカレー一本で勝負するカレー屋さん「カラバトカリー」。札幌の奥地にありながら人気が絶えない繁盛店で、この味を求めて車を走らせる人が続出するほどの人気店です。店舗側面にある「果ての果てまで行ってみないか これが現地の味」の看板は、見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
カラバトカリーのパキスタンカレーは、トマトと玉ねぎの水分だけで5~6時間も煮込んだコク深い〝無水カレー〟。ホロホロっとくずれる鶏肉は、とっても柔らかくてスパイシー!オイルをまとわせ、コク深く仕上がりでした。前述のとおりメニューは1種類しかないため、オーダーの際はカレーの量を選ぶだけで完了です。
店舗情報
店名:カラバトカリー
住所:北海道札幌市南区藤野2条12丁目6-1
電話番号:011-596-1117
営業時間:11:30~20:30
定休日:水曜・日曜
駐車場:あり(店横3~4台)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:ホットペッパー
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Pani cafe(パニカフェ)
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中央区の「Pani cafe(パニカフェ)」さんは、知る人ぞ知る〝スリランカカレー〟のお店。スリランカ旅行に行った際に食べたカレーがきっかけとなり、帰国後に旭川でカレー屋さんを営むスリランカ人のカレー屋さんで修業。2014年12月のオープン以来、札幌市内で唯一無二の2色のカレーを提供しています。
「黄色いカレー」は、強い野菜の甘みとココナッツの風味が豊か。「赤いカレー」は、ヒリヒリするくらいの強い辛さが特徴的。それぞれおいしい2つのカレーですが、混ぜ合わせることで「オレンジのカレー」に大変身!味が調和して、とってもマイルドになるんです。ここでしか味わえないスリランカカレーを、ぜひ楽しんでみてくださいね。
店舗情報
店名:Pani cafe(パニカフェ)
住所:北海道札幌市中央区南19西7丁目3-26
電話番号:011-206-7189
営業時間:11:30~15:00
定休日:木曜・金曜、不定休(SNSを確認)
駐車場:あり(店横2台)
キャッシュレス決済:-
公式HP/SNS:Instagram
外部サイト:-
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イエティキッチン
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「イエティキッチン」では、ネパールの国民食と言われる〝ダルバート(豆のスープとご飯を組み合わせた料理)〟が食べられます。ダルバートは日本でいうところの〝定食〟にあたるもので、基本の味はスパイスが効いた カレー風。アチャール(辛口の漬物)やタルカリ(おかず)と一緒に、ごはんに混ぜながらいただきます。
腕をふるうのは、ネパール出身の店主クリシュナさん。日本人の舌に寄せていない、現地の味を再現した料理が食べられます。砂糖は使わずどれもスパイスが効いていて、物足りなさはまったくなし!唯一のデメリットは、営業日数が少なくさらに営業時間が短いこと。タイミングが合えば、ぜひ向かってみてくださいね。
店舗情報
店名:イエティキッチン
住所:北海道札幌市豊平区豊平7条8丁目1-17
電話番号:011-827-6615
営業時間:18:00~21:00
定休日:日~木曜
駐車場:あり(店舗前・夜のみ 6-9番)
キャッシュレス決済:PayPay
公式HP/SNS:Instagram / X
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そもそも「ルーカレー」って何?
札幌では「ドロッとしたとろみのあるカレー」のことを「ルーカレー」と呼びます。
一般的には、ドロッとしたカレーは「カレー」ですよね。これは、サラサラのスープカレーが人気の札幌だからこその呼び方。自然と生まれた言葉だけに、このことに気づいていない札幌の方も少なくありません。
今回は、札幌市内のカレー屋さんの中から、厳選したお店をご紹介させていただきました。どこも実績のある名店ですが、名店には郊外店が多いことだけがネックです。向かうのが大変なお店も多いですが、その分ひと味変わったおいしいカレーが食べられるのでぜひチャレンジしてみてくださいね!